大豆、4か月ぶりの安値から反発

大豆先物価格は、アメリカ農務省（USDA）が高温乾燥の気象条件により大豆収穫の見通しを下方修正したことに応じて、バッシェル当たり12.9ドルを上回る水準で反発しました。米国の大豆収穫の見込みは、1エーカーあたりの平均収量が前回の見通しよりも低い結果となり、4.1040億バッシェルとなりました。これは1エーカーあたりの平均収量が49.6バッシェルで、以前の見通しは4.1460億バッシェルと1エーカーあたりの平均収量が50.1バッシェルでした。

以前、大豆価格は既にブラジルからの供給が充実している中で、米国の大豆収穫が進行したことから、12.5ドルの4か月ぶりの安値に達しました。ブラジルは過去最大の大豆収穫を経験しており、政府は2023/24年の季節にもさらに大量の大豆が収穫されることを期待しており、年間比で4.8%の増加で162百万メトリックトンに達すると予想されています。