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【じーじは見た!】前編:日経テレ東大学成功の方程式とは⁉(番組が終わっちゃう!)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

テレ東大学は、ABEMAの豊富なコンテンツと比べると見劣りするでしょうが、じーじのような還暦過ぎた者が見ても、Z世代の若者が見ても学びになる番組でした。

高橋弘樹プロデューサーが見つけてくる番組出演者がとても良かったです。

過去形なのが寂しい限りです。テレ東大学が終わってしまいます🥲

実業家や研究者として一流で世界基準で戦って成果を出している日本の若い人を探し出して出演させる凄腕!高橋弘樹さんがテレ東を退社するそうです。

退社が先か、テレ東大学打ち切りが先(理不尽)だったのかは知りません。

マスコミで重宝されている重鎮の評論家を連れてきて、結果が出てからの後出しジャンケンで批判だけするテレビ番組に幻滅していた若い人を熱中させる番組でした。

だけど、テレビ局という既得権益には面白くなかったのかもしれませんね。

我々昭和人にも学びが多くてじーじは大好きな番組でしたから打ち切りは残念でしょうがありません。

数百回程度の視聴だったテレ東大学が、既得権益に挑戦していこうとする「若者の知恵」を全面に出して百万回視聴を超えるコンテンツを世に送りだせるようになった成功要因をじーじなりに分析してみますね。

終わってしまうのが、本当に残念です。

✅これだけブレークする人を見つけてきた凄腕⁉

成功の方程式の第1は、高橋プロデューサーの企画力・目利き力(ブレークする人を見つけて連れてくる)でしょうねえ。

成田悠輔さんをテレ東大学のRe:Hackに連れ込んでひろゆきさんとのMCコンビを作ったこと。

政治や経済界、はたまた芸能界からゲストを呼んできてディスカッションする真面目な「雑談」番組という企画と高橋プロデューサーの目利き力が凄かったと思います。

最初番組のテコ入れのためにテレ東大学が目を付けたのはひろゆきさんでした。

ひろゆきさんは、人を挑発するような言動で相手をやりこめる(論破する)ことが若者に受けていましたが、ひろゆきさんだけでは、テレ東大学の登録者100万人突破はなかったかもしれません。

成田さんをひろゆきさんとのダブルMCに指名したのが良かったと思います。

成田さんは厳しい視点の発言はあるものの、EBPM(エビデンスベースドポリシーメーキング)を専門にされているだけあって、相手の理屈もしっかりと言語化して相手の考えも認める言動(ひろゆきさんのように相手の言動を否定して挑発しない)をされるので、いろいろな方面で重宝されました。

その成田さんもテレ東大学からもAbemaからも引退宣言、それもショックでした。

成田さんを軸に米国に飛び出していった日本の天才たちを次から次に探してきて番組出演させた高橋プロデューサーの手腕は見事でした。

科学的根拠をベースにしたロジックで話をする人を中心にゲストを探してきて、昭和人が好きな根性や属人の成功体験を無視した番組づくりがじーじには心地よかったです。

✅2023年のブレーク予想は早まったかな?

成田悠輔さんの弟、成田修造さんは、クラウドワークスのナンバー2の安定したポジションを捨てて新たなチャレンジを始めるそうです。

じーじはこんな👆予想をしていたのですが、修造さんがフリーになってメディアへの露出が増えるのであれば、成田悠輔さんに代わって彼は面白い存在になるかもしれませんよ。

テレ東大学で「新しい義務教育」の番組タイトルでピラめきパンダではなく高橋プロデューサー自身がMCを務めていた番組に成田修造さんが登場した際の動画👇を紹介します。

若くても既にクラウドワークスという東証グロース上場企業のナンバー2として「マネジメント」経験をされてきたので、単なる頭でっかちとは違う経験に裏付けられた理論武装に感心してしまいます。

成田修造さんが「リクルート」「サイバーエージェント」の若手抜擢の組織運営の強さを語っている部分にURLを合わせてあります。まず、これをちょっと聞いてもらえますか?(日経テレ東大学のコンテンツは全て削除されてテレ東大学はなかったことになるみたいなので是非見ておいてください)

※成田修造さんの動画が削除されたのは残念!

動画削除することないじゃない!

もうひとつ「Disagree but Commit」の話をしているところにURLを合わせてあります。これもちょっと聞いてみてくれませんか?(若い力で起業やイノベーションに向かう応援歌のような番組だったのに既得権益の逆鱗に触れると「無かったこと」にされたら、若い人がみんな萎縮しちゃいますね)

※恐れていたとおりのことになっていませんか?

成田修造さんのテレ東大学出演動画はどれも若い人応援歌だったのに!

どこの会社にもいますよね。「ほら見たことか、俺は失敗すると思っていたんだよ」と結果が出てからの後出しジャンケンで批判だけする人。

そうじゃなくて反対意見をもっているのならそういう人は飲み屋でくだを巻くのではなく、役員の方に反対意見を述べて意見を戦わすことが大切で、戦わせた後で納得したのならみんなでその方向にガーと行くのが理想と語る若き経営者。素晴らしい!

Abemaを始める時のサイバーエージェントの藤田さんの考え方、Abemaは全員「Yesマン」でスタートしたという話も面白いですね。

戦後復興は、まさしくこのオールYesマンの上意下達で「違う意見を持つやつ」を村八分にして突き進んできた成功体験でした。

多様性を排除してきたことで今の日本の閉塞感がある訳ですが、スタートアップのような企業にも多様性がいるかと言えば、藤田さんのようにオールイエスマンの方が良いケースもあるという話は実に面白いです。常に考え方は多様でなければならない。

第2の成功要因は、こういった真面目な話を、それなりの時間の番組として聞けるのがテレ東大学の魅力だったことだと思います。真面目な「経済の徹子の部屋」的魅力がありました。

✅若い人の中にこそ日本の光がある⁉

テレ東大学の面白さは、成田修造さんの例ではないですが、若い成功者が、単に特定の技術や自分の手柄話をするのではなく「マネジメント」の実践経験を科学的根拠で語っているという点にありました。

財界の大御所が語るのではなく、若い成田修造さんが語るからこそ、若い人にもじーじのような昭和人にも響くのだと思うのです。

頭でっかちの知識をひけらかす若者ではなく、経験に裏付けられた「知恵」を持っている若者にフォーカスをしてきたのがテレ東大学でした。

第3の要因は、若くても知識だけでなく「知恵」と「実体験」のある人をフォーカスしてきたことでしょうかねえ?

成田修造さんのような若い人が持っている知恵の素晴らしさに気づく場としてのテレ東大学には、我々のような昭和人でも若い人の知恵を共有できる機会としての値打ちがあったとじーじは思うのです。あ~あ、残念。

後編では、Re:HACK以外にテレ東大学にはどんなシリーズがあったのか、そのコンテンツを見て、もう少し人気になった秘密を探ってみましょう。

つづきを読む

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(感謝)

▼北九州市の職員であり、『NPO法人好きっちゃ北九州』で「あそぼうさい」(遊ぶ×防災)といった取り組みをされている入門真生さんの記事の中でじーじを紹介いただきました。公務員の副業もどんどん可能にして日本の世の中がもっともっと良くなっていけばいいですね。入門さん、ご紹介ありがとうございます。

【じーじのもろもろ】日本のNPO法人がピンチです⁉

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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▼「じーじは見た!」シリーズのサイトマップができました。

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