【2020年クイーンS】好メンバー集結!このレースで狙うのは夏の適性ではなく、小回りへの対応力です

ゲンです。

最近コロナ感染者がまた増えてきており、大変な状況になってきておりますね。

皆さんも感染しないよう、日々気を付けて過ごしていきましょう。

先日お伝えした通り、今週はクイーンSを中心に記事を書いていきたいと思っています。

第一弾として、今回はクイーンSが開催される札幌競馬場のコース特徴と傾向について解析していきたいと思います。


札幌競馬場の特徴

今週行われるクイーンSは芝のレースなので、今回はダートには触れないでおきます。

札幌競馬場は起伏がほとんどなく、ほぼ平坦なつくりをしています。

1週距離1640.9mは地方会場のなかでも大きいほうであるが、4コーナーからゴールまでの距離が最も短い函館競馬場とほぼ同じである。

しかも函館は最終直線の半ばにゴールが設置されているが、札幌は少し1コーナーよりに設置されている。

つまりは、札幌のコーナーは大きく緩やかな形状をしており、一般的な競馬場より円形に近く、ホームストレッチが函館よりも短いということになる。


そして、もう1つ大事なポイントは、洋芝を採用しているということです。

洋芝は馬場が柔らかめで、野芝よりパワースタミナが必要になってきます。

洋芝を採用しているのは函館と札幌のみになります。

札幌の芝は函館よりも水はけがよく、当日の天候を気にする心配もあまりないということが言える。

ただ洋芝は耐久性に乏しい傾向があり、レースを重ねるごとに剥げていき、穴ができることもよくある。

後半のレースを予想する際、注意が必要である。


札幌競馬場のレース傾向

上記した特徴を踏まえた上で過去のレース傾向を見ていくと

後方から一気に追い込むタイプの馬は苦戦している傾向にあるが、レース後半の「捲り」や「差し」勝つ割合がかなり多いのも面白い特徴である。

なぜ、コーナーが多く直線が短いのに「捲り」や「差し」が決まりやすいのかというと、両コーナーのカーブの大きさに理由があります。

競馬場  札幌  小倉  中山  函館
半径 m   163.5   139.9   138.9  135.2

上記のとおり、札幌のカーブは他の競馬場に比べだいぶ大回りであることが分かる。

カーブが大回りだと遠心力が小さくなり、速いスピードでカーブを走るということになります。

通常カーブを走る際、スピードを緩め直線でペースを上げる走り方をしますが、札幌では直線と同じ速度でカーブを曲がってくる傾向にあります。

なので一定の速さで走れるスピードとスタミナが重要になってくる。

またコーナー手前でペースを落としにくいので、馬郡も密集しづらくなり、縦長の競馬になりやすくなり、堅く決まりやすかったりもする。


また札幌は内枠が好成績を残す傾向も見られている。

直線が短いためコーナーを回りやすい内枠が有利になりやすくなっている。

そのため騎手の位置取りや仕掛けのタイミングも重要な要素になってくる。


まとめ

上記の札幌の特徴と傾向をまとめると

・直線が短く、カーブが大きい円形に近い競馬場である
・カーブでもスピードが落ちにくく、一定の速度で走る傾向
・洋芝を採用しており、スタミナとパワーも必要である
・内枠が有利傾向、小回りが利く馬が有利
・当日の天候はあまり気にしなくてもよい

札幌でのレースは独特であり、この札幌競馬場での適正が重要であると言えます。

過去の実績で、札幌で好成績を出している馬は注目してみてもいいのではないかと思っています。


いかがでしたでしょうか

今回は札幌競馬場がいかに特徴的かという点で、書かせてもらいました。

また洋芝採用している函館の実績も参考になると思いますので、ここで追記させてもらいます。

しかし円形に近い競馬場なので、やはり札幌での実績以外はあまり参考にはならないかと感じてはいます。

是非馬券購入の参考にしていただけると幸いです。

では次のブログでお会いしましょう。

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