mtgからデュエル・マスターズへの輸出

どうも、ひきゃくです。
mtgの弟分であるデュエマに、12月発売の新弾にてアドレナリンパックと呼ばれるまるでmtgのコレクターブースターのようなものが販売されるとのこと
また、最近ではイラストレーターのさいとうなおき先生が書かれたデュエマのキャラクターを美少女に書き換えた神アートシリーズはどう見てもmtgのsecret lairだろうと考えさせられます。
このように、近年、デュエマにmtgからのノウハウ?が輸出されているような気がしたので少しまとめてみました。
あくまでこれは僕個人の予想ですので、正式に発表されたものでないものが多数となっております。

①コレクターブースター→アドレナリンパック
先にも触れたように、12/17発売の「轟炎の竜皇」にてアドレナリンパックと呼ばれる新たなパックがデュエマで登場するそうです。
商品情報としてはこちら

同時発売のDM22-RP2よりも豪華な開封体験が味わえるスペシャルVer.のフルホイルパック!
パックから登場するカードは全てホイル仕様!
VR・SRは、通常版に代わって限定の特殊仕様で封入!さらにより希少な特殊仕様Ver.も存在!
コモン、アンコモン、レアはホイルVer.で封入!
各種シークレットレアの個別出現率が通常版よりもアップ!(金額比)
各種トレジャーの個別出現率が通常版よりもアップ!(金額比)
DM22-RP2Xでしか手に入らない特別なコラボイラストカードも!
田園補完計画様より

フルホイルだったり、特殊バージョンだったりとどうみてもコレクターブースターです。
大人がメイン層のmtgでは現在、コレクターブースターが1パック3,000円前後ですが、子供がメイン層でその値段は厳しいと判断したのか、1パック1,000円程度になっています。
(それにしても、小学生のお小遣いでこれはしんどい気がするが…)
コレクターブースターは売れ残りが激しいものもありますが、「団結のドミナリア」におけるロストレジェンドや「兄弟戦争」におけるシリアルカードなどで段々と商売上手にはなっている気がするので、これがどうデュエマに生かされるか見ものですね。

②バンドル→○○の招待状
mtgにおけるバンドルは10パック+基本土地セット+スピンダウンカウンター+プロモカードといった内容です。
そして、デュエマにおける招待状セットはプロモカード(パックの表紙となったカード含む)+7パックという内容。
どちらかと言うと、昔の遊戯王のTin缶(海外の方が近いか?)やマスターコレクションのようなものに近い気がしますが、親会社が一緒ということを考えるとmtgのバンドルが元になっていると考えるのが自然でしょう。

③Secret lair→神アートシリーズ
secret lairは数枚のカードが新イラストで書き下ろされ、テーマに沿ってセットになって受注販売されているセットのことです。
神アートシリーズも同様のコンセプトで受注販売されています。
おまけカードが存在しているのも両者の類似性を匂わせていますね。
(開発元が同じなのでそれもそうか)
神アートシリーズは受注生産で買えない、転売ヤーの餌食になっていると言うこと以外はあまり否定的な意見を見ないため、mtgもこのペースぐらいの販売であれば文句が出ないのかも知れません。
(神アートでは数ヶ月に1回、2セット程度の販売)

④マスターピースシリーズ→トレジャー
マスターピースシリーズとは戦乱のゼンディカー・ブロック、カラデシュ・ブロック、アモンケット・ブロックで登場した強力な再録カードが特殊枠で低確率で出るというもの。
現在では、すべてのパックから出るミスティカルアーカイブや「兄弟戦争」の設計図アーティファクトのようなものにその魂は受け継がれているように感じます。
デュエマにおけるトレジャーもランダム封入で新規イラストの豪華再録カードが封入されている施策が採られています。
トレジャーはいくつかのレアリティに分かれているところが少しmtgのものとは違うところです
(しかし、近年のmtgのミスティカルアーカイブなどにはレアリティがあるため、それはデュエマの影響を受けている可能性は否定できない)
特に金トレジャーと呼ばれる数箱に1枚しか出ないレアリティでは1枚数万円で取引されるものがあるなど非常に人気があります。
デュエマのトレジャーはなかなか再録しにくいカードを簡単に再録できるいい施策のように感じるので、mtgでももう少し頻度を上げてやってほしいですね。

⑤チャレンジャーデッキ→開発部セレクションデッキ
デュエマの構築済みデッキは数多くあれど、再録カードのみで構成されたデッキは黎明期を覗くとこれだけです。
また、明らかにトーナメント環境を意識してデッキ選択が行われていることから、ここ数年mtgがパイオニアやスタンダード向けに発売しているチャレンジャーデッキを基にしていると考えられます。
出た当時はもう完全にデュエマから足を洗っていましたが、凄いいい施策だと思ったので今後も続けてほしいものです。

⑥ジョークセット(アンシリーズ)→ブラックボックスパック
mtgのジョークエキスパンションであるアンシリーズはカードを破く、サイコロを振る、ドリンクを買わせるなど、常識破りのカードが多いです。
それに対してデュエマのブラックボックスパックは人気YouTuberはじめしゃちょーとのコラボやコロコロ他作品とのコラボなど、どちらかというとお祭り要素の強いパックの印象ではあります。
しかし、手に乗せて進化する「オレ進化」をもった《「我」の極み、エゴイスト》やテキストの存在しない呪文《偉大な無駄》、《魔道具ゾメンザン》など本家本元のアンシリーズ並みに訳の分からないカードも目白押しです。
mtgもユニバースビヨンドと題打ってコラボしている人たちとのmtg版「ブラックボックスパック」を是非作ってほしいですね。

⑦スリヴァー→サバイバー
メカニズムはおそらく多数mtgから輸入されていると思いますが、公式から唯一声明のあるこのメカニズムを代表として。
どちらも、サバイバーまたはスリヴァーが盤面に並んでいると同じ種族のカードもその効果を得ることができるというもの。
どちらのメカニズムも近年では見なくなりつつあるのでぜひまた環境で輝ける日が楽しみですね。

それでは

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