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【英文法】#52 Freddie Gibbs & Madlib - "Palmolive" ft. Pusha T & Killer Mikeで学ぶ分詞構文

【今回のポイント】

Obama opened his doors knowing I was a criminal (Freddie Gibbs & Madlib - "Palmolive" ft. Pusha T & Killer Mike)

 ◆前2回で扱った現在分詞と過去分詞は、関係代名詞節の代わりに名詞を修飾するものであり、いわば形容詞句の働きをするもの
 ◆その代わりに分詞を使って副詞句を作ることもでき、そういった副詞句が含まれる文を分詞構文という
 ◆分詞構文には時・理由・条件・譲歩・付帯状況の5つがあるが、このうち最も多い(体感)のは付帯状況では?
 ◆この文でいえば"Obama opened his doors even though he knew I was a criminal"だから譲歩? いや、「知っていながら」と解釈するのが一番自然な気がするので、付帯状況かも。その場合の接続詞は"when"や"while"?
 ◆分詞構文の作り方としては、従属節において接続詞をカット(しない場合もある)→主語をカット(しない場合もある)→動詞を現在分詞にする

今回の動画でお伝えした内容はここまでです。この先、動画の内容に関連する内容をお読みいただけます。英語の話かもしれませんし、音楽の話かもしれません。何が出るかはお楽しみ!

【今日の一言】

動画内でも少し話しましたが、海外メディアの記事を読んでいると、この分詞構文がたくさん出てきます。僕はUSヒップホップを中心に扱うライターとして英語の記事も書けるようになったほうがいいかなと思い、いくつか英語で記事を書いてPlayatunerのKaz Skellingtonさんに添削をお願いしたことがあったのですが、そこで指摘を受けたことの一つが「分詞構文使いすぎ」でした。

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