【ネタバレあり】初めてのTRPG体験記 と 通過済みシナリオ配信を見た記

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。日向キタローです。


久しぶりの雑記…というかただのオタクの感想つらつらやつですね。

というわけで、先日初めてTRPGを遊びました。ようやくですね。
前々からやりたいな~って思っていて、ずっと「いややってみたいしネタバレになるし配信とか見れないな…」ってやってたんですよね。思ってから年単位経ったんですけどね、ガハハ。

遊んだのはこちら。


天使代行ラングドシャ様の書いたシナリオ『ネバーランド・クラブ』です。

これはマジで意図してなかったんですけど、TRPGについてで詳しく教えていただいたのもラングドシャ様…ドシャ様だったんですよね。そんな方のシナリオが初めてのプレイになるとは思わなかったです。


以下、ネタバレがあるよ!!!!!!!!!!注意!!!!!!!









・『ネバーランド・クラブ』をプレイしての話



てなわけで、初めてTRPGをプレイしたわけです。しかも秘匿HOあり。

「えぇ~~~!?TRPG1回もやったことないのに秘匿ありなんですか~~~!?まあなんとかなるやろガハハ」って思っていたら、そもそもキャラシの作り方からだったのでそれどころではなかった。

KPの人に「ここはこうして…」って教わりながらステを割り振り、技能を取り、名前を決め。ちょっとしたキャラのバックボーンを設定し(それがセッション中に表に出るかは別として)無事にシナリオを回るためのキャラクターができあがったわけですね。創作キャラの名前決めとか結構好きなので楽しかったです。名前にも設定をこめました。

今回、回ったシナリオ3人+KPで4人でした。自分がドの付く初心者だったので判定とかも結構甘めでしてくれて、ワイワイガヤガヤしつつ楽しく進めてました。

楽しく進めてたんですけど!!!まあね!!!悶絶するところも多々ありました。リピーターの話とかジェムの話とかね…。

進めていくにつれて、どんどんPCと自分の同期が進んでいくというか、感情が一緒になっていくんですよね。だからちょうど物語の起承転結の転の部分くらいで重なる部分のほうが多くなっていって、その”転”にめちゃくちゃ引っ張られるというか。”自分自身として”その転で提起された状況が障害にどうするか・どう臨むのかを真剣に考えまくるんじゃないのかな~って感じになりました。少なくとも自分は振り返ってそういう楽しみ方と進め方をしていたように思います。

で、ですね、中身といいますか、序盤はまあどう運んでいけばいいのか、っていうのが本当に手探りだったんですけど、徐々に慣れていったようには思います。RPも比較的少なめ…だったんかな…?って感じ。サンプルが少ないのでわからないですけども。KPからだと自分はRP交えつつだったらしいので他者からみたらそうだったぽいです。もっとRP多めでもしたいな~~~って思っていたり。

終盤のジェムを追う時、うちのメンバーだとPC1が失敗を連発しまくった挙げ句、自分(PC2)とPC3がジェムの説得をすることになったんですよね。それを後ろの車両からPC1が見てました。なんというか流れ的に自分が説得してたんですけど、言葉を選びつつ自分から見える、自分たちのセッションのジェム先輩を説得するってなかなかに難しいな…ってなりました。

PC2として一生悩んで、選んで、最後に幸せなエンドを迎えられたのは本当に嬉しかったですね。

他のPCたちも自分よりも猪突猛進していくのばっかりで振り回されてたけど楽しかったですね。ジェムの日記、先にPC1だけに見せて、PC1の選択で「ジェムの尊厳のために見せない」という形をとったんですよ、で、終わったあとに日記を読んでジェムとユベルの関係性で頭を抱えました。ユベル側の人間なので余計に…。

EDの卒業式の時、RPあるならといわれて「じゃあ卒業式で(ユベルと同じように)花火打ち上げていいですか?」って花火を打ったのは楽しかったな~。あとからユベル先輩も花火もって殴り込んできて「あ~~~、これから劣等生の慣習になってほし~引き継いでくれ~~~」ってなってました。あの世界の劣等生、ずっと引き続いて花火を勝手に打ってくれ…。

改めて振り返って思うことといえば、完全にあの遊んでいた時間の間はプレイヤーとしてというよりかはPC2として生きてたな…って感覚がします。

初めてなくせに秘匿ありという状況でしたが、初めてプレイしたシナリオがこれで本当によかったな~~!!って気持ちしかありません。マーージで楽しかった!!!!!ハマっちゃうなこれは。いっぱいやりたい。




・通過したシナリオの配信を見た話


見たのはこれ


シナリオを書いたドシャ様をKPとして、PLにHO1二ツ屋シャロさん、HO2高音超子さん、HO3秋月ユエノさんがやってたやつですね。ちょうど自分が遊んだあとに配信の予定が立っていたので「こりゃあタイミングがいい!」と思って見てました。

全体的な感想としては「やっぱり参加する人が変わるだけでここまで風味が変わるんだな」ってことですかね。PLに対応してKPも流れや細かい部分を買えていくのでRP次第で、NPCの風味も少しづつ変わっていくし、流れも骨組みや土台は一緒でほぼ違う状態になるのって、”やった身”からしたら本当に楽しいんだなって。要所要所の情報開示やネタバラシの部分では「まあそうなりますよねぇ!」ってリアクションが飛んできたりしてそこも面白かったです。「自分は視聴済みの作品を未視聴の友達が横でリアクションしてるの見てる」みたいな感覚、わりと久しぶりでした。

おそらく…というか、まあ自分が回ったメンツよりTRPG自体に慣れていたりすると思うので、RPや思考の柔軟性、発想の仕方とかも「あ、こういう風になれるんだ・してもいけるんだ」っていう参考や指針にもなりました。

知識や伝聞として知っていてもやっぱり体験として経験しないと、実感を伴った知識や技量にはなりませんからね。そういう面でもシナリオをやって、すぐにこうして配信を見れたのはいいことなんじゃないかなって思いました。TRPGのRPやプレイに正解というかそういう系のは明確になさそうではありますけど。少なくとも”こういう進み方・RPしてえ”ってなりました。

要所としてはRPもりもりだったのでめちゃくちゃのめり込みましたっていうのと、それがあるから故の説得パートでの”良さ”とかがめちゃくちゃに発揮されていたように感じます。幼少期のリピーターに「(素晴らしい絵を掛けるように)なってる」って断言するルイスに人目も憚らず(一人暮らしですけど)ばかみたいな大声を出しました。テオもビリーもかっこいいし本当によくない…良いんだけど…よくねえよ…。

彼らの生きているあの世界のあの物語、あまりにもであまりにもだったのでもう…言語化できないくらいマジで良かった…。いや、あんなRPしてえ…してえよ…。

個々人の対応する人への関係性の構築とか、3人の関係性の構築とかが本当によくて、それが最後の卒業式に1つの形として実を結ぶのがあまりにもよすぎた。実は大人バレしたルイスがビリーに「酒はいいぞ」とか言ってるの本当に関係性がよすぎましたね。あの3人のこれからも、絶対いい歩みをしていくんだろうな…していってほしいな…。




・総括的な


TRPGを回数が少ないとはいえプレイして、同じシナリオのセッションを見るという行為の初めてがこれで本当によかったと思うんですよね。個々人がそうである意味もしっかりしてるし、「大人って」「子供って」「大きくなる不安って」っていう各所が全部しっかり骨子として機能してるし、なによりも遊んでいた3人がめちゃくちゃ楽しそうなのが伝わってきていて(そして遊んだ自分もめちゃくちゃ楽しかった)、「こんな贅沢な初めてを経験してもいいんですかぁ!?」ってなるくらいには貴重でもうこれからはない”1回目”だったと思います。

改めまして、回してくれたKPと回ってくれた他のメンツ、そしてプレイ後にめちゃくちゃいい別の同じ物語を見せてくれたKPのドシャ様含め、シャロさん、超子さん、ユエノさんには感謝ですね。もちろんシナリオを書いたドシャ様に対しても加えての感謝を。


まだ遊びて~~~~!!!!!(書いている今日「まれびとこぞりて」をプレイしました。楽しかった。)

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