見出し画像

台湾大好き             我真的好愛台灣

No. 205  ビジネス雑記帳 (4) 業務筆記本(4)

忘却力が大暴れする前に             健忘力橫衝直撞之前

これまでに台湾で見聞きしたことや経験してきたことを書きつずってみたいと思い立ちました。

我想寫下我在台灣所見所聞以及迄今為止的經歷。

少しの努力もしないのに、近頃とみに「忘却力」が発達し、大切なことが「無かったこと」になっていきます。

即使我沒有做出任何努力,「健忘的能力」最近也得到了發展,重要的是「沒有」。

それでも、僕の灰色の脳細胞は、きちんと記憶するまでは人より時間がかかるけれど、いったん記憶細胞にストックすると、こんどはなかなか忘れない特質があるらしいのです。

即便如此,我的灰色腦細胞需要比人類更長的時間才能正確記憶,但是一旦儲存在記憶細胞中,它們似乎具有我永遠不會忘記的特徵。

台湾で経験したあれやこれやについては、灰色の脳細胞が独自の特質を生かして記憶をたどってくれることを期待しながら、筆を起こします。

我將寫這篇關於我在台灣經歷的文章,希望灰腦細胞能夠利用它們的獨特特徵來追踪記憶。 

張ファミリーのことからはじめます        從張氏家族開始

台湾を語るうえで、絶対に忘れられない、絶対に忘れてはならないファミリーがいらっしゃいます。高雄の張ファミリーです。

在談論台灣時,有些家庭是絕對令人難忘的,絕不能忘記。高雄的張氏家族。

僕が台湾に出入りしはじめて、今年が33年か34年目です。そのうちの、今からさかのぼっての31年か32年間、張ファミリーとは途絶えることなくずうっと交流が続いています。とてもとてもありがたいことです。

自從我進出台灣以來,這已經是33或34年了。從現在開始的31或32年中,我一直與張家人互動很長時間。我非常非常感謝。

台湾中を連れ歩いていただき、いろいろ教えて下さり、美味しいものをたっぷりごちそうしてくださいました。

他帶我環遊台灣,教給我各種各樣的東西,並享受了很多美味的食物。

今もそうです。僕の家族は今年2020年の正月を高雄で過ごしました。一度見ておきたいと思っていた奇美美術館に連れて行ってくださいました。感動しました。それから美濃で立ち寄ってくれたローカル色豊かな食堂、旨かったなあ。家族を代表して、改めてお礼を申し上げますね。

情況仍然如此。我的家人今年在高雄度過了2020年新年。他帶我去了奇異博物館,我想看一次。令我印象深刻。之後,在美濃停留的當地食堂很美味。我謹代表我的家人再次感謝您。

張ファミリーを一言で言い表すことはできませんが、間違いなく優れていることは、教育熱心で統制がよく取れたご一家です。これからも折に触れて張ファミリーの人々のことをお書きしていきます。

我無法用一個詞形容張氏家庭,但是絕對可以說,這是一個受過良好教育,控制良好的家庭。我將繼續不時寫關於張氏家族的人們。

最初の洗礼、西本三杯
首先祝福、西本三杯

そもそも僕が台湾にアプローチしたのは観光ではありません。33年から34年前に担当したプロジェクトの関係で出張したのが始まりで、スタートはビジネスです。

首先,我不是去台灣旅遊。由於33到34年前負責的項目,我開始出差,而開始就是商務。

それから2、3年して張ファミリーと出会うことになります。

幾年後,我會見到張家人。

人間のご縁って本当に不思議だと思います。張ファミリーと出会ったのは高雄ではなく大阪なのですから。

我認為緣份很奇怪。我在大阪而不是高雄遇到了張氏家族。

張ファミリーが経営する会社、「越麗固有限公司(ELYCOAT)現在の社長は 張怡適さん」が、僕が勤めていた会社の商品を台湾で広めてくださることになりました。嬉しかったですよ!

由張氏家族經營的公司,「越麗固有限公司( ELYCOAT)現任社長是張怡適先生」,將傳播我在台灣工作過的公司的產品。當時我真的好開心!

取引上の取り決めを済ませて、僕ははじめて「越麗固有限公司」にビジネス出張しました。

完成業務安排後,我第一次出差到「越麗固有限公司」。

お得意先に営業責任者の張宏銘(Hommy)さんと同行ご挨拶とPRが目的です。台北、台中、台南と三日がかりで西海岸を半周しました。

目的是陪同客戶與銷售經理Hommy先生打招呼和進行公關。在台北,台中和台南的西海岸繞了三天。

飲みつぶれました                喝死了

高雄の本社に帰ってみると、当時の社長、張良金さんが「ご苦労ディナー会」を開いてくださるという嬉しいお誘い。喜んで参りました。

當我回到高雄的總部時,我很高興聽到時任社長張良金先生將舉行一次「辛苦辛苦晚餐聚會」。我很高興來。

内輪でちょっとした食事会だろうと思っていました。会場に行ってみると、大円卓が3台。

我以為這將是內圈的小型晚宴。當我去會場時,有三個大圓桌。

こんな席が初めての日本人としては、びっくりしました。

我為第一個擁有這樣一個席位的日本人感到驚訝。

食事会が始まって30分くらい経ったころ、張社長が立ち上がって出席者に何か伝えています。聞いている僕は何も分かりません。

晚宴開始後約30分鐘,張社長站起身,向與會者說了一些話。我聽的時候什麼都不知道。

張社長のスピーチが終わると、出席者が一人ずつこの僕にご挨拶に来られました。紹興酒用のグラスを手にして。

張先生講話後,與會人員們來一個接一個地問候我。拿起一個紹興酒杯。

それから一人ひとりと台湾式乾杯です。30人と。それが3周。

然後每個人都台灣乾杯。有30人。那是3圈。

飲み終わったところまではだいたい覚えています。

我幾乎記得直到喝完為止。

あと、気が付いたのは翌朝。ベッドでネクタイを締めて靴を履いたままホテルのベッドで眠っていた!という訳です。

另外,我注意到第二天早上。我睡在旅館的床上,繫著領帶,穿上鞋子!這就是為什麼。

西本は3杯ずつ乾杯したということから、「西本三杯」のニックネームを頂戴したという一席。お粗末でした。

由於西本一次烤了三杯,他被暱稱為「西本三杯」。

あの夜、誰が僕をベッドまで担いでいってくれたのか、いまだに不明です。完璧なる討ち死にでした。

還不清楚那天晚上誰帶我上床睡覺。那是一次完美的戰死。

今日もビジネス雑記帳をご覧いただきありがとうございます。

感謝您今天訪問我的商務筆記本

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?