デッサンは避けて通れない?ゼロからの絵描き道

ーこれまでしてきたことー

①とりあえず手当たり次第模写

(できるだけ画風が偏らないように)

②自分の絵の癖を検証

(より描きやすい絵、よりしっくりくる絵の傾向を探る)

③自分の絵の癖に近く、絵の上手い作家さんを"師匠"に定める。

(この際、自分の好みは考えないで、できるだけ客観的に、自分に合う人を探します。)

④その作家さんの絵を模写して2週間目あたりのこと。

今日はここから。

友人との会話の中で
「絵を描くなら、やっぱり何はともあれ、デッサンからだよね。」
という話題になりました。

帰ってからもずっと頭を離れなくて、翌日書店へ。
目についた"鉛筆画マスター"という本を買ってみました。

このぐらい描けたらいいな、ぐらいの気持ちで。
ところが1ページ目から上記の表紙レベルの題材が!
後ろに手順や、簡単な題材があるのかも、とパラパラしても、全て同等にハイレベルでした。
初心者用じゃなかった。。
説明も、"この部分は強弱で表情をつけます。"という感じ。

初心者なので

どうやって⁉︎

鉛筆は相当寝かせて描かないとこうはならないけど、この持ち方で本当にいいのかな?

(持ち方も知らないレベルです)

などとパニックになりながらも

分解すれば"ノ"と"ー"と"."の集合体なんだから、できるはず!と根気よく見本通りになるように描いてみました。

とは言え、相当細かいので時間がかかります。

"1時間に1題材"と決めて、タイムを計ってやりました。

それが

絶対無理だと思ったことが、1から根気よくやってみようと仕切り直したことで、仕上がりました!
(SNS UP時にセリフつけちゃいました。)

分解すれば、線と点の集合体。

できないことはないんだと知りました。

この本を一冊やってみて多少鍛えられた部分があるとするなら
(一冊だから微々たるもの、として)

"画家の目"

ではないかと思いました。

ネガティブシェープをとにかく意識するよう仕向けられていました。

ネガティブシェープとは、モチーフとモチーフの間の、空間の形のことです。

例えば、葉っぱを描くのではなく、葉っぱと葉っぱの間の空間の形を描きます。
知らなかった方法でした。
(初心者のため)
そうすると、苦手だった人間の手の形などが、格段に取りやすくなりました。

デッサンは根を張り、骨となるように思いました。

模写だけしていたのでは、それなりに上手くはなるけれど、きっと脆弱なまま。
基礎力、画家の目、頭、手、を得るには、やはりデッサンは必須なのかもしれません


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