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のえぱら全通した

2020年8月31日の記事です。

8月も終わってしまうので認めておこうと思う。
8月1日に行われた、「Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂」の川島如恵留(Travis Japan/ジャニーズJr.)のソロコン3公演を全通しました。



私はTravis Japan担のオタクというわけではない。

というか、6月に行われた「Johnny's World Happy LIVE with YOU」を観てからようやくトラジャの名前と顔が一致し始めた程度の人間である。
トラジャで唯一、それ以前から顔と名前が一致していたのが、クイズ番組で何度か見かけていた川島如恵留だった。トラジャというグループのことを知り始め、グループの歴史を軽くさらい、虎Tubeを見て、あの長文ののえまるを読むようになってからはもう、「如恵留には絶対幸せになって欲しい」と思う程度には川島如恵留のことが結構好きになっていた。
ゆるく推し推ししていた。

そんなわけでサマパラが告知されてから、「如恵留の12時公演は観ておこうかな」くらいの気持ちで1公演分だけチケットを買っていたのだが。

1公演めが終わった段階で残り2公演のチケットを買っていた。

 

セトリ、演出といった構成のまとまりや、如恵留さんとバックを務める8忍者のスキルも素晴らしいし、如恵留さんのかっこよさもかわいさも全部出ていて、如恵留さんが伝えたいことがこれでもかとこちらにびしばし伝わってくる、そんな素敵なコンサートだった。

ざっとセトリ順に触れよう。

私はジャニーズにハマってから日が浅いので、SHOCKやドリボなどジャニーズの舞台・ミュージカル方面の知識がまるで無いのだが、「DREAMER」あたりから初見でも「あっ、これミュージカルだ」とわかった。「ジャニーズのミュージカルショーの歴史をなぞっているんだ」と。
どの曲がどの演目でどういう場面で流れどういう意味を持つのか、未だによくわかってはいないが、自身のルーツにミュージカルがある如恵留さんが、ジャニーズJr.のコンサートのトップバッターとして、ジャニーズエンターテイメントショーを初手からがっつりぶっこんでくるその「強さ」は魂で理解した。理解したということにしておいてください。
あとこの前半のミュージカルコーナーの如恵留さんはつま先から手の指先まで美しかった。美しいに振り切っていた。美しいよね…。

安嶋秀生くんとダンスバトルしてくれてありがとうございます!!!
安嶋秀生くんと!!!ダンスバトルしてくれてありがとう!!!ございます!!!!!大事なので2回言いました!!!!!!!

さて、この夏ジャニーズJr.内で大流行りだった名脇役だが。
自分が表現したいもの、伝えたいものを伝えるために、他のグループの楽曲の解釈を広げて披露するのって結構大胆だなと思う。でも如恵留さんの、繊細で切なくて、それでいてたっぷり情念のこもった名脇役はとても素晴らしかった。名脇役とめのために3公演買ったと言っても過言ではない。(めもなの)(めもです)
正直、初見の時はどういう解釈で受け止めていいのか戸惑った。
歌っている僕(男)が踊っている君(男)へ想いを告げられないでいる、という解釈を「してもいいのか」という気持ちがあった。ひやあおの関係性を知っていたので、歌い手の如恵留が代弁者で、伴奏者が僕で踊っているのが君とも取れるかもしれない、とも頭に浮かんでいた。また、最後の音だけ如恵留さんが弾くところから、歌い手と伴奏者が時系列の違う僕かもしれないとも。浮かんだもの全部、「こう捉えていいのか」という気持ちがあった。
でも後日の如恵留さんのブログをみるに、きっと私が思い浮かべた解釈の全てが正解だし、如恵留さんが望んでいる世界は、「この解釈でいいのか」という戸惑いが私の心に生まれない世界なんだろう。
恐ろしさすら感じるほどの愛の人だと思う。
ブログを読んでからは、もしかしたら一人称が僕の女の子かもしれないし、本を持って踊っている子をボーイッシュな女の子と見てもいいのかもしれないとか、「如恵留の名脇役」の解釈の幅がぐっと自由になったし、色々と感想を漁っていたら、名脇役の前の虹との流れから、虹で結婚した男女の片方に恋をしていた僕、という解釈を見つけて、それもイイネ!となっている。本当に「如恵留の名脇役」は自由で面白い。
まあほんと如恵留さんの情念のこめようはすごかったですよね。
一緒に表現してくれた檜山くんと青木くんもありがとう!素敵でした。

8忍者とのMCタイムは、8忍者のことを知らない視聴者にも知ってもらおうとか、8忍者に楽しいんでもらおう、自分の公演のバックについたことが楽しい思い出でありこの先の財産になってくれると嬉しいな、というのが伝わってにっこりした。如恵留、かわいいぜ。

からの手話パート。自分が学んだことを取り入れる姿勢と、「誰も取り残さないコンサート」を実現しようとする姿勢。素晴らしい。めちゃめちゃすごい当たり前体操なこと言ってしまった。
自分は話者ではないので手話を読み取ることはできないが、手話が振りと一体というか、手話の振りがダンスの振りのようで、歌うような手話だったのではないかと思う。当事者がどう感じたのかを知らないとわからないが、メロディごと伝わるような手話だったら嬉しいなと、見ているこっちがそう思うような優しいパートだった。

め!
め!

(※目黒蓮ではない)
川島如恵留KAWAIIの極みだった。ありがとう川島如恵留。
でも初見はまじで何が起こったのかわからないままめが終わった。

僕だけのプリンセスは2019年のサマパラでもやったのはあとで調べて知りましたが。
白馬に乗った宮田俊哉しか見たことなかったので、初見時はお前これチョイスするんか!となり、似合うなお前!!!と言った。ステージを降りて少年忍者を連れながら跳ねて踊るお前がプリンスだ。

そしてUNIQUE TIGERSからの夢のHollywood、Together now…。
Jrの段階でソロコンをやらせてもらえるのは、本人たちの経験としても良いことだし、自担のソロコンが見れて嬉しいファンもいただろうが、7人揃ったステージが見たかった、というのもファンの心としてあっただろう。そういう自分たちのファンの気持ちに、如恵留さんなりに明るく寄り添ったのがUNIQUE TIGERSだったんじゃないかなと思う。「僕の愉快な仲間たちはこんなでここが帰る場所です!」とか、メンバーのリハの映像を使うことで「みんなのソロコンも楽しみにしててね!」っていうニュアンスを含んでいたりとか、ソロコントップバッターの如恵留さんだからこそ入れられた曲で演出なのがまた、良かった。
夢ハリは2番を歌っていることに気付いたときは流石に呻った。トラジャ担ではないので夢ハリのことを語るのは野暮な気がする。のであんま触れないが、トラジャ共通曲のTogether nowを除いたらのえぱら最後の曲が夢ハリ2番だったということは噛みしめていきたい。
\Together now/
自担Gのソロコンでこれやられたら命いくらあっても足らないんじゃないすか?演出としては配信ならではというか、配信だからこそできる効果なのでそれは面白い試みだし大成功なので、演出提案した人には金一封を差し上げるように。

 

と、ずるずる取り留めもなく感想のようなものを垂れ流した。
如恵留さんが伝えてくれたことを受け止めて色々考えることもできるし、もうただ単純に如恵留!美しい!かっこいい!かわいい!!!って楽しむだけだってきっと許容してくれる、そんなソロコンだった。

結局サマパラ配信はトラジャ7人中4人のソロコンと、各グループ最低1公演は観たんだけども、初日の如恵留さんのステージは初日を担うにふさわしい素晴らしいステージだったし、最高の8月の始まりだった。

のえる~!めっちゃよかったぞ~!!!

今後もトラジャおよび川島如恵留(と、実は6月のハピライで見て落ちた宮近海斗さん…)をささやかながら応援したいと思うし、如恵留さんが愛したいという全ての人に私も入っているのならば応えたいなあと思いますよ。
よろしくね。

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