練習中の人ほど、道具の良し悪しに左右される。(水彩)

ーこれまでしてきたことー
①とりあえず手当たり次第模写
(できるだけ画風が偏らないように)

②自分の絵の癖を検証
(より描きやすい絵、よりしっくりくる絵の傾向を探る)

③自分の絵の癖に近く、絵の上手い作家さんを"師匠"に定める。
(この際、自分の好みは考えないで、できるだけ客観的に、自分に合う人を探します。)

④デッサンの本を手に入れ、取り組む。
⑤水彩の本を読み始める

今日はここから。
水彩って難しいのですね。。

ツイッターで、ものすごく綺麗な絵を描く絵師さんが、最近水彩を始めました。
(普段のアナログ着彩はコピック )

2、3日して、
"水彩、わけわからん"
"やっぱり得意を伸ばそう。線画が好きだから線画をやろう"
とツイートされてました。

絵が上手い人でも水彩は簡単には使いこなせないようです。
得意を伸ばそう、と見切りをつけるのも早かった。見習いたいところです。
(しかしまだ水彩チャレンジは細々と続いている様子。)
(完全に諦めてしまわないところも良いですね)

私も水彩<線画に重きを置いてやっていこうと思いました。
逆に、色付けがものすごく上手くて、線画は普通、という作家さんもいます。
自分がどういうタイプなのか見極めて、"得意を伸ばす"を大切に、苦手も諦めない程度にやるのが1番手堅いかもしれません。

人生は有限です。
特に私のように途中から絵を始めた場合、"全部完璧に"なかなか難しいのではないかと判断しました。

私はずっと水彩が苦手で、今も変わりません。

最近、水彩の本を参考に、筆を変え、絵具を変えてみました。
これまでは学用品を使っていたのです。
(ぺんてるとかサクラクレパスとか。どこでも手軽に手に入りますから^_^;)

絵具をホルベインに、筆も0号の細いものを買い足しました。

驚きました。
絵の具の発色は良いし、細くて先が広がらない筆なら、そうやたらとはみ出したりしません。
水彩は苦手には違いないのですが、以前より出来栄えがワンランク、ツーランクぐらいアップしました!

水彩は無理だ、と思っていたけれど、ひょっとして練習を重ねたら上手くなるのでは⁉︎ぐらいの希望が持てました。

道具って大切だなぁ、と身をもって実感した次第です。

"絵が好きなのに、絵を描くのに向いてないかも"と思ってしまう前に、まずは道具を変えてみては。

どんな道具でも描ける人は上手な人です。

まだ修行中の人ほど、道具の良し悪しに左右されるように思います。

向いてない、なんて、もったいない。
画材を変えて。
それでも難しければ自分の得意分野を伸ばして。
人気絵師さんですら、得手不得手があるのですから。

コロナで外出を控えてる方も多いかと思います。
アーティストの方々は作品作りに専念されていますね。
あちこちの家々で今、素敵な作品が生まれつつあると思うとワクワクします。





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