シンガポール、駐在意義とは

シンガポールではコロナ患者数の規模が少ない(↓gov.sgより)感じですが非常に慎重なため、仕事は「在宅が基本」と政府から通知が出ております。そのため、現在、駐在かつ在宅勤務です。参考までに平日の一日を記載します。

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家族構成は、3歳(ローカル保育園)、7歳(インター校、6月初旬ー8月中旬まで夏休み😅)、妻、私。

駐在員の一日

7時 皆起床 ー 子供は起きるわけなく、7時40分頃起床

パパ:朝ごはん作り、下の子の保育園準備。上の子は夏休み中で6/21からサマーキャンプなのでその準備。子供が朝食中に会社メールチェックし返信可能であれば実施(隙間時間の活用)。

8時20−30分 パパ下の子の保育園へ出発徒歩15分程。上の子はママとコンドのエントランスでサマーキャンプのお迎えバスへ。送迎有りは助かる。もちろん$が必要です😂

9時頃帰宅し仕事に全集中。毎日オンライン英会話を実施。在宅だと家族と日本語喋る機会が多いので。

11時30分 ランチを買いに外出。運動&リフレッシュを兼ねて外へ。ランチ代は通常のお店へ行っても妻と二人で3000円近く払っておりますが、その分洋服、お出かけなどの費用を削ってバランスを取ってます😅ここはお店が多く皆買っているので釣られて買っちゃいます。シンガポールは冬服がいらないので節約できる!

15時30分頃まで仕事をし、妻は下の子をお迎えへ、私は上の子がバスで帰ってくるのをお迎え。夕食担当なので下ごしらえを実施。日本から持参したホットクックは欠かせません!変圧器を用いて使ってます。

イギリスとの会議も多いので日によっては17時から20時、USも含めた会議の時は20−23時で会議があるのでその日の予定によってうまく家族時間を確保してます。

在宅勤務下の駐在意義(個人の観点)

在宅勤務がデフォルトだと駐在の意味がないのでは。。との声を頂きます。正直私も来たばかりなのでわかりません。ただ、個人としてはもの凄い良い経験。それだけで十分ではないでしょうか。駐在員に求められる業務は日本にいた時よりも幅広くかつ重要な役割となります。私の場合、日本が本社なので時には現地法人に厳しい態度を取らざるを得ないこともありますが、その際のコミュニケーションのやり方一つとっても自分でしっかり考えるので良い経験です。英語でのやり取りですしね。。さらに家族のこともしっかりケアしながら仕事をするので人間力がアップすることは間違いないと思います。これは在宅、オフィス勤務に関わらずですので個人の成長はもの凄いと思います。個人が成長し、将来会社や社会へ還元する循環は変わらないと思いますので私は一定数の駐在員は必要と思います。

シンガポールで働いていると、日本への旅行や日本食が好きな方はたくさん出会いますが、日本企業や日本人の考え方、働き方に注目している方にはまだお会いしてません。欧米のグローバル企業で働いたことのある経験者がほとんどで、そこでのやり方がスタンダードとなっているため、日本企業のやり方に違和感を持たれている方が多いのではないでしょうか。駐在員の役割の一つとして、グローバル企業(非日系)での考え方(意思決定スピード/フロー、リスクテイク/マネジメントなど)を経験者から学び、どのように日系企業へ反映することができるか、このあたりも重要だと思います。欧米のグローバル企業のやり方やグローバルスタンダードを学び、日本人、日系企業の強みを駐在中に明確にしたいと思います。

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