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【えのぐ #POSSIBLE 】不可能と思えるものを可能にせしめたのは積み重ね

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。日向キタローです。


今回はオタクのライブの感想が続きます、ご留意をば。


というわけで、今回の題材はこちら

『enogu 4th Anniversary Live -POSSIBLE- in 立川ステージガーデン』


あなたまたえのぐ?ってなるかもしれませんが、まあえのぐさん、ライブやりまくってるから…。

2022年は3月5日。場所は立川ステージガーデン。配信はニコ生にて。
自分は1部2部ともに現地でした。

細かくは毎度のことながら書きません。かいつまみかいつまみで。


で、まずはじめに、というか、前情報として自分の席位置は1階席ちょっと後方、センターゼロズレでした。真ん中で遮る者もたいしてなく、非常に見やすかったです。


というわけで(ⅰ)からいきましょうか。

全体通しての印象というか、感じたものとしては「1年の決算」感。まあ周年ライブってなったらある程度のそういうものがあるとは思いますが。

開幕のメドレーが”要所要所”って感じで、「こん時のこれ!こん時のここ!」みたいな。

(ⅰ)のセットリストを見ながら今書いておりますが、めちゃくちゃ”駆け抜けている”感がすごいですね。まだまだ突っ走ってくから振り落とされんな!みたいな。

久しぶりに腕ぶんぶんして1部の時点で利き腕のスジとかがバリバリに痛かったです。というか、ちょっと意外だったのはメドレーでやった曲を普通にあとからフルでもう1回歌うんですね。

あとでも触れますが、ステージにえのぐとバンドに加えてのパフォーマーが立ってるっていう絵面がマジで良い。サクマリョウさんがプラスされたえのぐのパフォーマンスもマジでいいですよね。ギターのリフがかっこいい。

この1年でえのぐの生バンに触れる機会がありがたいことに多くて、えのぐとの生バンにも馴染みがあるようになってきたんですよね。そこのパフォーマンスの部分にサクマさんが加わってまた別の角度から味わえるようになっていて、マジで満足度マシマシでした。

っていうか期間経ったとか抜きにして、「楽しかった」以外の記憶がほぼないんですよね。楽しいライブ、”楽しい”以外の記憶がなくながち。


というわけでさくさく行きます(ⅱ)です。

開幕から「もっかいメドレーやるのね~」って思ってたらなんか違う。「…違う?英語で歌っとる!?」とまあ気がついた瞬間に唖然としておりました。ゼロズレで棒立ちになる成人男性と化していました。

ゴリゴリに英語で歌ってるし、ハモも英語やし、なによホントに。新曲もあるし、振り入れとかもあるし、なんなら歌詞入れもある程度さらわなあかんのに、メドレー分とはいえ全歌詞を英語で加えて入れるっていう工程を素人が想像したら頭がパンクしそうなんですが。それをやってのけるので、えのぐってやつは怖いですね。

元から英語の歌詞の部分も発音変えてるのかな?とうっすら思っていましたけれども、有識者いかがでしょう。英語を聞き取る耳が学生時代から衰えたので私だけでは判断が付きません。

で、ですね、やっぱり(ⅱ)で触れなければいけないのは、えのぐとバンドメンバーとに加えてパフォーマーがいたことですよね。(ⅰ)の時のサクマさんみたいな”曲作ってくれたアーティストを呼んで演奏してもらう”とかじゃなくて、ダンスやパフォーマンスで魅せてくるんですよね。

そうなんですよ、今まで他のライブでも見たことあるのにどうしてそういうものが頭から抜けていたのか。バックダンサーや太鼓の演出やタップダンスとかを過去の経験として見てきていたのに、そりゃあステージの構成として存在するでしょ…。

「袖から人出てきた…。なに?????光る棒持ってる!回してる~~~!!!!!おわ~~~!!!すげ~~~~~~!!!」ってなっていました。

feat.POI LABさん


ダンサーさんがいるのもそう。ステージとしては”ある”ことなんですよね。個人的な経験則な部分はありますが。

えのぐももちろんがっつりダンスして歌ってパフォーマンスをしているんですけど、”ダンサーさん”なのでダンスに極振りなんですよ(たぶん)曲に合わせた振りの表現とか世界観の構築とかがまーーすっごい。なんかもうすごいしか言葉が出てきませんね。

feat.elevenplayさん


なかでも記憶に残っているのはバラードとかのハモリのグレードアップさ。前までこんなにバツン!ってハモリなってましたっけ?いやまあ、前が下手でしたってわけではなく、今回めちゃくちゃハモリがガツンってなっていた気がするんですよね。

「このままの延長線になってしまうんじゃないか」という言葉って、なかなか出したくないと思うんですよ。自分はそういう部分あります。だって、別に前に進んでいれば”今の延長線”でも前なんですもん。でも、”上”じゃないんだろうなあ…って思うのも確かで。それがこの言葉なんじゃないかなって思っています。

なので、基礎を改めて鍛え直して、なおかつ基礎の上に立っている各々の技術と全体としての技術をさらに向上させていく、みたいな姿勢を改めて示されたような気がします。ハモリもそう、ダンスもそう、ハモリの根幹の歌唱もそう、そして各々のパフォーマンスの色味の色合いと深みもそう。

毎回ではありますが、えのぐの単独大型ライブって「今出せるすべてを」な感じがあります。今持てる分すべてを注ぎ込んで、”今”を後悔しないようにっていう。

さすがに1年とちょっと見ていれば多少なりとも”積み重ね”っていうのが実体験を伴って身に降り掛かってくるんですよ。過去に自分が受け取ったものとのすり合わせが出来るってやっぱり楽しんですよね~。それをちゃんと実感できるのでえのぐのライブは楽しいです。「曲が好き」「かわいい」「高まる」とかだけで終わってもいいんですけど、それはそれこれはこれということで。

累積された自分の感情と、提供される情報とで毎回「いいな~」ってなってたんですけど、あんまり泣いてはなかったんですよね。最近ライブで泣いてないっていうのもありますが。でも今回、えのぐのメンバーと、バンドメンバーと、一緒にステージに立ってくれたゲストパフォーマーが1つの空間に全部集約されてるんですよ。最後の『燈し火』で。さすがに泣いちゃった。あんなの最高の景色だろ…。


えのぐのライブ、”リアル”なんですよ。たぶん他でも言いましたが、自分にとってはそこにあるものです。

まだ1年と少しくらいしか見てないけれど、それでもここまでのことをして、ずっと自分たちを更新して、上を目指して進んでいるのであれば、不可能に見えるものもいずれ可能にしてしまうし、壁なんて乗り越えていくんだろうなって思います。どこまで見届けられるのやら。

3年分の周回遅れでぼちぼち見ておりますが、見れる範囲で見ていきたいですよね。


先には海外公演が控えているらしいですよ。発表時は「ですよね!」って叫びかけました。めちゃくちゃ布石打ってたしな…。


というわけで今回えらいとっちらかりましたがここらへんで。

それでは。

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