FPSのリソースわらしべ長者は強い
最近の日本人はリソーストレードが下手すぎる!!!!!!!でしょう?
ぶっちゃけ日本人とか関係ないし最近の話でもない。普通にリソーストレードってめっちゃ大事。だし予想以上にみんな全くできてない。
大前提:リソース
まず前提にリソースって何?ってことから始まると思います。
この記事でリソースという言葉はゲーム中にある消費されるすべてのものを指します。
そんな説明じゃわかんないよ~~~~という方のために。
要は相手とのやり取りが発生するものなんです。消費ってのはそういうこと。わかったかな?
ここからが本題。
リソーストレードを上達させよう!という本題はここからです。まずリソースが何かわからないとトレードもクソもないですからね。
じゃあまずはリソーストレードって何?って話です。
リソーストレード
リソーストレードとは、自軍のリソースを相手に支払って自分たちが有利に戦うことができるようにする。ということです。
簡単な戦況イメージを持ってきました。VALORANTで。
ValoPlantのおかげで戦況イメージ図が作りやすいんですね。
ランクとかでこんな状況を目にすることがあると思います。
図のように索敵スキルを使用してフッカーやガーデンのケアをするのが一般的な進行だと思います。
リソーストレードの観点でこの状況は、青がトレイルブレイザーとプラウラーという『リソース』を支払ってエリアという『リソース』を確保する。という動きを選択したことになります。
これがリソーストレードの状況です。他にも例を出さないと実感できないこともあると思いますので、今の状況に赤側の取るべき行動を考えて話を広げましょう。
この状況、赤側はどのような行動を取ると考えるか、皆さんは予想つきますか?
例えばレイズがペイント弾を投げ入れる、スカイがフラッシュで応戦する、ブリムがスモークを焚く。などのリアクションが予想できると思います。これはかなり分かりやすいリソーストレードの盤面ではないでしょうか。
しかしこれは先のリソーストレードと、本質が少し違います。
先のリソーストレードの例Aでは、命とエリアとアビリティを天秤にかけ、その場で一番支払っていいと考えられるものを支払っています。
例Bでは、エリアと相手のアビリティと自軍のアビリティを天秤にかけています。要は例Bの赤側はこいつらからもっとアビリティを搾り取れるな。って思ったのでカウンタースキルで応戦したんです。
例Bでドライ進行されたらどうするの?という疑問が浮かぶかもしれません。それは青側の天秤にかけるものの判断が一枚上手だった。という話です。その後発展する撃ち合いに関しては撃ち合いの実力が五分なら結果も五分です。
人数を多くかけられる青の方が有利ですが、それに関して詳しくは前回記事を見てください。
リソーストレードとは何なのかをしっかりとわかってほしいため、もう一つ別の例を出しましょう。今回はOW。
OWは例の画像を作るのがすごく面倒なんですがね。
例えばこんな盤面。
それなりにうまいラインハルトはチャージでこのポジションを取りに行くことがあります。
これはアビリティとエリアと命を天秤にかけた結果、アビリティを使用しこのポジションを取り、エリアを取得する。という判断に至ったわけです。
アビリティというリソースとエリアというリソースをトレードしていますね。
しかしこの行動に対するシグマやソジョーンのリアクションとして考えられるのが、前を先に潰すか、ハルトを止めるか。という内容でしょう。
今回は先にハルトを対処するという例で考えてみましょう。
例Dのように盾で分断したり、岩で応戦したり。ということが考えられますね。要はエリアを奪取するためにアビリティを支払ったという考え方になります。
これらの行動は全てリソーストレードと言えると考えています。持論です。
ですがこの記事は持論ベースで話していくのでこの記事を読んでいる間だけでも是非覚えておいてください。
リソースわらしべ
ここまでの話を聞いてじゃあリソースわらしべ長者ってなんだよって思った方もいると思います。自分の語彙ですが、自分でもよくわかりません。交換上手とかでよかったです。えへへ。
先にこのチャプターの本質を話しますが、このチャプターは弱いリソースで強いリソースを相手に使わせよう!という話です。本当にそれだけです。
友人の頭脳系OWプレイヤーが相手ナノ龍剣あるから早めにアナ狙いに行こう。という発言をよくします。これはエリアやオブジェクト進行などと、相手のナノ龍剣を天秤にかけた際、ナノ龍剣を使われることが一番チームの痛手になる。と理解しているからです。ナノ龍剣は9割負けのウェーブなので。
ナノを適当な他のヒーローに使わせるか、アナをいじめてアナをやめさせるか。という狙いがあります。
私自身もそのようなプレイがVALORANTやApexなどの精通したゲームではありました。
フェイドの命を捨ててCTのエリアを意地でも取得する。というプレイを指示しました。
この形のプレイを取れると
ウルトも使わせるしエリアも取れる。リソースわらしべがいい感じにできるとこうなる。いい感じにリソースわらしべできるようになりましょう。
リソースわらしべ長者のコツ
アビリティを使ってオブジェクト進行度を取れるといいっすよね。
ウルトを使ってキル取れるといいですよね。
なんでオブジェクト進行度が命より重いんだ!って方もいるでしょう。簡単な話で、勝利条件がオブジェクト取得なり爆弾の爆発なり、最近のゲームは多いですね。OWとかみたいにオブジェクト進行度が100%になれば勝利!ってんなら死んでもポイントを取りきって勝てるなら全然いいでしょう。
VALORANTも設置後全滅しても解除まで時間がなければラウンド勝利でいいでしょう。そういうことです。
ですが、これももちろん状況によって変わるんです。
設置前に全滅したら敗北だし、オブジェクト取れたからって取り返されたら余裕のウェーブ敗北だし。状況によってリソースの強さは変わりますが、今回の表は最大値で考えたときの話です。
話を戻して、より安いリソースで高いリソースを支払わせましょう。これがリソースわらしべ長者のコツです。ほんとにそれだけです。
本当にコツはそれだけなんですが、より精度を高めましょう。取引でいう目利き力です。目利きの銀次になりましょう。お前も今日から居酒屋。
目利き力
目利き力を上げる為には基本的にその勝負のゴールをあらかじめ決定しておく。というのが大事になってきます。OWならそのウェーブをサージで撮りきりたい!という場面で使う前にゼニヤッタから仕留めに行くようなもんです。先ほど述べた通り、リソースの強さは状況によって変化する。というのが絶対なんです。
先ほどのVALORANTの例だと、設置後にブリーチウルトを食らわないというのをゴールに決めていました。
この作戦の障害となるものは、CTにいる敵が異常に強いことくらいなので、フラッシュパラノイアで意地でも取る形を取りました。その後有利に働くと考えられていたので。
しかしこの盤面、サイトに全員がエントリーする前にブリーチウルトが入ってきていたら話は違っていました。
こうなった場合は普通にエリアを相手に渡してレイズが頑張って耐える!みたいな動きが最適だと私は考えます。
命とエリアを捨てて時間とウルト、情報をトレードしてリソーストレード自体は勝利する形になるからです。
もちろん例外とかイレギュラーは多々あると思いますが、ゴールをあらかじめ決めておくことはその後の展開をスムーズにできる上、チームの方針を決めてファイトに臨めるので、頑張りましょう。
これも大事
場面ごとにファイトが始まる前にリソースの優劣を考えておくといいですね。先ほど挙げたナノ龍剣の例が特に顕著で、相手にナノ龍剣を使われることが最大の負け筋と考えたときに、相手のナノと龍剣をセットで使われるというウルトのリソースが一番強いものとして君臨します。
ナノ龍剣をあらかじめ止めるためにウルトを2個とか切っても辞さないわけです。それでウェーブが取れるなら。ですが。
ぶっちゃけ前の目利き力とほぼ同じ話です。が、なんか例挙げてるだけに感じたので別の小見出しとして作りました。
まとめ
なんもかんも基本的にリソース
弱いリソースで強いリソースを使わせる
その為にあらかじめゴールを決めておく
同じアビリティやウルトの枠内でも優劣を付ける
こんな感じです。
例ばかりでそこまで濃い内容ではないと思います。ですが、予想以上に意識できていないプレイヤーが数多く存在すると感じます。記事として読むことである程度インゲームで意識づけしてくれると嬉しいな~くらいで書いてます。
ぶっちゃけこんな内容記事にするレベルじゃないですからね。
みんなが当たり前に感覚でやってる内容を記事にして思考する必要がある内容だと意識づけてほしいだけなので。
OWみたいなスピード感の早いゲームは難しい話かもしれませんが、VALORANTのようなスピード感のかなり遅い、インターバルのあるゲームなら意識づけて考えられると思うので皆さん頑張ってください。
ちなみに僕はOWのインゲームではまだ出来ません。
いつもあとから見返して気づきます。ここ鈴吐かせればよかったなとか。
僕も成長段階なんで誰でもある程度できるはずなんです。頑張ろうね。
では。
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