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「まぶたのお母さん」:お母さんの詩(お盆の詩)

ただいまーーー
おかえりーーー

この作品は、熊本県民文芸賞2023年の「現代詩部門」に応募しています。
その理由で、ロックをかけています。 もう一作品、「歌はすべての人のために」と合わせて2作品を応募しています。



なにげない挨拶に
オレンジ色の夕焼けが
お母さんの声を覚えていたよ
夕暮れの夕飯を作る
台所の母親のさいばしを持った
後ろ姿が つむったまぶたに なつかしく映っている

ただいまーーー
おかえりーーー

台所から上がる湯気と共に
遠い蜃気楼のような調べが
あのお母さんを   今
温かく 呼び起こして いるよ



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