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後1月光手裏剣から考える、ポケカにおいて上手くなる方法

(ポケカ始めたての人や、忙しい人は「本題」のところまで飛ばしてくれて構わないです)

こんにちは。ひのです。自己紹介します。先月盾取りました。自己紹介終わります。今回は、書きたい内容があったので人を選ぶ内容ですが、書いてみました。まあ、タイトルの通りです。1時間で書いたので読みにくいですすみません。(ps:ご指摘があり、一番最初の部分が抜けていたところがわかりました。修正しましたが他にもよくわからないところがあるかもしれないので教えていただければ嬉しいです)


1.後1月光手裏剣


昨日のジムバトルの4-0卓でこんなことがありました

ロストザマオーガ(先攻)vsロストカイリュー(後攻)
先1パスは引けたが盤面はキュワワーキュワワーゲッコウガだけでロストは1枚
後1ヒスイのヘビーボールでウッウとゲッコウガの選択だったがゲッコウガを取り、少し無理して手裏剣でキュワワー2体取る。また、スイーパーを2回使って手札0枚になり、盤面はバトル場水エネ1枚のゲッコウガでベンチにスタートしたマナフィ、キュワワー2体、ヤミラミ、ライコウvがいる。また相手のロストにはヤミラミ1枚送られている。
(サイド0-2)
先2手札に入れ替え系とアクロマはあったがボール系がない。釣竿でキュワワー戻してから→アクロマを打ってキュワワーを加えるが他には繋がらない→花選びでネストボール を引いてロスト4枚にしておとぼけスピットができる(穴抜けを最初に打っていたのでライコウに110)
後2瞬足と入れ替えカートと花選びはできたが、ロスト9枚でミラゲもなく技が使えずにキュワワー前で番を返す
先3アクロマだけはしっかりあるがキュワワーが1体しかいないので先4でロストマインをいうために一旦ウッウ下げキュワワー花選びしつつアクロマでロストを7枚にしておとぼけスピットをする。またこの時ヒスイのヘビーボールでマナフィを持って来れた。
(サイド1-2)
後3サイドから引いたヒスイのヘビーボールでウッウが殴れるので穴抜け→おとぼけスピットをする。この時に、自分の手札にツツジがあってゲッコウガ以外を出すとツツジ圏内になるが花選び3回できないと思ったので先にアクロマを撃ってロスト10枚にしてからツツジを1ターン遅らせてもいいのでゲッコウガを前に出す
先4無事アクロマと花選びでロスト10枚になってロストマインでヤミラミ7点ライコウ5点乗せる(カートで回復していたのでライコウはこの時点で130)
後4ロストマインでゲッコウガとマナフィを取る。余った3点はウッウに乗せる(多分プレミだけどカートで回復できたので特に影響はない)
(サイド1-4)
先5釣竿→ツツジ→花選びを撃ちながらマナフィとゲッコウガをベンチに置けてミラゲでゲッコウガにエネが2枚つけられる。ロストマインでヤミラミとマナフィを倒して残りをライコウに乗せた(この時点で170)
(サイド3-4)
後5クララかツツジは撃てたが、クララでマナフィを回収できてもライコウがカートが回復できないので次のマインで負ける。前のヤミラミはおとぼけスピットで倒せるのでツツジを撃ってマナフィやカートを引けることを期待しつつ相手にヤミラミも手裏剣も撃たれないことをお祈りするしかなく、ツツジを撃つもトラッシュのマナフィは戻せず(そもそも釣竿やカートが残っていたかどうかは不明ではある)、おとぼけで前を取る
サイド(3-5)
先6ミラゲを引いていたので手裏剣でキュワワーとライコウを倒して勝ち

少し長いですが読めば状況は理解できるはずです。
ここで重要なのが、①なぜロストカイオーガが勝てたのか②他の行動は選択肢としてなかったのか、なぜそうしたのか、です。

1-1

ではまず①について、これは単純に1ターン目以外の引きが良かった、相手が1ターン目以外の引きが悪かった。そう言って仕舞えばそれで終わりです。確かにそれはその通りです実際に先2のアクロマでキュワワーに繋がらなければなす術もなく負けていたはずですが、僕が考えるにはロストザマオーガのプレイヤーには試合展開が「視えていた」、勝ち筋が「追えていた」、何をすべきか「解っていた」からだと思います。

実際に相手がヤミラミを1枚ロストした時点で相手がコンスタントにロストマインを撃てないため、ダメカンをばら撒いてツツジ圏内の逃れつつ最後のマインで締めるというルートを取れなくなっていて、こちらのツツジは通ることは1ターン目で確定していました。
そのため、こちらはツツジ前提で動くことができました。相手の動きを制限しながらロストマインを撃つことが唯一の勝ち筋だったので2ターン目から着実にロストを貯めておとぼけをかろうじて撃つことでサイドレースで遅れすぎて逆転不可能にならないようにしつつ、行動しました。
また、途中でヤミラミにロストマインでダメカンを7個乗せた理由について「?」って思ってる人向けに解説すると、ヤミラミを倒してしまうとツツジ圏内にはならないものの、釣竿やクララで復活されてしまい、元気な状態のヤミラミが再登場してしまい、ツツジを撃つターンに他のポケモン(今回でいえばマナフィ)と同時に倒すことができなくなるからです。
また盤面的にマナフィは必ず倒すことになるのでマナフィに5個乗せてもいいべき盤面でライコウに5個乗せたのは、②にもつながってきますがもうひとつのルートとしてアタッカー殲滅ルートがあったからです。これは後で詳しく話すとして、次に先5でツツジを撃ったターンでは逆に勝ち筋を追うから負け筋を消すにシフトしているのがわかるでしょうか。次にロストマインか月光手裏剣のどちらかで勝てる盤面を作り相手に大きい要求を押し付けています。以上全てが勝ちに繋がったと言っていいでしょう。

1-2

では、②について話します。実際色々な分岐があって初めは確定してなかったことや途中でプランを変更したところも実はあります。
まずは、サイドプランについて、結果的にいえばヤミラミを倒さなくても、相手のサイド残り2枚の時点でこちらの盤面にダメカンが乗っていなくてマナフィが置けていれば、1ターンで勝ち切られることはないので後攻3ターン目におとぼけスピットをゲッコウガで受けた時点でヤミラミを無視してやまびこホーンを絡めて、残りのターン全てロストマインを宣言しHP70のポケモン3体とライコウを倒して残りのサイド5枚を取る選択肢もありました。その場合ヤミラミを取る時よりも10少なくていいので入れ替えカート一回分の余裕ができます。
また、別のプランとしてウッウを取るルートも考えました。ウッウ、ヤミラミ、ライコウ、(エネ要求がきついがゲッコウガも余裕があれば含む)この辺りのポケモンをツツジを撃つターンに同時に倒しつつ、相手が攻撃できないターンを1ターンもらうという作戦です。同時に倒さないと釣竿やクララで回収されてしまいます。実はこの時は気づいていなかったのですがどうやら先2でおとぼけスピットを撃てて後2で攻撃されなかった時点でダメージレースが間に合っていて、これをする必要がないことに後で気がつきました。もちろんこれはキュワワーでクララなどを引かれるとその時点で崩壊するのでリスクが高いですが、遅れすぎているとこれしかできなくなります。また、ツツジを撃ったターンの返しにヤミラミにロストマインを言われても問題ないので、ヤミラミを倒さずに花選びのハードルを上げた方がよかったのではないかという意見もあり実際それも1つのプランです。そうするとヤミラミを残す都合上最後は月光手裏剣で締めることができず、ロストマインで締める必要があり、ツツジを撃たれないとはいえ、手札にヤミラミにアクセスできるカードがなく、ロストマインが撃てるかどうかは不安だったので最終的にヤミラミを取ってキュワワーがバトル場に出てきてもいいが、ロストマインと月光手裏剣の両構えで行こうと決めました。

2.「本題」

はここから

要は何がいいたいのかというと、勝つためにはポケカはしっかりと考えてプレイしようということです。
以下は自分なりの言葉ですが、普段気を付けているポイントをまとめてみました。特に友達と練習する時は考えてることを対戦相手とも共有できるし時間も使えるし巻き戻しもできるので、非常にいいと思います。実際こうやって自分はポケカが上手くなりました。その結果がJCS3位なのである程度は信用できると思います。
矢印の後に書いてるのは適当な例です。上の試合とか関係ありません。時間があったら理解度の確認がてらに上の試合のを当てはめてみてください。

盤面の把握

難易度中〜高
〜今の試合展開はどうなっているかを常時判断して自分のこのターンの目指す行動だけでなく、試合全体を通して目指す行動を考える。これは経験も必要だし、経験するだけじゃなくいかに常日頃から考えてポケカをプレイしているかが問われるところ。また、才能にもよるところがあるかもしれない〜
→まだ試合の展開はわからないが、雪道を貼りながらアビスシークをして整えよう
→お互い場が整ったため、ここから毎ターン攻撃していくとこちらが1ターン足りないが、ボスを撃たれない前提でダメージを分散させつつ、逆に相手の削れてるポケモンをボスで呼べば勝てる
→1ターン相手に雪道で止まってもらう必要があるが、ここでサイドを取ると相手のツツジが厳しいので、サイドレース自体に遅れは取らないようにダメージを分散させて相手の手札干渉より先に手札干渉を打とう。

サイドプラン

難易度低
〜自分のサイド6枚をどことどこを倒して取るのかを考える。固執せず柔軟に変更することも忘れずに。またこれは誰しもは聞いたことがあるだろうし、実践することは難しくない〜
→ルギアvとネオラントvとアーケオス2体を倒そう

サポートプラン

難易度低
〜毎ターン1枚しか使えないサポート、例えばデッキに2、3枚しか入ってないボスやナンジャモをどのように使っていくかを考える。もちろんそれ以外のサポートでも同様。あまり浸透はしていないが取り組むのは簡単なのでおすすめ〜
→最後2ターンはナンジャモ、ボスの順に撃つ必要がある。それまではアクロマの実験を使う、で問題ないだろう。

ダメージプラン

難易度中〜高
〜特にロストやインテウーラにおいて重要でそのデッキを握る上では絶対に欠かせない要素だが、例えばアルギラなどでもHP280のポケモンに180与えた後、280与えるよりも無傷のポケモンに280与えるか、180与えて倒す方がいいということにも共通している。ダメカンの置き方は少し難しいので、まずは最初に手を動かして学んでみて、だんだんわかってきたら頭で考えてるといったように自分の練度に合わせて2段階に分けるのがおすすめ。あとこれの面白いところが、試合するたびに色々な発見に繋がる可能性があるところ。実はこんな載せ方があるとか〜
→ロストマインをどこに打つのかなど、後で敵討ちで取れるように220残すや、カイオーガで取りやすいように50の倍数にしておくや、相手のベンチの数を考えてライコウ圏内に入れるなど。また、最悪おとぼけスピットを撃つ可能性があるので10や20残しはしないなど色々。

リソース管理

難易度低〜中
〜単純にエネルギーやポケモンの枚数から、グッズやサポートやスタジアムの枚数まで全てを含む。どのレベルまでやるかは自分がどのレベルまで上手くなりたいか。また、山札の中身を覚えいるとナンジャモで何が来るかはだいたい予想がつくようになる(流石に終盤の山札が薄くなっている時にしか信頼性は高くないが)
山札にエネルギーが何枚残っている、すごい釣竿が後何回使える、入れ替えカートと穴抜けの紐が後何枚残ってる、など

勝ち筋負け筋の把握

難易度中
→残りサイド的にスターレクイエムからのロストインパクトでサイドを4枚取らないと勝てなそうだ。そのためには技が撃てる状況にしつつ相手に邪魔されないようにすることが必要なので、勝ち筋はナンジャモでミラージュゲートとギラティナvstarを同時に引くことだ。
→マナフィが出てきたら次のロストマインで、出てこなかったら月光手裏剣でサイドを取り切れるが、もしかしたらボタンが入っているかもしれないし崩れたスタジアムの2枚目があるかもしれないので、ネオラントを出させない+再度崩れたスタジアムを張らせないために今場にある崩れたスタジアムは剥がさないでおくべきだ。

細かいプレイングなど

難易度中
〜アクロマパス問題など、よく話題になっていて強いプレイヤーの意見聞いてへーとかふーんとかなっているが、そんな細かいところよりも上に書いたことの方が大事。少なくとも10倍は大事。上に書いたことを全部できるようになってから考えよう。もちろんこれも大事ではあるけどね〜
→ここはできれば隠し札で超エネをトラッシュしたくないのでアクロマから撃って他のエネが来ないか確認してからにしよう

3.終わりに

ここまで書いててなんか偉そうだけど自分はどうかというと、もちろん完璧じゃないし、宣言して「あ、こうじゃないミスった」とか思ったり、試合後にこれ実は間違っていたんじゃねとか、これを狙ってたけど実はこれじゃ解決してなくて無理してあれを狙うしかなかったのかとか、逆にあんまよくわかってなかったけどめっちゃ正解の動きしてたわ、とか色々ある。ただ、少なくとも努力してるのでそういう頻度は少なくなってきてる(それでもそこそこ起こる)。これがちゃんとできるような人は、間違いなく「上手い」プレイヤー。

ここまで読んでいただきありがとうございます。緊急でnote書いてるので読みにくい部分があるかと思いますが多めに見てくださいすみません。もし役に立ったと感じた方がいらっしゃいましたら投げ銭をお願いします。

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