今週のベイスターズの話2024 NO.8 予想通りであり、予想以上だった週間


前回の話

予想としては4勝2敗をベースとして考えていた。
結果としては交流戦を7連勝という最高の結果で終われた。

当たるチームの順番も良かったと言うか、
序盤にロッテに当たっていたらけちょんけちょんにされた可能性もあるし、
後半に楽天と当たっていたら1勝もできなかったかもしれない…なんて思ったり。

負けこんでいる時は愚痴も含め長くなるが、
勝ってるときというのは特に言いたいこともなく文章が短くなる(ここではまだ予定)。

ロッテ戦

大型連勝後、イマイチ調子が上がらないロッテ。
どこかで星を落とすとしたらここかなと思っていたが、
当たるタイミングが良かったと思う。

初戦のジャクソンはポンポンと抑え、7イニング0封という内容。
打つ方に関してはよく小島から4点取れたなと。
あのイニング以外は完璧に抑えられただけに勝ちを拾えたことが良かった。

ケイは序盤から荒れまくってた割に6回を投げきることができた。
その間に打線が大爆発。
直前まで追いつきはするが勝ち越すのはどうか怪しい雰囲気だっただけに点数では大差だがかなり怪しい試合だった。

大貫の試合ではまたしても併殺(は怪しかったが)からのエラーでランナー全残り。
エラー後って露骨に制球力落ちてるように見えるバイアスが掛かってしまった。
それでも三振でなんとか逃げ切り、内容はかなり悪いながら5回1失点で交代。
後続もランナーを出しながらもなんとかアウトできっちり流れを切る形に。

助っ人組がだんだんと確立され、いわゆる裏ローテで勝てるようになったのはデカイ。

ここで3つ星を拾えたということがこの交流戦における最大のポイントになったと感じる。

西武戦

良い流れを継続

ロッテ戦からの勢いそのまま、今一番状態の悪い西武相手に連勝。
西武には悪いが、最後に当たれたのはかなり良かったと思ってる。

濵口はいつも通りの濵口という感じでよくも悪くもこれだよなぁって感じ。
今更色々変えて~とかもできないよなぁ。

そこからの継投は例年2軍でよくみるような継投で、ここらへんが1軍定着できなかったからこそ、ここ数年1軍のメンツ変わらなかったんだよなぁ。
前回も触れたところだが、とりあえずAS始まるまで大車輪で頑張って欲しいところ。

全勝全敗対決

数字だけで見ればどっちが勝つかは一目瞭然だが、それでも光成なのはちょっと怖い。
しかも見始めてすぐに「東調子悪いなぁ…」と誰が見ても明らかな状態。

そこで山本がHRを打ち、オースティン度会が打点をあげるという、現在キーマンになっている面々が少しずつ追加点を上げていけたのは良かった。

欲を言えばもっと点が欲しかったけど、宮崎もいないしなぁ。

加えてこの試合は蝦名がハムストリングを負傷、今週唯一のマイナスデータになってしまう。
現在センターが出来るメンツが3人しかいないので正直離脱はかなり痛手。
当面は左右で梶原・桑原を使い分けてく感じになるのかなぁ。
本来は蝦名・梶原を両方使い、レフトに筒香を使っていく流れが良かったのだが…。
ライトに穴が空き続けるだけでなく、交代もし辛い状況は夏に向けて不安材料である。


石田(新人)の話

前回登板でも見られたけど左相手にインコースズバッとコースに投げれている。
審判によってはボールと言われる可能性も結構あるが、あれが投げられるのは本当に強い。
それだけ制球に自信を持って投げられる投手はいつぶりだろうか、
平良は補償選手ということで自前で取ったといえば………んー?
加賀かな…くらい思い当たらない。

長らく速球派でノーコンというのがNPBでも流行りだっただけに右腕でコントロール重視というのは珍しく感じる。
今年は突出してボールが飛ばないデータなのも追い風で、もしかしたら一番の新人王候補になるかもしれない…なんて期待しておこう。

タイプ的には才木・戸郷(縦の奪三振型)山崎伊・大瀬良(カッター)ではなく九里が一番マッチしていそう。
明確な制球力の武器を活かすべく、ひたすらボールを動かして欲しいと思う反面、
このチームの守備力じゃ…なんて思ったりもする。

ズバッとコーナーに投げ込む気持ちよさはそれこそ現監督の現役時代ぶりかも知れない。


復帰後の度会

変なプレッシャーが解けたのか、オープン戦のような自由な打撃をしている。
釣り球に引っかかりがちの悪球打ちだが、ここは経験部分が大きいので特になし。

それよりも伸び伸びと打てる球は確実に打つ今の状態が一番大事。
毎試合タイムリーという、開幕からそうだが何かが引き寄せられてる状態は大きく伸びる可能性を秘めてるので外野の野次は無視して今の状態を維持してくれればいいな。


セ・リーグに戻るわけだが

開幕から阪神に当たるのは今の状態が勢いだけなのか、セ・リーグAクラス相手にもちゃんと戦えるのかを図る上では申し分ない。
しかも西武ほどではないにしろ、阪神も状態が落ち気味。

そして一番の嬉しいポイントは「京セラじゃない」ということ。
ハマスタ連敗時代から甲子園に対しては悪いイメージは少ない
京セラは死ぬほど嫌なイメージしかないのにね…。

もしそのままのローテでくるなら、イトマサ→ビーズリー→才木になるが、これに勝てるなら本物かなぁ。

才木はトミージョン前から苦手タイプだしビーズリーは謎に右相手に強い(まだ見たことないからわからない)、
イトマサは今年こそ調子悪いが例年まるで打てないので。

そしてここで勝てないと7月頭も同じローテなのでASまで悪い流れを引きずることとなる。

後の巨人・中日戦とか色々あるが、本当にこの阪神戦がASまでの全てを決める3連戦となりそう。


しかし最近は交流戦が本当に気楽やね。

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