自衛隊怪談「自衛隊に出る幽霊って自衛官の幽霊?」

画像1 自衛隊の怪談の話で、隊舎の引っ越しの話とか出たが、「幽霊って自衛隊の人?」とよく聞かれる。幽霊に「生前は自衛官でしたか?」とも聞けないし、聴いたことも無いので・・・なんとも言えないがほぼ間違いなく自衛官の場合が多い。理由は戦闘服に半長靴を履いていたり時代時代で変遷はあるもののおおむね自衛隊員の姿だったりするのである。
画像2 ただ、例外もある。例えば旧軍からそのまま使われている駐屯地の敷地や隊舎も少なくなく、そういうところには旧軍の幽霊も出る。駐屯地のような広い面積のある土地は地元の人が買わない使わない「忌地」だったところも少なくない。なので昔の古戦場だった場所に駐屯地があることもある。鎧を着た幽霊が出ることで有名な駐屯地があったが、駐屯地内の土木工事中に地中から、その時代に合戦で亡くなったとおぼしき鎧を着た白骨死体が出たとか・・・幽霊を辿ると歴史的史実にぶつかることはよくあることです。
画像3 私が居た某駐屯地は旧軍時代は下士官の教育部隊があった土地に駐屯地があった。でも旧軍の兵隊さんの幽霊が出たとは聞いたことが無い。自衛官の幽霊はたくさん出たけどね。そんな中で「あの器材庫には女の幽霊が出るらしいぞ」と聴いた。私の居た駐屯地は戦車部隊しか無く、当時は機甲科職種の戦車と偵察には女性は入れず、戦車部隊だけの駐屯地に女性自衛官は存在しなかった。しかし売店や事務官とか栄養士とか若干勤務していたり、保険屋のおばちゃんも出入りはしていたけどね。
画像4 女の幽霊は昔、自衛官に騙されたか酷いことをされた駐屯地で働いていた女が器材庫で首吊り自〇したと言う話も実しやかに語られていた。器材庫は戦車の整備をする施設で大きく内部は鉄骨が剥き出しなので、器材庫の多いこの駐屯地の大半で自〇しているよって古参隊員が真面目な顔して言うので「うちの器材庫でも?」と冗談交じりに聴いたら「ああ、5年前〇✕三曹が女絡みの借金苦で首吊っていたよ、だから夜間は行かない方がいい」と真顔で言われた。自衛官の自〇はとても多いのだ。
画像5 こういう自衛隊の怪談話って、自衛隊の負の闇の部分も多く、自衛隊のイメージを悪くすることも多々ある話が土台になっている場合が多々あるため、内部では語られても表には詳細は出ないこともあるため、自衛隊怪談はなかなか真相を語れない。そして障りののある話もあったり・・・。そういう話をしたいのだが、すると大変な目に遭ったので語れない。本当みんなに知ってもらいたいのに・・・残念だ。

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