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読書感想からの連想:ニューヨークの24時間

のもきょうさんが影響を受けたとvoicyで何度か話されてたのを聞いて、読んでみました。

「いくら時短術をしても本当にやりたいことをやっていなければそもそもが時間の無駄」
というところにハッとされたそう。

千葉敦子さんカッコいいです。
歯切れの良い言葉でバッサバッサとぶった斬り、本当にやりたいことだけをやるべきというメッセージ。
80年代のニューヨークのタイプライターや書類の匂いがしてきそうな描写。
千葉さんも書かれていた
「そういったことは家族がいると難しいかもしれない」というようなこと。
変化を恐れてなかなか踏み出せずにいたり家族のために我慢する小市民。
「本当にやりたいことがないという人がいるけれどいい大人がそれってどういうこと?」
と本書で千葉さんに問いかけられましたが、はい、おっしゃる通りです。
華々しさはないけれど自分はやはり
そちら側なんだと認識しました。
社会人になってからの転職や出産前くらいから自分で選んでいいんだということに気づいて、助産院や自主保育選んできて自分で決めることの清々しさと付随する責任や大変さも両方体験はしたつもり。その上で二の足を踏んでしまう。

子どもたち成人したらまた何か変化が起こせそうかな。
それから家を買うというのは、やはり動きづらくなります。
買ってから約14年。最初は一生住むと思っていたけど、飽きてきました(汗)

こちらも読んで、
みんなが何者になる必要ないってことで(星野源の歌詞か?)
うちの場合はこのままでいいんだという結論。少なくとも子どもの邪魔はしないでおこう。グローバルという芝生は青く見えますが、
長女なんかは
「日本はしばらく大丈夫、独特の文化があって良いと。新しい教育礼賛みたいなのに騙されてはいけない。うちらみたいな凡人には合わない」(上から目線)
何だか説得力あったなあ。何だか間違ってるかもしれないけど、それが言えるならまあ、いっか。です。

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