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幸せの核に近づくための自分メモ #25

相変わらず、ものすごく少しずつだけれども、Jay Shettyの『Think Like a Monk』を読み進めている。分野としてはスピリチュアリティというかマインドフルネスというか、まぁスピリチュアル系自己啓発書といっても差し支えない本なわけだけれども、シェティはリアリスト的なところもあり、「頑張れば世界が見てくれている✨」みたいなふんわりした話を好まない。「こうなりたい」という目的や志があるのであれば「そのためには何をすべきか」「それをなすために自分はどんな人間である必要があるのか」をリストアップしなさい、みたいな話も書かれていた。これは、たとえば並行して読み進めているリック・ルービン(Rick Rubin)の『The Creative Act: A Way of Being』などとは一線を画すので、この分野でもこういう人がいるのかと興味深く読んでいる(もっとも、僕が「この分野」と言って一括りにしているだけで、彼らはお互いの著書をまったく違う分野のものだと考えている可能性も大いにあるのだけれども)。

〈何をやるか〉に拘り、某務先の会某を辞めたいと思っていたのが2014-2017年くらい。別に辞めなくてもいいけれど軸足を音楽ライター業に移したいと思っていたのが2018-2020年くらい。Michael A. Singerの『The Untethered Soul』やEckhart Tolleの『The Power of Now』に触発されて「〈何をやるか〉は究極的には重要でない」「だからもはや俺は〈何をやるか〉に拘らない」と極端な考えに振り切り、会某でのキャリアに関する某談も「特に希望なし」で乗り切っていたのが2021-2023年くらい。それらの時期を経て、「たしかに究極的には〈何をやるか〉は重要ではないけれども、それでもある程度〈何をやるか〉に拘るのが自然な態度だし、少なくとも当面の間はそうしていくほうがよさそう」と考えているのが今。そして、前段の「そのために自分はどんな人間である必要があるのか」という質問を自分に投げかけると、返ってくるのは"Disciplined"という答えだ。


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