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眼鏡屋のお兄さん

眼鏡屋のお兄さんに、「お客さんは、左が利き目ですね」といわれました。両目の見え方のバランスが悪い場合には、利き目を優先させる、と教わります。

「多くの人の場合、利き腕と利き目が一致するんです。その点、お客さんは、少数派に属します。だけど、スポーツの世界に限っていえば、有利なんです。

例えば、右のバッターボックスに立ったときに、利き目の方がピッチャーに近くなるし、マウンドに立ったときに、利き目の方がバッターに近くなるんで」。

「スポーツ嫌いの自分には、その利点、宝の持ち腐れでしかないけど」とお兄さんの話を聞きながら、鏡に向かってファイティングポーズを取ってみせます。

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