今週のベイスターズの話2024 NO.15 オースティンの居ない横浜打線とは

贔屓目線なしでストレートに自分の考えを書きます。

前回の記事


AS明けの巨人戦との実質首位攻防戦のようなもの。
ローテーション的にはぜひ勝ち越したいところ。


ジャクソンの調子どうか

前回熱中症で途中降板したので、今回の野外はどうか、また四球で荒れないか。
そういうところが注目だった。

結論から言うと、問題なかった
前回は本当にキツイ気温・湿度で、あれよりはマシなのもあり今回は落ち着いていた。

失点自体も不運なところもあり、7回(途中)まで投げられるのであれば十分。
まあできればドーム中心にはしてあげたいところだが、なかなかそうはいかない。

ただ金曜日であればずっとハマスタローテなので慣れてもらおう。


ハリボテ打線の真骨頂

オースティン・筒香が消えたらこれである。

野球はベースの上で踊る競技ではない。

どんだけ安打を重ねても、出塁しても、得点にならなければ何の意味もない

1死3塁でも内野ゴロで無得点、ランナー溜めても併殺で掃除。


昨年までなぜソトが重要だったかというと成績に対して勝負どころではしっかり拾ってくれたからだ。
今年はオースティンが一人で請け負ってるような状態。
筒香は成績こそ振るわないが、昨年のソトのように異常に勝負どころでは打ってくれた。

そういう存在が今チームにいないよね。
日本人選手でそういう存在で居続けたのは梶谷が最後だと思う。

そんな打線ではなく打点じゃ得点は増えないよなという良い例。

右打ちだとか、わざわざ最初からアウトになるようになる打撃は要らないが、ただ打ち上げるだけであればそっちの方がマシだ。

オースティンの契約の話

それに続き、一応最終年のオースティンの話。
人によっては3年のうち1年、しかも今年も休み休みで契約しない方が良いという意見。

こういう人はどんな視点でチームを見ているのだろうとよく思う。

現在のNPBは助っ人野手が不足している。
特にパ・リーグはソト・ポランコ・マルティネスとセ・リーグ移籍組しか活躍しておらず、パ・リーグ自前に限っていれば存在しないに等しい。

近年のMLB事情も踏まえ、良い素材の野手というのは昔ほど入ってくることがなくなったのは明白。
そんなそもそも当たりが存在しない状況で新しい選手を探すというのはあまりにも自殺行為である。

昨年の得点不足、今年のオースティンが居ない状況での貧打
オースティンより活躍(つまりシーズンフルで出て3割30本クラス)を獲得する必要がある。

そんな選手どこにいる?

どれだけ年俸がコスパ悪かろうが契約せざるを得ないわけだ。

そもそも論として、そういう選手がいないからこそ希少価値の高さで年俸が上がってる節もあるわけで。

そういうところをしっかり考えて話さなくてはならない。


正直話すことがまるで無い3連戦

なんか、ある?
無様な三試合だったという話で終わる。

超有利先発ローテでぶつかっておいて大敗北。
正直もう勝ち目がないでしょ。
1勝2敗ならまだ踏みとどまれても3連敗は優勝争い脱落1番手と言っていい。

はっきり言って7月は野手が大戦犯
守ればエラーしかしない、打つ方はランナー溜めたところでまるで打てない。
名ばかりの打線はまさにハリボテ打線という名にふさわしい。

対する巨人はランナー溜まった所で確実に得点を入れてきたし、ヤクルトは何点差が付いた所で諦めずに得点を重ねてきた。

数字上セ・リーグで上位の打線といいつつ、この2チームと比較したら中身は雲泥の差。

というか、オースティンしか打たないのにオースティンが打っても負けたじゃん。

まるで働かない野手陣に対してのストレスはかなり強い。
どれだけ梶原が打とうが、佐野が繋ごうが、後ろが振り回した上での内野フライじゃゲームにならない。

失点数を見たら投手だと思う人は多いと思う。
じゃあその失点はどうやって生み出されたかを思い出してほしい。
お手玉、トンネル、後逸、野手陣の積み重ねた罪は重い

勝ちを諦めたチームの予想なんてつまらないが

もう勝つ気がないなら来週6連敗はいまた来週ってしたいくらい。

濵口-東-石田
玉村-床田-大瀬良

ジャクソン-森-ケイ
村上-大竹-西

大幅負け越しが想定されるローテーション。

広島は苦手な床田と大瀬良で、去年の相性とか考えても玉村・大竹くらいしか打てていない。
東の無敗も終わった今、「東でも負ける」っていうメンタルに響く要素が今後どれだけ大きくなるか。 

玉村を拾えたら「2連勝想定の勝ち越し」と考えられたが、
最悪を予想したそのはるか2段階下くらいの活躍しかできない野手陣じゃ現状何も抵抗できないのではないだろうか。

つまり広島初戦落とした場合、大竹のローテを考えても超大型連敗が起きてもおかしくない崖っぷち状況になっている。

とりあえずズムスタではプロとは思えないロクに守れもしない野球しかできないので3連敗とし、
阪神相手に1つ拾えればといったところ。

オースティンが早めに復帰できれば挽回するチャンスはある。
帰ってこないのであればこの巨人3連戦のような無抵抗で負けるだけの試合を坦々と続けていくだろう。


番外編:新戦力フォードを観察

ひとまず2軍で1本打ってから参戦。
どんなものかという感想をひたすら

1試合目

かなりゆったり目のフォームで選球眼が特徴というだけあって、なんでもフルタイプでは無さそうなのはプラス。

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