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テキサス・カントリー・プリーチャー


※2023年7月にOFUSEにて配信されたコラムを編集し再掲したものです。


親愛なる友だちへ、ひねもです。

音楽紹介。

“テキサス・カントリー・プリーチャー”

こと

“K.M.WILLIAMS”


1956年生まれ
テキサス州出身


あのエルモア・ジェイムスからギターを教わった(?)というエピソードを持つ。



教会で説教する本物の牧師であり、同時に歪んだブギ・ブルースを爆音で演奏するブルースマンでもあるという。



演奏している音楽の影響は

ゴスペルはブラインド・ウィリー、ブルースはRLやジョンリーやライトニンやTモデル etc

からとのこと。




僕が持ってる雑誌のロングインタビュー記事で良いことをたくさん言っていて。


みんなが自分をテキサスブルースマンにカテゴライズしたがるけど、誰だって色んな音楽を聴いてるだろ?って。


ノースカロライナの東海岸にテキサススタイルのプレーヤーもいるだろうしさって。


ミュージシャンなら誰だって他のたくさんのプレイヤーの演奏を聴いて影響を受けてるはずだって。


確かにテキサス出身だからってテキサスのミュージシャンしか聴かないなんてあり得ないもんね。

僕は日本の東京都出身だけど東京のバンドしか聴いてないなんてことはないし。

時代も国もバラバラの様々な音楽を聴いた上で、住んでる土地の雰囲気も自分にミックスされていくというか。



あと

焼き直しのブルースがやりたいわけじゃない

って。

ただ反復してるだけの音楽なんて!

と。


ゴスペルもブルースも演奏することに関しては


コインの裏表みたいなものだ


と。

どちらも基本的には同じ。

人生への問いかけ と 答えみたいなもの

フィーリングは同じだと。


人生は順風満帆にはいかない。

間違いを犯す
道に迷う
振り返る
引き返す

そのときどう対処するか。

偽りがなくファンキーでただただリアルな音楽をやりたいのが望みだ。


と言っていて。



そんなKMウィリアムスのブギが最高でYouTubeを是非見てほしい。

ファッションや使用ギター、サウンドがツボをおさえててたまらない。

RLスタイルの骨太ブギ!

“トレイン・ネック”というユニットを組んでる相棒であるパーカッションのウォッシュボード・ジャクスンとのプレイが最高。

芸名の通りウォッシュボードを荒々しく刻むのがめちゃくちゃカッコいい。


動画を見ていたらウォッシュボードが欲しくなった。

オークションで探したらヴィンテージで”CHICAGO-MEMPHIS”と入ったまさに!!なデザインのを見つけて値段も手頃でお気に入りに入れた。

だけど明日買えばいいかと思って寝て起きたら売れていた、、。

悔しい。


ブラザーズ、シスターズ、欲しいときに買おう

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