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「あなたには、かけがえのない価値があるんだよ!」
そんなメッセージを聞くたびに
「誰にとって?」と問いかけてきた

「君や僕は、一体、誰にとって、かけがえのない価値があるんだろう?」
そこがわからなかったから
「ああ、それは嬉しいね」と
納得したふりをして、生きていた時代があった

だって・・・もし親から大切にしてもらえなかったら?
先生も、大切にしてくれなかったら?
友だちも、誰一人、大切にしてくれなかったら?
自分に自信もなくて、良いところなど、一つもないと思っていたら?

「一体、君や僕は、誰にとって、かけがえのない価値があるんだろう?」

自分の居場所が、どこにも見つけられなかったら?
病気になって、得意だったことが、何一つできなくなったら?
年老いて、自分のことさえ、わからなくなったら・・・
一体、僕らは、誰にとって・・・

ずっと、そう思って、生きていた時代があった
だけど、ようやく答えを見つけた
それは「聖文」の中にある

「人の価値が、神の目に、大いなるものであることを覚えておきなさい」

君や僕は、神の目から見て、かけがえのない価値があるんだ
悲しんでいる人、苦しんでいる人に
僕は、この言葉を、何度でも伝えたい

                               風太郎



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