今週のベイスターズの話2024 ラストスパートとついてこれない選手たち NO.21
贔屓目線なしでストレートに自分の考えを書きます。
前回の記事
今シーズンここまで完全に格付けをされている首位争いの2チームとの対戦。
まだ優勝にしがみつくにしろ、CS争いから落ちないためにも5試合での勝ち越しは必須。
そこでの予想は ●◯◯ ●◯ だった。
あくまでこれが生き残りをかけた最低ラインというだけ。
Aクラス相手の残り試合が多いのでここで連勝できるといくらでもチャンスは転がってくる。
阪神相手の2連勝からどこまで伸ばせるのか。
広島戦
ついに拾えた勝ち
いくら安定感抜群の東が投げるとはいえ、ずっと苦手な森下を打てるかどうか。
大型連休明けで野手陣が打てるのか、様々な不安要素が強すぎた。
そこを初回からオースティンが叩いてくれて、連敗期間では有り得なかったチャンスをものにする得点をあげることが出来た。
東自らタイムリーも放ち、4回までに0-5となりここで試合終了。
ずっと苦手できただけに、あまりにも大きすぎる勝利だった。
この試合で選手もファンもいけるという手応えがあったと思う。
相性克服に向けて
九里予想だったが、アドゥワだった。
これに関してはこれまでの相性問題を考えると当然ではある。
ただ、今年はこれまでの対アドゥワを考えるても打ち始めていた。
前回対戦でもKOしていて完全に克服したと考えても良いかも知れない。
この日も初回から得点を重ね、トドメの宮崎の3ランで初回から5点。
以降いつも通り追加点が取れないのはあれだけど。
ジャクソンはなかなかストライクが取れずに苦労する場面もあったが6回自責なしで仕事を果たした。
最近審判とも相性悪いのかなって思うよね。
初戦の試合間隔の空いた大事な試合で状態をキープできた流れをこの日も引き継いでいけたのが本当に良かった。
今が今シーズンで一番状態がいいんじゃないだろうか。
3連勝をかけた試合
広島はもうすこしケイから四球→小技が多いかと思ったが、そうでもなかった。
ピンチらしいピンチもどちらかというと味方のせいな部分が多く、最近の中ではかなり安定感のあった仕事をこなした。
流石に床田相手では簡単に追加点取れずに延長、逆転されるまでに至ったが、ここにきてリーグトップクラスの打線の粘りらしさが見えた。
ポイントはやっぱり牧なんだよね。
シーズン前半では打率はともかく、本塁打・打点に対して試合に対する貢献度は低く浮上しない理由だった。
しょうがない、そういう責任のある打順なんだから。
だからこそ牧が去年以前のように本当に勝負の場面で打ってくれればまだチャンスはあるなと。
巨人戦
命運を分けた石田と吉野
前回の吉野石田談
石田は前から言っているが1軍では限界点に達している。
けっして制球が悪く、ストライクがとれないというわけではない。
むしろもう少しコントロールが悪ければストライクがとれていた。
というのも、かなりの割合でゾーンから交わす変化球主体で投球していて、前から言っている通り武器がないゆえにストライクゾーンで勝負できない。
もう腹くくって強いストレートを混ぜながら誤魔化すしかないと思うんだけど、本当に苦しい。
良くも悪くも遊びがないんだよね。
ファーストストライクが簡単に取れるだけのコントロールがあるのに常に全力コース。
信じられる武器がないゆえなんだろう。
それでも評価するべきは2回の丸を三振にしたスライダー。
石田が今の状態で参考にするべき投手は佐々木千隼だと思う。
実際にしたかどうかはわからないが、このスライダーにはそれを感じるところがあった。
吉野はまったく逆で、勝負球はあるがどうしても不安定な制球。
特に立ち上がりがもっとも不安定な典型的タイプで唯一の四球もやっぱり初回。
それでも勝負球があるからこそ、ランナーが溜まってもしっかり抑えられる。
ふらふらしながらも5回2失点くらいのラインで踏みとどまれているのはそういった理由がある。
この二人はまさに対照的といった状態。
コントロールが要らないわけではなく、自分の持ち味をどうやったら効果的に発揮できるのか、そこに辿り着けているかどうかの差だなと感じた。
勝つために当たり前のことができない人たち
勝つためには当たり前のことを当たり前にやる必要がある。
それは飛び抜けた能力でもなければ奇抜なことでもない。
普通のことを普通にこなす、それだけ。
ミスした方が試合は負ける、ミスした方がシーズン脱落する。
もう鉄則。
優勝・Aクラス争いであれば尚更で阪神だって落球から3ランを浴びて負けている。
もうこの段階のミスは取り返しがつかないんだよ。
勝負どころでの中継ぎは簡単にランナーを出してはいけないし追加点も与えてはならない。
守備固めで出た選手は守備のスペシャリストとして途中から出てくるのだから当然ミスしてはならない。
いくら野球はそれでもミスをしてしまうスポーツだからしょうがない、とはいえ…。
自分がこういう場面で使われる選手だという自覚があるのかまるでわからない。
シーズンをただこなすのであればそこまで言う必要はないが、優勝・Aクラス争いしてるチームがそんなミスを許されるわけがないのは当然。
一度崩壊した中継ぎ投手は復活することは有りえない と思ってるし、
ベテランは技術が完成されていくのではなく、身体能力等の衰えで若手より下手になる。
そう思ってるので、巨人戦だけではなく広島戦も含めてそれがすべて出たと思っている。
試合を悪い方向に動かした場面を深堀りするとどうやっても突き当たる。
全員が頑張ってる中で上位争いするためにメンタルも含めて付いてこれてない選手が目立った。
負け犬根性と言ってもいい、当たり前を当たり前にするのは上のチームになるのには絶対だ。
今週の総括と次週
願ってもない森下撃破で
◯◯◯ ●◯
と阪神からAクラス相手に6勝1敗とここに来て逆襲が始まった。
だからこそあの1敗の重みというのは計り知れないし雑なプレー1回で今シーズン終わったとなってもおかしくない。
辛うじて快勝で締められたから悪いイメージはなく済んだ。
もう勝つしか無い、ただそれだけ。
Aクラスの方が対戦が残ってるからこそ勝つしか無い。
次週
阪神→中日2戦→広島2戦 という若干変則日程。
東ジャクソンケイ 濱口石田吉野で
この後に東を中5にするのかどうするのか。
もしかしたらここから全部中5ペースにすることで登板を1回増やす構想はあるかもしれない。
阪神戦だけローテ予想すると、青柳村上高橋遥が出てくる。
青柳は本当に博打というか、宮崎らが働けなくなってしまうのがどうなるのか。
ここだけなんだよなー怖いの、変則すぎて調子が狂ってしまう。
全体的に好調打線なのでこの勢いのまま阪神相手に勝ち越しできればAクラスは完全につかめると思う。
願うなら
◯●◯ ◯◯ ◯◯
相手チームの状態(特に広島が失速気味)なのを考えてこれができれば
本当にセ・リーグの順位争いは面白いことになる。
実際4勝3敗じゃもう終わりだからね。
AI等で示される順位確率の何十倍も今はチャンスあると思ってるよ。
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