DTMコピー#1 Miley Cyrus - Prisoner (Official Video) ft. Dua Lipa
アレンジやサウンドの作り方の引き出しを増やしたいなと思っていろんな楽曲をコピーしてみることにしました。
今回は第一回目。
こちらがオリジナル↓
Miley Cyrus - Prisoner (Official Video) ft. Dua Lipa
Miley Cyrusのハスキーでパワフルな歌声すごく好きです。
Dua Lipaは毎日聴いています。
大好きな80'sっぽいサウンドも相まってこの曲はコピーする以外考えられません。
YouTubeの概要欄にも書きましたが、今回使った音源やエフェクトは以下のような感じです。
使用したエフェクトなど
空間系エフェクト: Logic内蔵エフェクト
音圧系エフェクト: iZotope Ozone
シンセ音源: Logic内蔵音源 & Massive(Native Instruments)
ドラム: splice.comのサンプル
キック
キックはアタック感を出すためのものと低音を補充するものの2つが重なっているように聴こえました。
そして1Tickか2Tickぐらいタイミングをずらして配置しています。
アタック感があるキックを先に配置して、低音のキックを後ろに置いています。
どちらもSplice.comの音源を使用。
スネア
スネアはキレのあるものを使用。
EQ等は特に触っていません。
こちらもSplice.comのサンプリングを使っています。
ところどころで入っているタムのフィルはBDF3で音を作っています。
ベース
ベースはシンセベース。
Native InstrumentsのMassiveでプリセットの中から似たようなサウンドを探して、微調整して音色を近づけています。
なかなか音の太さが再現できなかったのでLogic内臓のベースアンプを通してみたところ結構良い感じにベースっぽさが出ました。
更にLogicの「Spreader」というエフェクトを使って若干左右に広がりをもたせています。
シンセベースをベースアンプに通すと良い感じになる
が今回の最大の学びです(笑)
シンセサイザーのサウンド
シンセサイザー系はほとんどMassiveを使っています。
ベースサウンドを作った方法と同じ様に基本的にMassiveのプリセットから近いサウンドを探して、つまみを触って調整していく感じです。
まとめ
・シンセベースをベースアンプに通すと良い
・空間系エフェクトは一度バウンスして残響をバッサリカットしたり逆再生したりしてメリハリを出す
・ドラムとベースはすごく大事
今回覚えたLogicのショートカット
複数のmidiノートのベロシティを一括で揃える: 複数のmidiノートを選択してsift + alt + cmd + ベロシティをドラッグ
選択したmidiノートを次のmidiノートまで伸ばす: shift + \
選択したリージョンの範囲でループ再生: cmd + u
リージョンをTick単位で移動させる: alt + 矢印キー
新たに発見した機能
splice.comでゲットしたオーディオサンプルをキックのトラックにペタペタ貼って作業していたのですが、同じタイミングで別のキックの音をもう一つ鳴らすのにまたペタペタ貼るのはとても効率が悪い気がして機能を探したところちゃんとありました。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/logicpro/lgcpc6df7141/mac
ペタペタ貼ったキックのオーディオからmidiデータを生成してくれる機能です。
midiデータにすることでコピペして音源だけ差し替えれば同じタイミングで別の音が鳴らせます。
スネアやハットでもできるのですが、一応ドラムトラック専用っぽいので和音を鳴らすような楽器は厳しいんじゃないかと思います。
メニューバー「Track」>「Replace or Double Drum Track」とするとオーディオデータをmidiデータにしてくれます。
作成されたmidiトラックにはLogicのサンプラーがアサインされています。
サンプラーをクリックして一度「Recall Default」をクリック。
そしてサンプラーのZoneタブに移動してからトラックに貼っていたオーディオリージョンをドラッグアンドドロップすればmidiデータのタイミングで先程のサンプルが鳴るようになります。
文章で説明するのが難しいので近いうちに動画にしたいと思います。
次回はThe WeekndのBlinding Lightsにしようと思います。
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