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「やさしいおばさん:聞こえさせてくれていた愛」:やさしいおばさんの詩


 

朝 アパート 二階

何か 空気 が 明るい

 

外の 日差し を

暗がり ながら 感じている

 

何か 空気 が 明るい

 

 

一階に 引越して きた おばさん

庭で  如雨露で  水を やる

 

子ども や 赤ちゃん 達に

話し かける ように

あかるく 大きな 声で

話し かけて いた

 

近所の 人 や

遊びに 来た 

友 など から は

 

気持ち わるい と 言われ

ちょっと 頭が どうやら ・ など と 

言っていた

 

今日も 朝 目が覚める

 

一階の 庭 から 聞こえて る

とっても 楽しそうな 声

ひとり で お話

お花 や 草木

 

何か 空気 が 明るい

 

外の 日差し を

暗がり ながら 感じている

 

ラジオを つける

 

井形慶子のトーク が 流れている ・・・

 

この 日曜の 朝

今日の 一時は

 

10時過ぎまで

寝床に 入って   ・・

 

暗がりの 部屋

 

こうして  外の   ・

日差しを 感じて

過ごして  いたい

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