西次雄さんと2人きりで対話しました(後編)

市役所新庁舎建設を巡り、「南九州市と子や孫の未来を考える会」の西次雄さんと直接会ってきました。
  
 前編はこちら。


 後編では、実際に会ってきた話をします。


1.焼き芋小屋にて

   
 27日の朝、西さんに「直接お会いできませんか」と電話すると、「自分たちの小屋に来ないか」とすぐに応じてくれました。
  
 川辺町永田、県道31号線沿いにある通称「焼き芋小屋」。地域の寄り場であり、今回の住民投票の署名場ともなっていた場所です。
  
 思えば西さんと2人で話すのは市長選以降一度も無く、それでも応じてくださった西さんには感謝しかありません。

2.意見は違って良い


 会って早々、私は西さんにSNSでの投稿の内容が配慮を欠いていたと直接謝罪しました。西さんは一言

「よかと、意見は違っていいんだから」

 とおっしゃいました。
   
 思えば議員時代含めて、西さんと私は必ずしも意見が一致していたわけではありません。それでも、一緒に市政報告会をさせていただいたり、勉強会をしたり。それができたのは西さんの懐の深さがあってのことでした。改めてそのことを思い出し、心が揺れました。
   
 2人で話した内容をここに記すほど野暮じゃありませんが、市政の話からお互いの近況まで、短い時間ながら色々と話しました。
   
 西さんは徹頭徹尾、仲間に寄り添う政治家であり、地元を愛する政治家なんだと思いました。他意はありません。西さんは仲間に恵まれる政治団体のリーダーなんだと改めて気づき、やはり来て良かったと思いました。
  
 西さんには、貴重なお時間をいただき心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

3.分断を煽らない

  
 昨日の委員会審査から今日の対話まで、改めて大切なのは分断を煽るような言葉や振る舞いをおこさないことだと思いました。批判はして良い、だけど相手に対するリスペクトを欠いてはいけない。
  
 その点、昨日の私は良くなかったし、今日の西さんには教えてもらいました。
  
 今回は意見が違っても、次の何かではきっと手を結べる。そういうことだと思います。そういうことにしなくてはいけません。
  
 決意を新たにして、筆を置きます。

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