今週のベイスターズの話2024 NO.16 すべてが予想通りになるのはつまらないということ
贔屓目線なしでストレートに自分の考えを書きます。
前回の記事
予想では●●● ●◯● という1週間。
オースティンにおんぶに抱っこ打線では打点を上げられる選手がいない。
どれだけ見た目の数字が良かろうとチームが勝てる得点を上げなければ何の価値もない数字あそびにしかならない。
それを踏まえて見る必要がある。
*広島戦
*広島戦はDAZNでは観戦不可
前回は野手がシーズンの戦犯と言ったが、まさにこの広島戦はその通りとなった。
1試合目は一番可能性があった相手だったが、濵口がこらえられず。
そもそも濵口が抑えたとしても完封されているので意味がない。
最終回に3点取れたのもお情けで取った3点でしかなく、普通の競った試合であればさっさと守護神が出てきて終わっている。
2試合目はまさにオースティンが居なかった去年を象徴する試合。
ランナー溜めます、返せません。
ランナー出します、併殺です。
見た目上のスタッツが良いのに得点が増えないカラクリ。
今シーズン失敗の原因としてどうやっても牧を含めた主軸が原因になる。
結局勝敗に関わる得点がどれだけ取れるかが野球。
そういう意味でも今シーズンの牧は他チームの4番と比較しても2枚ほどレベルが落ちる。
それをリーグで突出したレベルのオースティンで誤魔化していたというだけ。
阪神戦
打線の意識の違い
まさに対照的と言える。
ただでさえ打てないのにファールを打つための打ち方をしているような感じ。
よく言われるアウトになってもいいから右打ちと同じようなもの。
打撃の基本は引っ張りといってもいい。
つまり強く打つ、強く振り抜く。
阪神の中軸はそれができていて、このチームはオースティン以外出来ていない。
昨年との比較だけで言えば佐野が改善したくらいか。
だからどん詰まりのラッキーヒットが打てるか、ただの内野フライになるかの差が生まれている。
大型連敗やタイムリー欠乏症からしょーもない打撃に変貌する様はまるで視聴する意味を持てない。
オースティン以外誰も働かない
この3連戦もオースティンを避けられたら点も入らない。
1試合目は露骨に避けられ、2試合目はバカ正直に勝負してくれたから点を取れただけ。
そして3試合目はオースティンに1発さえ打たれなければ前後はどうでも良いと思われてる試合内容。
大型連敗は偶然ではなく、オースティン以外誰一人として働いていないだけである。
今後はオースティンを4番に下げた影響もでかく、いかなる状況でも避けていれば失点しないで済むというオアシスのような打線。
2番だからこそ、出塁だけの状況でも活きたわけで、4番では出塁=なんの意味もない結果になってしまっている。
現状の打線は運でオースティンの前にランナーが貯まることを祈ってオースティンで返すという他力本願以下の状態。
2試合目だってオースティンが2発打ったから勝っただけで、初回でいつも通りオースティンが居なければ0点でそのまま完封負けしていただけ。
ほんとうに馬鹿らしい。
総合的にみて次への展望は
わかりやすく週間予想は100点、こんなつまらない予想で100点とっても…だって誰でもこうなるってわかるじゃん。
なんなら打てないとかそういうったものだけでなく、どこで連敗止まってどうなるかまで普通はわかるじゃん。
昔「でも頑張ってるから」と反論されたことがある。
根拠も無く「頑張ってるから」だけで応援は出来ない。
そもそも頑張ってるようにも見えない。
プロの時点で結果がすべて。
オフを含めて頑張ったのか?なんて思える選手もいるわけで。
アマチュアや子供であればそれで許されるだろうけどそんな生ぬるい世界で他のチームは戦ってない。
野球は筋書きのないドラマというのが面白いところなのに、試合を見なくても1から10まで1週間も前から予想できるようなレベルの試合を見せられるのは恐ろしくつまらない。
とはいえ来週は難しい。
これだけ弱いチームでありながら、その弱いチームより順位の低い2チームなので天秤にかけてもかなり悩ましい。
高橋宏-松木平-福谷?
濵口-東-石田
ジャクソン-大貫-ケイ
高橋?-阪口?-奥川?
ヤクルトは超変則ローテで読めず。
例年この悲惨な状況でも中日に勝ち越せてるということが多かったのが難しい。
その時より圧倒的に状況は悪いが。
先発のレベルで言えば宏斗と松木平は悪くなく、アベレージで言えば負けているくらい。
バンドでの試合なのでオースティンが2本打てば勝てるしそうじゃなければ負ける。
それだけの試合になる。
ヤクルト相手にはかなり分が悪い。
単純に打ち合いで勝てないからだ。
確かに現状のヤクルトの先発は固定もできない苦しい状況だが、イコール打てるにはならない。
ケイがちょっとうまくまわっておらず、状況的にも苦しくて計算が難しくなってきたので負け越しを考えていかなければならない。
といった感じ。
ほぼ中日相手への相性依存な週間。
そういう運頼みのような状況で勝ち越したとして、ギリギリイーブンな週間。
想像以上に(例年通りの)相性問題で3タテでもできなければ一瞬で5位転落するだろう。
夏の試合は打ち勝ってなんぼなので投手はギリギリなんとかしていると思っている。
結局のところ1にも2にもオースティン以外ロクにヒットも打たないのが原因なので。
何度も言っているが自分の予想通りになるのが一番最悪。
思い描いてる通りの試合をするのであれば試合を見る必要もない。
予想外、予想以上のプレーが出るから面白いわけで。
予想通りなら今の状況でどこにも勝てないんだから尚更つまらない。
希望的観測で●◯◯ ◯◯●であってほしいと願うか。
個別の話題
自分を知ることが出来なかった森という甘えた選手
広島3試合目におきたふざけたプレー。
満塁の状況からよくあるフォースプレーを狙ってセカンドへトス。
踏める距離でもなく、ランナーの走力や2アウトということを考えたら相手は必死に突っ込んでくる。
誰もが自分みたく手を抜いてプレーしてるわけじゃない。
それが優勝争いしているなら尚更だ。
自分と同じタイプがランナーなのにどのくらいで到達してくるかも想像できない。
チームから「プロのプレイじゃない」と言われてるのがなによりの証拠。
あれをされたらなんのために起用してるのか、それを根底から覆すようなプレー。
2軍で試合に出す意味もないが、ショートではなくセカンドで出ているところからも本格的に失格になった可能性もある。
ここで一つ提案がある
森敬斗 トレードのすゝめ
これ以上ドラ1という価値を落とす前にトレードに出そう。
今であればギリギリ1年くらいは持つかもしれない中継ぎであれば譲ってもらえるかも知れない。
正直なところ、ここから守備能力が伸びるということは有りえないのだ。
それでいて走塁も下手で盗塁も出来ない、オフも集中することはない。
であれば、他チームに可能性が無い選手とバレる前にどこか可能性を感じているチームとトレードをするべきだ。
もちろんトレードは相手あってのものなので、このレベルを欲しがってくれるチームがあることが前提だが…。
どこにでもいるんだよねこのレベルのショートなんて…。
ただでさえ、今年は後がないという年なのにもかかわらず
集中もできなければ自分の持ち味がどういったもので期待されているのか、未だに把握できないのであれば1軍どころかプロに席はない。
これはムカついて要らない!と言ってるのではなく、チームの構想にあると思っている。
使える使えないは別とし、内野が少しだぶついてるというのも一つだ。
あのプレーは森敬斗にとって失いかけてた横浜におけるドラ1スター街道から果てしなく地に落ち、居場所を完全に失った決定打となったと考える。
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