【浄土真宗】仏教の学校に通ってみた!!レポート①
わたしノートに書いていたように、この1年学校に通っていました!
その学校とは…仏教の学校!!
そこに至る経緯については、また今度…(笑)。
先日、その学校を卒業しましたので振り返りを。
その仏教の学校というのは、浄土真宗の僧侶養成、いわば専門学校みたいなところ。
勤式(おつとめ)、教義(浄土真宗の教え)、伝道(伝え方)の3本柱で、基本的なところから丁寧に教えてもらいました。
その学校生活は、一般の人からすると、興味深いのではないかと思いますので、ご報告!
通い方としては、2パターンあり、寮生と通学生と選べます。
寮生は朝5時台に起床だったり、門限あったり、おつとめの回数も多くて、かなり忙しいんですが、私は、通学生だったので、まだ自由な時間は取れました。
学校の生活は…
朝、一時間目の勤行実習からはじまります。
法要やお葬式の模擬練習です。班が決められていて、順番に当番が回ってきます。
当番のメンバーの中で、各役配が割り当てられ、その役割を当日までに練習しておきます。
役配は、導師(おつとめの中心になる人。1人で唱える事も多く、一番練習が必要。)とか、
御文章(お手紙を読み上げる)とか、
鐘をたたく人、次第を説明する人、法話をする人、オルガンを弾く人・・・などがあります。
他にも法要の内容によって、役配はさまざま。
もちろん、おつとめ中は正座です。
1時間くらいはあるので、しびれますが、正座のコツがあるんですよね。(それは企業秘密ということで…笑)
その後は、時間割通りに、仏教や、浄土真宗にまつわる講義があります。中には、書道、華道の授業もあったりして、僧侶としてやっていくには役に立つ授業がたくさん!とても面白かったです。
放課後は、当番の練習があったり、入っている人は部活動もあったりします。
私は、雅楽に入っていました。楽器は笙(鳳笙)♪
笙は、天から差し込む光の音を表すと言われます。本当に美しいあの音色、一度聴いてみてください!
実はこの楽器ものすごーく高いのです。
作り方も聞いて驚き!何年も竹を燻していくのだとか・・・。
雅楽は西洋音楽と違い、テンポが一定ではなく、間が大事なので、合わせるのが大変でした。
演奏会で吹けたときは、ほんとうに嬉しかった!法要に雅楽があるとないとでは大違いなんですよね!
普通の日は、このような形ですが、文化祭があっり、遠足もあったりして、学生!というかんじです。もちろん、試験もありますが…。
このようにお経を声に出して読み、仏の教えを、聞き、考え、感じていく日々。
わたし自身が生きていく日常の中に、仏法が流れ込んできて、それを味わいながら、生活をしていると、今までとは違った感覚、思考がやってきました。
もちろん辛い事もたくさんあったけれど、その度に、仏法がそばにあることで、また立ち戻ることができ、阿弥陀様に見守られていることを感じる毎日でした。
で、この1年間でのわたしの変化・・・
それを実感しています。明らかに1年前とは違う。
でも一方で、変化というよりは、変化していない部分の発見も大きくて、
全然違ったわたしに出会ったというよりは、「なんだーこれすでに知ってた!」
みたいなことだったりしました。
この気づきはまた次のnoteに・・・。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
合掌。なもあみだぶつ。
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