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【駆け出しハンドメイド作家が気づいたこと】作りたいもの、作るもの。

こんにちは、ひなぬねのです。

ここ最近は、5月のデザフェス出展に向けて、新作を考えています。

しかし、前回の出展での反省(詳しくはこちら)を受けて
何が売れるのか?と客観的な視点で考えているうちに、
自分の中での「作りたい!」「可愛い!」が見当たらなくなってきました。

そこで改めて、色々なものを見て吸収する、インプットのための時間を過ごしてみています。
今日は、そんな時間を過ごす中で見つけた"気づき"を、書き留めていきますね。


*だったらいいな!

「作りたいもの」って、日常を過ごす中で思いつくことが多い気がします。
あれがあったらいいな!これがこうだったらいいな!
なんてところからアイデアが湧いてきます。

今思えば、ものづくりの道に進み始めたきっかけは、
まさにこの「だったらいいな!」でした。

だけどこの「だったらいいな!」が最近湧き出てこない原因は、
最低限の生活しかしていないからかもしれません。

他の仕事や生活をこなしたり、将来のことを考えながら制作しようとしたことで
いつまでにこれを作って…というノルマ的感覚に変わってしまい
心を動かす時間が減っていました。
あぶないあぶない。

アイデア出しの段階では、このノルマ的感覚はなるべく無くして
例えばちょっと模様替えをしてみるとか、
お出かけ用の服を着て作業してみるとか、
日常に少しの変化をつけていきたいです。
そうすることで心が動き、視野が広がり、
新たなアイデアと出会えるのだと思います。


*『届けたいもの』

そんな気づきを経て、
「作りたい!」「可愛い!」が少しずつ戻ってきました。
実際に手を動かして、気に入る作品もできました。
新たなアイデアもたくさん湧いてきました。

だけどちょっと待って。
『ひなぬねの』が届けたいものはこれで良いんだっけ…

どんな人に届けたいのか。
どんな気持ちになってもらいたいのか。
今作ろうとしている作品は、
伝えたい想いからズレてきてしまうような気がしました。

そうなると、『ひなぬねの』の印象も変わるし、お客さん層も変わると思っています。

まだまだ駆け出しの身なので、コンセプトやテイストをガチガチに固めるのは良くないと思っていますが、ハンドメイドはやはり、人と人とのご縁で成り立つもの。

作り手の想いや性格が作品に反映されるので、人としても共感し合えるような方が自然とお客さんになってくれると思います。

だからこそ、作品を考える時の自分の気持ちや、作品のその先にいてくれる相手のことを忘れずに、作品づくりをしたいです。


*最後に

作りたいもの、作り続けられるもの、売れるもの、
この3つ全てがうまく噛み合わないと、ハンドメイドを仕事にするのは難しい。
これはきっと、これから先何度もぶつかる壁だと思います。

ハンドメイドを始めたからには、きちんと仕事にできるようにしたいです。

大きな目標を持ちつつ、だけど焦らず。
今日のように、時には立ち止まりながら「一歩一歩進んでいくことが一番の近道」だと思って、これからも続けていきます。

ひなぬねの、がんばります!



最後までご覧いただきありがとうございました。
instagramやXでも活動しているので、
よかったらこれからの成長を見守っていてくださると嬉しいです。

\よろしくお願いします☺︎/
HP
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