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「AIRチーム」のススメ| 各分野のプロフェッショナルと共につくる、新たな営業チームの形

営業である程度成果が出せるようになると、自分一人だけのマンパワーでは、「質を保ちながらお客様に価値を提供し続ける」ことが、難しくなっていきます。

なぜなら、成果を出せば出すほど、事務的な仕事や、お客様のサポートが増え、一人で回せる仕事量のキャパを超えてしまうからです。

だからこそ、仕事はチームで行うことを意識したいですね。

かくいう私も、現在は、一人ではなく、チームで動いています。

そんな風に書くと、

「日野さんは外資系金融会社に所属する個人事業主だから、自由に人を雇うことができる。一般的な営業パーソンにはそんなの無理だよ」

と言われるかもしれませんが、実のところ、私は誰かを雇用したり直接的な部下がいるわけではありません。

私の周囲には、直接的な雇用契約は結ばないものの、税理士、弁護士、医者、採用のプロ、広報のプロ、ITのプロ、ブランディングのプロといった数多くのプロフェッショナルがいて、皆さんがサポートして下さる環境を作っています。

様々な分野のプロフェッショナルの力を借りることで、お客様の課題を解決し、さらにお客様のお役に立っていく。

いわゆる「AIRチーム」を持っているとでも言いましょうか(笑)

チームで働くというのは、何も誰かを雇ったり部下をつけるということだけではなく、お客様と強い関係を築き、それぞれの分野の専門家(お客様)から助けて頂くことでも実現が可能。

かつ、そこには上下関係はなく、プロフェッショナルな超強力なチームが出来が上がると実感しています。

では本日は、私が「AIRチームをつくろうと思った理由」そして「AIRチームづくりのポイント」についてお伝えしたいと思います。


私が「AIRチーム」をつくろうと思った理由

私がなぜ、雇用関係の発生しない「AIRチーム」をつくろうと思ったのか。
部下やメンバーとして雇用しないのか。

それは、

お互いにプロとして、対等な関係で協力し合える体制をつくりたい
という気持ちがあるからです。

誰かを雇用すると「雇う側」と「雇われる側」という上下関係のようなものが生まれてしまいますが、この関係性は、私が望む形ではありません。

自分もプロフェッショナルとして、そして相手もプロフェッショナルとして、お互いに対等な関係で、相乗効果が生まれるビジネスがしたいのです。

さらに、これからの時代において、「雇用すること」は大きなリスクになります。

時代の流れは驚くほど速く、未来は予測不可能。

そんな不安定な状況下でも、自分を取り巻く周囲の環境を可能な限り柔軟にしておいて、その都度新しい時代の流れに適応させていく働き方を大切にしたい。

お互いがプロフェッショナルとして、自分自身を常に高める努力をしながらも、必要な時にはサポートし合う。

この「AIRチーム体制」が、私自身が心地良く感じるやり方であり、また、これからの時代に適応できる方法ではないかと思っています。

AIRチームづくりのポイント

AIRチームが円滑に機能するために最も重要なのは「プロフェッショナルな皆さんと私の関係性」です。

私からの依頼に対し「日野さんからのお願いだから、優先度を最上位に置いて進めよう」と思って頂ける深い信頼関係がなければ、この「AIRチーム」はうまく機能しません。

「私はたくさんの人脈を持っています」という営業の方もよくいらっしゃるようですが、

「大勢の知り合いがいる」ということと、「本当の意味での人間関係が築けている」ことは、全く別の話。

こちらが何か相談をしたり依頼をした時に、優先順位をあげて迅速に対応してもらえたり、
誠心誠意対応して頂けるかどうかに、焦点をあてなければいけません。

各分野の多忙なプロフェッショナルの皆さんが、私からのオファーを受け取ったとき、それを最優先で、真剣に取り組んで下さる関係性を構築していること。

これこそが、私にとっての人脈であり、私が提供できる価値だと考えています。

では、そういった関係性を築くためにはどうするか。

大切なのは、日頃から「for you」の気持ちで、相手に対していかにα値を作り出しているか(過去の記事に飛ばす)です。

相手の課題を解決したり、相手がより良くなるために日頃から行動し結果を出していれば、いざという時にしっかり返して頂ける。

都合の良い時だけ助けてよ」ではなく、日頃のforyouの姿勢が、いざという時にものを言う、ということですね。

常識にとわられず、柔軟に考えて

チームは必ずしも、雇用契約によってのみ形成されるものではありません。

プロフェッショナルな皆さんと深い関係性を構築することで、変化の激しい時代にも柔軟に対応できるチームワークが醸成される。

とはいえ、簡単なことではなく、常に自分自身を高め続けていく必要がありますが、仕事が増えても、質を落とさず、よりお客様の満足度を高められる価値ある営業パーソンになれる道でもあります。

皆さんも、ご自身の周りにおられるお客様、プロフェッショナルな方との関係性を見つめ直し、共に相乗効果でよりよく働ける「AIRチーム」をつくってみてはいかがでしょうか?


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