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【#黄ノ星つくりink 】黄ノ星つくりが描いた思い出と軌跡

※このライブレポートは”個人の感想”です。



2022年2月26日、動画配信プラットフォーム「Z-aN」にて、2022年1月31日をもって活動を休止したZEROProject(ぜろぷろ)所属の芸術系エンターテイナー黄ノ星つくりの『黄ノ星つくり1stワンマンライブ ”ink.”』が開催された。



まず1曲目として披露されたのは、SHOWROOMでの”シンガーのYuNi鹿乃とのコラボ楽曲獲得イベント”にて黄ノ星が獲得した、buzzG作詞作曲の『センゴクフードファイター』 YuNiと鹿乃を含めた3人での楽曲だが、今回はソロでの披露となった。ライブ1曲目にふさわしいアッパーソングで公演のスタートを切った。

自身でカバーしたUNISON SQUARE GARDENの楽曲『オリオンをなぞる』 スタートからの勢いを絶やさず、さらに会場を盛り上げる黄ノ星の遠くまで届く歌声が生きる楽曲だった。そして、カッコイイ系から色を変え、しっとりとした黄ノ星のオリジナル曲『ボクラダケノホシ』を披露。エンターテイナーの名にふさわしい、表現の幅を見せつける1曲だった。



ここで一旦、同じくぜろぷろ所属であり同期の紡音れいを迎えMCへ。
今までに見たことのあるような普段どおりのやり取りを交えつつ、ここで2021年3月に卒業した天爛(てんらん)みぃからのサプライズのメッセージが。黄ノ星、紡音と同じくぜろぷろ1期生として交流のあった天爛からのメッセージに黄ノ星や会場は大いに驚いていた。


配信ライブではおなじみとも言えるスクショタイムなどで仲の良さを存分に見せつけ、そのままぜろぷろ1期生のオリジナル曲『マジ勇者!!』を披露。8bit調のゲームらしい1曲で再び会場を盛り上げた。続けて紡音と2人で披露したのは欅坂46の『サイレントマジョリティー』 一部の振り付けを踊りながらクールな色に会場を染め上げた。




共にライブを盛り上げた紡音を見送り、再び黄ノ星1人のパフォーマンスへ。ぜろぷろ所属メンバー楽曲カバーゾーンとも呼べる時間へと突入。

カバー1曲目として披露したのは、天鬼(あまき)ぷるるの『ぱいなっぷるる』 ポップで電波チックな曲のあとはゆったりとした水間くららの『夜逃げ』を披露。

ここまでは黄ノ星よりあとに所属した2期生たちの曲。黄ノ星自身もセットリストに悩んだということだが「ぜろぷろだったからこそ歌える曲」としてセレクトしたとのこと。どちらもMVを背景に歌う姿は原曲らしい雰囲気と黄ノ星らしい雰囲気が合わさった印象だった。


そして続くカバー曲たちも「自分がぜろぷろにいたからこそ、思い入れがある曲」として、熊野ぽえみの『last drip』桜夢ななの『CAN YOU HEAR ME』紡音れいの『Dance is the answer』を続けて披露。黄ノ星と同じ1期生のオリジナル曲を続けて歌う姿と「ぜろぷろ1期生は5人でいろいろやっていたことを忘れないでください」という言葉には心打たれたファンは多いだろう。


ライブも終盤ということで、ラストの口火を切ったのは黄ノ星も参加していたぶいっとコンピ参加者全員がオリジナルを歌唱していた『VisuaRiseAlive』を黄ノ星ソロで披露。この楽曲のソロでの披露には会場も驚いたことだろう。様々なメッセージのこもった楽曲を歌う姿からはいろいろな思いが込められているような感じた。

ロングトーンが映える『ブラック★ロックシューター』のカバーを続けて歌い、改めて歌唱力を見せつけ、最後の曲として『Future Drowning』を披露。黄ノ星にとっての初めてのオリジナル曲を届ける姿は、活動休止前最後の曲としてもあり、強く印象に残ったことだろう。涙混じりになりつつも最後まで歌い切る姿は黄ノ星つくりらしさがあったように思えた。


涙混じりの時間もあったが、最後は「きっとまた会おうね」という言葉と笑顔と共にライブは幕を閉じた。


セットリスト
1.センゴクフードファイター
2.オリオンをなぞる
3.ボクラダケノホシ
4.マジ勇者!!(With紡音れい)
5.サイレントマジョリティー(With紡音れい)
6.ぱいなっぷるる
7.夜逃げ
8.last drip
9.CAN YOU HEAR ME
10.Dance is the Answer
11.VisuaRiseAlive
12.ブラック★ロックシューター
13.Future Drowning

配信:Z-aN特設ページ
ライブ配信は2022年3月12日まで視聴可能。

黄ノ星つくり1stワンマンライブ ”ink.”特設サイト











※”っぽい”のはここまでです。


はい、というわけでね、めちゃくちゃ”っぽく”書いてみましたが、私の熱量と言うか”オタク”が叫びを上げているので開放します。

黄ノ星つくりワンマンライブの話をしよう。

もろもろあったりはします。そりゃあね、仮にもデビューから(配信全追っかけってわけじゃないけど)見てきて、その子が活動無期限休止になるんですもん。いろんな感情が生まれないわけがない。

今回特にっていう話であればやっぱりいわゆるぜろぷろ1期生カバー連打。選曲がね、ずっちぃね?自分は”ぜろぷろ箱推し”ってわけじゃないんですよね、紡音経由で見てたらみんな好きになってたっていう。言い方はちょっとアレかもしれないけど、”箱として”は見てなくて、遠くから見たら結果的に箱推しっぽく見えるっていう感じ。

各々が各々で好きなんですよね。個々人の引退やらなんやらの時は結構引きずりましたしね。今回も大変だあ。

それをね「ぜろぷろにいたからこそ」って言われちゃあオタクが死ぬ。私は死んだ。

『VisuaRiseAlive』もずるいですよね。さすがにこれソロで歌うとは思ってませんでした。生き物なので死角から殴られたら死にます。「ここから始まるのさ」ってさ。つくりちゃんの活動はまあ、一旦ここでストップですけど。あの子がやりたいことを見つめ直すためのある意味スタートなんですよね。勝手な解釈ですけど。なのでこの曲が生まれたことも、歌う場が合ったことも、そこに居合わせたことも、すべて感謝です。オタクは五体投地です。

んでもってラスト『Future Drowning』ですよ。ここ数年楽曲のパフォーマンスを見て「うわ~~~」って泣くことなかったんですよね。それでも毎回うるっとくるのは演者が泣いている時ですね。もらい泣きしちゃう。おじいちゃんかもしれない。「Future Drawing / 黄ノ星つくり」でググって、公式のMVで歌詞を読んでみてください。こんなんこういう場で歌われたらさすがに涙腺に来るでしょう?そういうことですよ。


黄ノ星つくり、デビューした時はイラストかわいい~~!!ってなって、歌もいけるんじゃん!ってなり、カッコイイのもめっちゃいけんねとかまあいろいろなったんですよね。やっぱり今更ですけど、イベントでお喋りとかを出来なかったのが後悔です。それでも、配信とか覗いたり、リプ送ったりとか、いろいろと記憶と思い出があるんですよ。1つ残らず忘れません、なんてさすがに脳機能的にも不可能なんですけど、だとしても、記憶の棚にはずっと入ってると思います。えびフィレオとか見るたびに思い出すんだろうなあ…とか。

これから活動休止しても、いろいろ大変だと思うんですけど、無理しないで元気にいて欲しいですね。

「またね」って言ったんだから、「おかえり」って言う日を待っています。



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