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渋柿について

渋柿について、農水省のサイトが「柿の渋みのもとは、タンニンです。水溶性タンニンが口の中で溶けると、渋く感じます」と説明します。

怒り、憎しみ、嫉妬。人の心にも渋みがよどんでいます。その渋みを理性でくるんで味わいに変えられる人もいます。でも、渋みに毒されてしまう人もいます。

ネットを覗けば、剥き出しにされた渋みが揚げ足取りや言い掛かりによって他人を攻撃し、それによって私たちを殺伐とさせ、息苦しくもさせています。

「渋柿もアルコール等で処理すれば、タンニンが不溶性に変わって甘くなる」とサイトは、解説します。渋みは、抜けない。でも、変化ならさせられます。

心を変えられない者は、何ものをも変化させられないのである。

(ジョージ・バーナード・ショー)


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