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占いで一番大切なこと❣️実践編 〈その9〉日干が辛(かのと)のあなた!

自分で占うシリーズの第9回目です。東洋占術の基本として日干を割り出してここからみなさんの性格やパーソナリティを解説しています。よかったらお付き合いください。

ご自分の日干をお知りになりたい方は、〈日干カレンダー〉と検索してください。生年月日を入力して、お生まれの日の干支を調べますと日干が分かります。

さて、今回は、金性の陰星である〈辛・かのと〉についてご説明します。金性の陽星は山に蔵する鋼材、鉄の塊です。これに対して、金性の陰星の〈辛・かのと〉は、金や銀や宝石を意味します。現代的に理解しますと、ガラスと解釈して間違いではありません。

いずれにしても、〈辛〉はきらびやかで、華やかで、やさしい美感に彩られています。表面的にはつつましやかですが、内的にはシャープな感性と知的な要素をもっています。

◇ 日干が辛の人の特徴 ◇

・ 穏やかでやさしい気質をベースとする人たちです。感受性が強いので、ときには神経質な人と見られることもありますが、この感受性の豊かさこそが辛の人の魅力なのです。

・ 男女ともにさわやかなイメージがあって、やわらかなキャラクターが多くの人から支持され愛されます。受身に回って可愛がられるタイプの代表格ともいえます。

・ 人生をアグレッシブに挑戦するよりも、周囲の環境や人間関係の中でやさしく育まれながら生きる人です。生活環境から影響を受けやすい人ですし、周囲の人たちの意見に対してあらがうことを苦手とします。したがって、自分の性格をよく理解して、進路進学を見定めることが求められます。

・ 辛のタイプは、独特な雰囲気をもつ人も多く、自分の個性をある程度明らかにして社会へ出ることを目標にしましょう。また、社会人の場合にも今一度このままの仕事でいいのか、ご自分のパーソナリティに照らして適職を考えてみることもよいでしょう。

・ 誇り高い性格でありながら、人の流れ、時間の流れ、社会の流れに合わせようとする適応力の高さがあります。このことが逆に作用しますと、平凡でありきたりな生き方に埋もれてしまう可能性があります。この場合は苦労の多い道のりになりますので要注意なのです。

・ 日干が辛(かのと)の人は、感受性の強い、誇り高い人間性をもって、さわやかな生き方を貫く人です。社会に出たら好き嫌いをはっきりさせて、自分は何のために生きているのかを問いかけながら、こだわりのある人生を歩んでいただきたいと思います。

・ 世の中の人たちのモデルともいえるスマートな生き方をめざします。平凡な生き方に流されるのではなく、生まれもった誇りを胸に、たくさんの人の中で輝きをもって生きることを目標にしましょう。そのためには、国家資格などを取得して自分の立場を明らかにすることもよいでしょう。周囲からの影響をそのまま受けるのではなく、専門的な仕事に就くことで一定の距離を置けるからです。

・ デリケートでやさしい人柄が多くの人から愛される反面、傷つきやすい一面を持ちます。営業の成績が求められるような仕事では、強いストレスがかかることもあります。基本的に競争社会を生き抜くには多少の苦労があるとご理解ください。

◇ 日干が辛の有名人 ◇

元SMAPの草なぎ剛さん、嵐の相葉雅紀さん、この2人のさわやかなタイプは、シャープな印象の辛の男性を代表するとみてよいでしょう。

歌手でタレントのGacktさん、プロ野球のイチローさん、感受性の強さでいうと元総理の小泉純一郎さんを上げることができます。

女性では、中高年の男性に支持の高い石田ゆり子さん、元アイドルながらお茶の間の人気を得る指原莉乃さん、わが国を代表する女優の吉永小百合さん。政治家の小泉進次郎さんとご結婚された滝川クリステルさんらがいます。

この人たちに共通するのは、ファッションにも、人間関係にも、スマートなこだわりがあって、華やかさが印象的であるということです。これが日干が辛の方の特徴であるのです。ぜひ、ご参考になさってください。

次回は、水性の陽星である〈壬・みずのえ〉について解説を行います。引き続き、占いの基礎をお楽しみください。 鑑定士 芦田ひろし



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