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【あと書き】ジンとセレン

こんにちは。ひつぎひなたです。
noteで初めて、10話完結という、ちょいと長いお話を書かせて頂きました。
今日はその執筆後記を書かせて頂きたいと思います。


「ジンとセレン」
この話を思いついたのは、生成AIでイラストを描いて遊んでいたのがきっかけでした。もともとは、ジンちゃんとイシュタル君が並んでいるイラストを作ろうと思って。
そしたら、色々指示を変えて試行錯誤を繰り返すうちに、生成AI君が髪の色が違うだけのそっくりな二人が背中合わせに立っている絵を作ってくれたんです。

お。
これは・・・・。

い け る ん じ ゃ !!

瞬時にわたくしの妄想スイッチON。

白っぽい髪の方がジンちゃん。
青っぽい髪の方は新キャラ。
髪の色以外は顔も背格好も何もかもがそっくりな二人。
新キャラの方は何となく神秘的な雰囲気なので、目が不自由な設定に。
奇麗で目が不自由なら、男性だとしても誰かに囲われていてもおかしくないよね。(BLにはしたくなかったので、具体的な性描写を書くつもりは無し)
どうせなら、境遇もそっくりにしてしまえ。

おおまかな設定とストーリーを組み立て、そんなに長い話にするつもりもなく、早速文字起し。
当初は3話完結程度で、もっとさりげない、ほんわかした話にするつもりでした。単純にジンちゃんがセレンちゃんのお目目をどうにかして治してあげる、ぐらい。
この時は二人がどこまでもそっくりな理由付けは要らないかなあ、と思っていました。
どうしてそうなのかよくわからんってのもありかなと思ったので。

ところが、です。
書いている間にも現在進行形で妄想が膨らみに膨らみ、当初予定していた方向とは違うお話になっていきます。
正直、通しで読むとちょいと矛盾していたり、説明が足りなかったり、後付けで色んな話が出てきたりしているのはそのせいです 笑
1話完結の短編小説ならそこまでしなくていいかなと思いますが、数話に渡るお話を書く際には、やっぱりある程度練り上げてから書き出すべきでした。と、これは今回の大きな反省点。

そして、5話目を書いている最中に、ジンちゃんとセレンちゃんがそっくり瓜二つな理由を思いついてしまいました。

おう・・・今更?
そんな面白いネタ、今思い付いちゃうの自分?

これ思い付いちゃったときは、おおー最初から書き直したいぞぐらいの気持ちになっちゃったのですが、それは止めました。
今書いている「ジンとセレン」はこれはこれとして、後から思い付いた核心的なネタを盛り込んだものは、新しい作品としてイチから練り上げて改めて書こう、と思ったのです。
どう考えても、絶対、そっちの方がいいからね。
ええ、今度はちゃんとプロットから作りますとも。

そんなこんなで、何とか全10話で完結した「ジンとセレン」ですが、
最後は侯爵様とセレンちゃんがいちゃいちゃして終わったし、何よりお気に入りキャラのノエル様が恐ろしい子に書けたので良かったかなあと。
ノエル様の可愛いところはそのうち短編小説で書きたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

というところで、私はそろそろNolaノベル様で執筆中の「言霊の奏で人」に戻ります。あちらもちゃんと書きあげないとね。
また、noteでは時々短編小説書きますので、宜しければどうぞご贔屓に。

それでは。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

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