違いとは。

僕の家の前には小さな川がある。川底が見える綺麗で穏やかな川だ。夏は釣りをする人や川遊びをする人がいるくらいの優しい川。大雨や台風なんかが来るとちょっと心配だけど、今のところは避難するほど危険な状態になったことはない。


さて、あなたはどんな川を想像するだろうか。この想像が固有のものだから面白い。見たことあるもの、聞いたことあるもの、知っているものでしか、想像も理解もできない。いや、理解よりも解釈の方が立場は強いかもしれない。


家から一歩出ると川のせせらぎが聞こえてくる。読書する人とそうでない人に違いがあるように、毎日自然の音に触れている人とそうでない人にも何か違いが生まれるのではないかと考えてしまう。それを言ったら、すべてが違って当たり前なのだが。

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