【じーじ感激！】 90歳の伯父さん
「その時あなたは何してた？」シリーズが完結してしまいました。
心にぽっかり穴が⁉ でも、気を取り直して、noteを続けていくために新しいシリーズ「じーじ感激！」を始めます。
このシリーズもどうぞよろしくお願いします。
私の父は60歳の時に膵臓がんで亡くなりました。
昔は兄弟姉妹が多く、父は、男4人女３人の7人兄弟の三男で上から3番目です。次男の伯父さんと父は、兄弟の中で一番気の合う仲で、囲碁仲間でもありました。
父は、今の平均寿命から考えると本当に若くして亡くなってしまったのですが、伯父さんは90歳にしてまだまだ元気で聡明です。
趣味の短歌が新聞や雑誌によく掲載されています。
先日も【角川歌壇 村澤光一郎選】のコピーを手紙に添えて送ってくれました。
特選の一番に伯父さんの短歌が選ばれていました。ここで紹介します。
「平成史」なる書を読みて思うこと戦争知らぬ人らの政治
（選後評）「平成史」なる本を読んで、政府与党の閣僚たちが戦後生まれであることを改めて知った。三句で切って「戦争知らぬ人らの政治」を吐き捨てるように体言止めにした下の句が多くのことを物語っている。端的で批判精神が光る。
伯父さんが、パソコンやスマホを使いこなせる世代なら、新聞や雑誌に応募するだけでなく、インターネットで短歌を公開すれば、きっともっと沢山の人に興味をもってもらえるだろうに、惜しいなと思うのです。
ユーキャンの漢字検定講座
コロナ禍でしばらく帰省していませんが、前回の帰省時に伯父さん宅を訪ねたら、テーブルにはユーキャンの漢字練習帳（漢字検定講座）⁉
「伯父さん、漢字の勉強してるの？凄いですね！」
「漢字を勉強しようと思うだけでなく、通信講座を申し込んでやっちゃう、その行動力がすごい。」
「いやいや、大したことないんや」と言いながら漢字の書き取りをされていた。90歳にして、この勉強熱心さには、本当に感心する。
父が生きていれば、きっと良き囲碁の相手だったろうと思う⁉
元気な伯父さんに「じーじ感激！」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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