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久しぶりの深夜散歩&スタジオとスピッツの奥深さ。

12月の散歩→スタジオ練習から2ヶ月、、、
1月は予定の兼ね合いや結果的にクドーサンのコロナだったので会えなかったが今月は本日、久しぶりの非日常散歩とスタジオ練(というかただの音出し)

課題曲はスピッツのholidayという曲。
初心者にはなかなか厳しそうだが最近ドラムを始めた同僚も交えての音出しだ。

スピッツは奥が深いというか、そこまで詳しくはないので多くは語れないが、良い意味で『バンド』なのだ。
一人一人の音がしっかりと聴こえ、それぞれが何をすべきなのか、歌モノとしてプレイヤーのあるべき姿、そしてたまには暴れちゃう、ライブは基本ライブバージョン、譲り合い。サウンド聴いているだけでその辺りが伝わってくる。

自分がベース始めたときはスピッツの何曲かをコピーしていた。田村さんのクセフレーズは今でも知らず知らず弾いちゃうくらい自分のルーツとして染み付いている。

holidayもそれが堪能できる。
そしてベースサウンドを聴くかぎり、これは4弦のE弦をDへドロップしている。
何が言いたいかと言うと、5弦ベースではないということ。(おそらくですが)

ベーシストには分かると思うけど、4弦と5弦で全体の鳴り方が違うので、何となく音源からどっち弾いているのかが分かる。
(レコーディングはなんでもありだから部分で録り直す人もいるだろうけど)

どっちでも良いじゃんと思うかもしれないが、全然違う。全くもって別な楽器なのだ。
例えば4弦ベースE弦1フレのF音と5弦ベースのB弦6フレのFと比べても全く鳴り方が違うし、音の減退や伸びが各フレットの場所によって弦楽器は違うので全くもって別モノ。別な楽器。
holidayのD音の低い音が欲しいところを敢えて4弦で弾くことによって鳴りのデメリットをカバーしているのだ。(たぶん)

そういうことを考えることも楽しいし、
安易に、じゃー5弦だな、っていかない、そういうプレイヤーとしてのこだわりって良い。単純に自己満の領域なのかもしれないけど、それが良いじゃないか。
ニヤニヤしちゃうね。

『オレでなきゃ見逃しちゃうね』を見つけたり体感するのも音楽の楽しみ方である。

オレでなきゃ見逃しちゃうね

記事投稿:アライサン

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