【MtG初心者】パイオニアチャレンジャーデッキ1万円改造案~オルゾフ・ヒューマンズ編~

どうも、ひきゃくです。
今回は、11/4に発売されたパイオニアチャレンジャーデッキの【オルゾフ・ヒューマンズ】の改造案について書いていこうと思います。
パイオニアチャレンジャーデッキは初心者用デッキと位置付けられているため、初心者でも強化しやすいようにチャレンジャーデッキ代(税込み5,500円)+一万円の計15,000円で強いデッキができるようなデッキ改造案を書いていきたいと思います。
この記事での金額についてはすべて11/4における晴れる屋さんのNMの価格としております。
今後の価格変動により、1万円を超えてくる場合がありますがご少々ください。

まずは、今回のチャレンジャーデッキに収録されているカードのおさらいから。

3 《平地》
1 《神無き祭殿》
4 《秘密の中庭》
4 《コイロスの洞窟》
4 《閑静な中庭》
4 《手付かずの領土》
2 《変わり谷》
-土地(22)-

4 《血に染まりし勇者》
4 《不屈の護衛》
4 《スレイベンの検査官》
2 《巨人落とし》
4 《帆凧の掠め盗り》
4 《光輝王の野心家》
4 《サリアの副官》
4 《スレイベンの守護者、サリア》
-クリーチャー(30)-

2 《血の長の渇き》
4 《兵員の結集》
2 《不吉な戦術》
-呪文(8)-

1 《巨人落とし》
2 《封じ込める僧侶》
2 《日金の歩哨》
3 《強迫》
3 《ポータブル・ホール》
4 《黄昏の享楽》
-サイドボード(15)-
mtg日本公式サイト「『パイオニア・チャレンジャーデッキ2022』デッキリスト」より

このデッキは白と黒の人間部族の小型クリーチャーをを《サリアの副官》、《光輝王の野心家》、《兵員の結集》などで強化して戦うということがコンセプトとなっています。
今回はチャレンジャーデッキのコンセプトのまま白黒というカラーで強化したデッキと、今パイオニアでも最強格の白単色にしたデッキの2案を考えてきました。

①白黒人間
・パイオニアチャレンジャーデッキ2022「オルゾフ・ヒューマンズ」(5,500円)
土地欲しさに追いデッキ
必要なカードは《変わり谷》×2、《神無き神殿》×1
《神無き神殿》は非常に強力な白黒の土地
そして、《変わり谷》はその効果から人間部族を強化するカードの恩恵を受けることができるミシュラランド(クリーチャー化できる土地)
ミシュラランドは相手の除去を受けにくいので非常に強力です。

Mutavault / 変わり谷
土地
(T):(◇)を加える。
(1):ターン終了時まで、変わり谷はすべてのクリーチャー・タイプを持つ2/2のクリーチャーになる。それは土地でもある。
MtG wiki様より
Godless Shrine / 神無き祭殿
土地 — 平地(Plains) 沼(Swamp)
((T):(白)か(黒)を加える)
神無き祭殿が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。
MtG wiki様より

・《ベナリアの潜伏工作員》(30円)×2

Benalish Sleeper / ベナリアの潜伏工作員 (1)(白)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) 兵士(Soldier)
キッカー(黒)(この呪文を唱えるに際し、追加で(黒)を支払ってもよい)
ベナリアの潜伏工作員が戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、各プレイヤーはそれぞれクリーチャー1体を生け贄に捧げる。

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MtG wiki様より

キッカー込み3マナで出すと相手のクリーチャーを除去できます。
相手に選択権のある布告除去のため、横並びの局面には強く出れませんが、相手が大型を単騎で攻めてくるようなコントロールデッキのフィニッシャーなどに非常に強く出れます。
素手出しても2マナ3/1と攻撃力3あるのもgood

・《ドラニスのクードロ将軍》(200円)×2

General Kudro of Drannith / ドラニスのクードロ将軍 (1)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
他の、あなたがコントロールしている人間(Human)は+1/+1の修整を受ける。
ドラニスのクードロ将軍や他の人間が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、対戦相手の墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する。
(2),人間2体を生け贄に捧げる:パワーが4以上のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。

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MtG wiki様より

白黒カラーの人間ロード(全体強化クリーチャー)
伝説のクリーチャーなので盤面に1枚しか維持できませんが、置いておくだけで人間が強化されるので火力除去には当たりにくくなります。
また、除去効果も優秀で、デッキに採用されている《巨人落とし》と同じ効果を放てます。
少しコストが重いのがネックですが、決め切る時などに使うといいでしょう

・《有望な信徒》(880円)×2

Hopeful Initiate / 有望な信徒 (白)
クリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)
訓練(このクリーチャーが、これより大きなパワーを持つ1体以上のクリーチャーと攻撃するたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
(2)(白),あなたがコントロールしているクリーチャーの上から合わせて2個の+1/+1カウンターを取り除く:アーティファクトやエンチャントのうち1つを対象とする。それを破壊する。

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MtG wiki様より

「訓練」という能力を持っており、このクリーチャーより大きい攻撃力を持つクリーチャーと一緒にアタックすると+1/+1カウンターが乗り、だんだんと大きくなっていきます。
また、2つ目のアーティファクトかエンチャントを壊す効果も強力で、デッキによっては相手の戦術を全て否定することも可能です。
+1/+1カウンター自体は《有望な信徒》以外からも取り除けますし、《サリアの副官》など複数の+1/+1カウンターを盤面に出せるカードもあるので腐ることはない強力な効果です。

・《選定された平和の番人》(180円)×1

Anointed Peacekeeper / 選定された平和の番人 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
警戒
選定された平和の番人が戦場に出るに際し、対戦相手1人の手札を見て、その後、カードの名前1つを選ぶ。
対戦相手がその選ばれた名前を持つ呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力を起動するためのコストは、それがマナ能力でないかぎり(2)多くなる。

3/3
MtG wiki様より

出た時に相手の手札を見て、宣言したカードを唱える時と効果を使う時のコストを重くします。
宣言するカードは手札にあるカードである必要はなく、場にあって強力な軌道効果を持つPWなども止めることができます。
デッキを熟知している相手なら最強の対策札となってくれるでしょう
(友達同士で使いすぎて友達を無くさないように注意です笑)
また、素のボディも3/3警戒と非常に強力でここに強化を入れると攻防一体の最強クリーチャーとなってくれます。

・《精霊への挑戦》(200円)×2

Brave the Elements / 精霊への挑戦 (白)
インスタント
色を1色選ぶ。あなたがコントロールする白のクリーチャーは、ターン終了時までプロテクション(その選ばれた色)を得る。
MtG wiki様より

白のクリーチャーのみに効果が適用されるためクリーチャー化した《変わり谷》や黒単色のクリーチャーには影響がありませんが、その効果は絶大
選んだ色のプロテクションを与えるため、除去を交わすことや、ブロッカーをすり抜けることができます。
多色のデッキにはアンブロッカブル効果は薄いですが、単色デッキ相手だとコレ一枚が決まり手となってしまうほど。
「プロテクション」という効果が少し初心者にとって分かりづらいものかもしれませんが、使いこなせば攻撃にも防御にも使える最強カードになれるので使いこなせるようにしましょう。

・《墓地の侵入者》(580円)×2

Graveyard Trespasser / 墓地の侵入者 (2)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)
護法 ― カード1枚を捨てる。 
墓地の侵入者が戦場に出るか攻撃するたび、墓地にあるカード最大1枚を対象とする。それを追放する。これによりクリーチャー・カードが追放されたなら、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。 
日暮(プレイヤーが自分のターンに呪文を唱えなかったなら、次のターンに夜になる。)
3/3
Graveyard Glutton / 墓地の大食い 
〔黒〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)
護法 ― カード1枚を捨てる。 
墓地の大食いが戦場に出るか攻撃するたび、墓地にあるカード最大2枚を対象とする。それらを追放する。これにより追放されたクリーチャー・カード1枚につき、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。 
夜明(プレイヤーが自分のターンに2つ以上の呪文を唱えたなら、次のターンに昼になる。)
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MtG wiki様より

出た時と攻撃する時に相手の墓地を除去することができます。
護法の中身が相手の手札を1枚捨てるというのも強力で、擬似除去耐性とも言えます。
裏面になるとボディも大きくなり、墓地を追放する効果も強化されるので、相手にカードを使わせるように仕向けることもできます。
ただ、「日暮/夜明」のメカニズムは表面と裏面の切り替えを忘れることが多いので注意するようにしましょう

【白黒人間】の改造デッキ案はこちら

②白単人間
・《有望な信徒》(880円)×4
・《精霊への挑戦》(200円)×4
この2枚は上の改造案でも述べた通りの強さです。
白単の方がより強力に使えるため、採用枚数を増やしています。

・《輝かしい聖戦士、エーデリン》(880円)×2

Adeline, Resplendent Cathar / 輝かしい聖戦士、エーデリン (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
警戒
輝かしい聖戦士、エーデリンのパワーは、あなたがコントロールしているクリーチャーの数に等しい。
あなたが攻撃するたび、対戦相手1人につき1体の白の1/1の人間(Human)クリーチャー・トークンをタップ状態かつそのプレイヤーまたはそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃している状態で生成する。

*/4
MtG wiki様より

(このクリーチャーに限らず)自分のクリーチャーがアタックするたびに1/1のトークンを増やします。
実質毎ターンクリーチャーが増えると書いてあるので強力です。
攻撃力も横並びしやすいデッキの性質上、モリモリ上がっていくため非常に強力なアタッカーになってくれます。

・《粗暴な聖戦士》(880円)×3

Brutal Cathar / 粗暴な聖戦士 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) 狼男(Werewolf)
このクリーチャーが戦場に出たか粗暴な聖戦士に変身したとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。このクリーチャーが戦場を離れるまで、それを追放する。
日暮(プレイヤーが自分のターンに呪文を唱えなかったなら、次のターンに夜になる。)

2/2
Moonrage Brute / 月憤怒の粗暴者
〔赤〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)
先制攻撃
護法 ― 3点のライフを支払う。
夜明(プレイヤーが自分のターンに2つ以上の呪文を唱えたなら、次のターンに昼になる。)

3/3
MtG wiki様より

【白黒人間】では除去を黒のカードに頼ることができますが、【白単人間】では除去カードが少ないので除去枠として採用
このクリーチャーが場を離れてしまうと相手の場に除去したクリーチャーが戻ってしまうため、《精霊への挑戦》などを使ってうまく除去はかわしたいところ
完全に相手のクリーチャーを除去したい場合は人間ではないものの、《スカイグレイヴの亡霊》の採用もありかもしれません。
このカードも「日暮/夜明」のメカニズムを持っているため裏返すのを忘れないようにしましょう

・《皇国の地、永岩城》(380円)×1

Eiganjo, Seat of the Empire / 皇国の地、永岩城
伝説の土地
(T):(白)を加える。
魂力 ― (2)(白),皇国の地、永岩城を捨てる:攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーのうち1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。この能力を起動するためのコストは、あなたがコントロールしている伝説のクリーチャー1体につき(1)少なくなる。
MtG wiki様より

こちらも除去要因として。
また、除去札としてだけでなく最悪土地としても使うことができます。
伝説の土地であるため、複数採用する場合、複数盤面に残せないのには注意

・《シェフェトの砂丘》(200円)×2

Shefet Dunes / シェフェトの砂丘
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(白)を加える。
(2)(白)(白),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。起動はソーサリーとしてのみ行う。
MtG wiki様より

終盤、自分のクリーチャーを強化するのに使います。
土地の効果であるため、相手の打ち消しに引っかからないのが強いポイント。
ただ、白マナを出すのにダメージを受けないいけないため、色をどの土地で出すかなどのテクニックは必要。

・《フロスト・ドラゴンの洞窟》(400円)×1

Cave of the Frost Dragon / フロスト・ドラゴンの洞窟
土地
あなたがこれ以外の2つ以上の土地をコントロールしているなら、フロスト・ドラゴンの洞窟はタップ状態で戦場に出る。
(T):(白)を加える。
(4)(白):ターン終了時まで、フロスト・ドラゴンの洞窟は飛行を持つ白の3/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャーになる。これは土地でもある。
MtG wiki様より

《変わり谷》同様ミシュラランドの一枚。
こちらは人間になれない上、クリーチャー化するコストが重いものの、飛行という回避能力を持っています。
役割としては終盤のフィニッシャーが期待されます。

【白黒人間】のデッキレシピ案はこちら

(記事内では《平地》に言及していませんが、《平地》たくさん集めてください
多くの人が余らせていると思うので、始めたばかりで基本土地がない人はお近くのマジックプレイヤーに相談してみてくださいね)

それでは

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