神様が窓に
涙の跡を下さった夜・・
フォロアーさんからの
インスタグラムへの誘導
アプリのインストールをはじめたところ・・
窓ガラスに幾筋かの雨粒が
優しく悲しげに
まるでお空から神様が涙を流しているように・・
窓ガラスの数ヵ所に
雨跡がついた
すると
ややこしい認証を何回も
行い
とうとうインスタグラムは
拒否されてしまった
メールアドレスと住所しかない私は
・・悲しみを覚えた
３年前に病院へ運ばれて
生死をさ迷って以来、社会から寸断されていた・・
神様が哀れんでくださった
2回目の涙が窓にほとばしった
私はアプリケーションをアンインストールした
夜の窓の外
薄い霧が立ち込め 前方の
立田山の影を隠している
私は 神様 哀れんでくださり
ありがとうございますと乾きかけていた雨跡に窓ガラスの内側から
手をかざし
曇った夜空に感謝を込めて
神様を仰いだ・・・
この記事を書いている前に
雀が一羽挨拶に来て・・
何かを伝えていた
早朝の時を告げ
立田山と私の間を、東に向かって
３羽の白鷺が悠長に飛んでいった
そして 今日も 天空高く
つばめ が 舞い上がった
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