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10minutes_Writing 34日目「リハビリテーション~目標設定~」

こんばんは。たまにはリハビリテーションについての記事も書こうと思い、noteを開きました。私にしては珍しく、本業であるリハビリテーションをテーマに書こうと思いました。そのわけは、実習生の症例発表でリハビリテーションの目標が「職場復帰」だったから(チコちゃん風)

結構多いと思います。最終目標を「職場復帰」と設定している事。それ自体は何ら悪いことではありません。学生さんでも、そのような目標を立てた方が治療プログラムの筋道が通りやすいし、効果判定も行いやすいです。

だがね………症例の資料の中で、その職業について、例えば「事務員」とか「料理人」とか、職業の名前しか挙がってない事、多くないですか?

対象者の職場がどのような環境か、対象者はどのような動きをしているのか。そして、どのような機能、能力がどの程度回復すれば職場復帰できるのか。こういったことが大切であり、それが分からなければ、目標に設定された「職場復帰」の是非がわからなくなってしまいます。

これは、プロのセラピストにも言えることです。対象者の生活、環境、職業に対しての考察が不十分であり、身体機能に対するアプローチに傾倒しがちです。皆様は、対象者の生活環境、活動を把握してますか?😆

身体機能をみることも大切ですが、その対象者の置かれている環境にも目を配れると、より良いリハビリテーションが提供で切ると考えています。それでは本日もお読みいただきありがとうございました┏○ペコッ

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