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【BARS】木曜日のチキンとトップレスのコルベット(Westside Gunn - "Shawn vs. Flair")

【今回のポイント】

Left out that fed cell, did the impossible, incomparable
Hundred drumsticks and silencers came optional
Shit sound unstoppable, they duckin' and dodgin'
Topless Corvette parked in front of the masjid
ムショを出て 誰にもできないことをやったぜ
100本のドラムスティックとサイレンサーがオプションでついてきた
誰にも止められないみたいだろ 奴らはしゃがんで避けてる
トップレスのコルベットをモスクの前に停めてる

 ◆昨年大活躍だったGriselda勢の一人=Westside Gunnのアルバム『Pray for Paris』から
 ◆"fed"は「警察」など国家権力を指すことから、"fed cell"「刑務所」と考えてよい
 ◆"the + 形容詞"「…なもの/こと」の意味になる
 ◆"drumsticks"が表すのは文字どおりドラムスティックと、フライドチキン。この曲のフックは以下のとおり

Ayo, you ever ate burgers on a Wednesday? (Wednesday)
You ever ate chicken on a Thursday? (Thursday)
Flygod the illest nigga, per se (Per se)
Pardon my motherfuckin' wordplay (Ayo)

 ◆"topless"屋根が無いことの暗喩
 ◆"masjid"「モスク」

今回の動画でお伝えした内容はここまでです。この先、動画の内容に関連する内容をお読みいただけます。英語の話かもしれませんし、音楽の話かもしれません。何が出るかはお楽しみ!

【今日の一言】

「刑務所」で思い出したんですが、最近ようやく心の準備が出来てNetflixの『ボクらを見る目』(原題:'When They See Us')を観ました。虚偽の自白を強要されるシーンもさることながら、あの刑務所のシーンは痛ましかったですね…。自分がコーリーの立場だったらどうなってしまうだろうと考えてしまいました。とてもじゃないけど耐えられず、舌を噛み切って死のうとしていたかもしれません。まだご覧になっていない方はぜひ、チェックしてみてください!

最近は映像作品に加えて書籍にも触れて、黒人の歴史や人種の問題について学んでいます。いま読んでいるのはタナハシ・コーツ(Ta-Nehisi Coates)の『僕の大統領は黒人だった』(原題:'We Were Eight Years in Power')です。まだまだ勉強中ですが、このあたりについても、いつかYouTubeで扱う予定です。乞うご期待!

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