痛みの強さと心理的要因の関係における中枢性感作の媒介効果: 媒介分析を用いた横断的研究

The Mediating Effect of Central Sensitization on the Relation between Pain Intensity and Psychological Factors: A Cross-Sectional Study with Mediation Analysis
痛みの強さと心理的要因の関係における中枢性感作の媒介効果: 媒介分析を用いた横断的研究

Hayato Shigetoh , 1,2 Yoichi Tanaka,1 Masayuki Koga,1 Michihiro Osumi,3 and Shu Morioka1,3
1 Department of Neurorehabilitation, Graduate School of Health Sciences, Kio University, Nara, Japan
2 Miura Internal Medicine Michiko Pediatrics Clinic, Marugame, Kagawa, Japan
3 Neurorehabilitation Research Center, Kio University, Nara, Japan

<目的>
CS が心理的要因と痛みの強度の関係をどのように媒介するかを明らかにすること
 
方法>
・横断研究
・首、肩、腰、膝などの筋骨格系の痛みがある 16 歳から 86 歳の患者20 人
・除外基準は、脳または脊髄損傷、神経疾患、または認知症と診断された患者
・PCS-4、HADS、TSK-11、CSI、SFMPQ2を評価
・心理的要因と疼痛強度の関係に対する CSI の間接的影響を評価するために、媒介分析を実施(媒介変数なしで独立変数が従属変数に与える影響を評価、独立変数が媒介変数に与える影響を評価、独立変数と媒介変数の両方が従属変数に及ぼす役割を評価)
 
 
結果>
PCSとSFMPQ2-totalの関係はCSIによって部分的に媒介されていることを明らかにした。さらに、HADS-不安、HADS-抑うつ、およびSFMPQ2-totalの関係は、CSIによって完全に媒介されていた。


<感想、学び>
疼痛と心理的要因の間には中枢性感作症候群が媒介要因として成り立つ。
中枢性感作症候群は、様々な要因から増悪すると言われている。疼痛強度にとらわれず、心理社会的要因や生活習慣など多方面からの患者支援は疼痛に対して有益と改めて考えることが出来た。
 

今日も最高の一日に。

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