"山川穂高ホームランパフォーマンス2020"からみる心情の変化

山川穂高といえば、プロ野球埼玉西武ライオンズの選手であり、現在日本人最速で通算本塁打150本を達成した男である。

そんな山川は、2019年シーズンからホームランを打ったあとにするパフォーマンス、どすこいポーズを行っている。2020年のシーズンも継続して行われていたがやったりやらなかったりいろいろあった。今回はそのようなところから山川の2020年シーズンの心情を勝手ながら紐解いていきたいと思う。(敬称略)

開幕から1か月ほど 傾向:どすこい有

練習試合から調子のよかった山川は6月20日にペナントレースが開幕してからも調子を落とすことなく打撃をしていた。開幕3連戦のファイターズ戦
こそホームランは出なかったものの、次のカード、ホークスとの6連戦では
5発も放った。チームの勝ちに直結する一打もあり、どすこいポーズにも
力が入っていた。この5発の後、しばらくホームランが出なかったが、
7月10日、これまで無観客で行われていた試合に観客の姿が戻ると、この日は敵地でありながらも、ホームランを放った。この本塁打の後もどすこいは行っていた。開幕してからのこの1か月は今年も本塁打王いけるんじゃね!?と思ったぐらい、バンバン打っていた。それほど心身ともに状態も
よく比較的楽に野球に取り組めていたと思う。

7月後半~8月 傾向:どすこい有(声控えめ)

夏の暑さが厳しくなる7月後半からも本塁打の数は量産体制に突入していた。楽天戦での3戦連発が目に光るところだ。そして7月24日、本拠地メットライフドームに観客が戻どって来た日、この日もホームランを放ちどすこいポーズをファンとともに分かち合った。さらに圧巻だったのはホークス戦である。敵地で迎えた6連戦で2発放ち相性の良さを示した。どすこいポーズもいつも通りにやっていた。むしろ観客が声を出せないので山川の声がよく響き迫力が増しているようにも感じた。しかし歯車が狂ったのは8月8日のことである。空振り後にねん挫したのである。この怪我が今シーズン、山川を苦しめた。



注:ここから先はモチベーションがぷっつり切れたので上記よりもっと薄っぺらい話ですが御了承ください...

8月~最終戦

ぐんと調子を落としたのは9月頭ぐらいからだったろうか。
振っても振っても当たらない。
ホームランを打ってもあんまりらしくない打ち方だと感じた。
足首捻挫をだましだましやっていたが、みている身としては
少し悲しかった。10月1日ついにどすこいを封印した。
といっても1試合だけだったかと記憶する。調べてもこの1試合だけだと思う。
そこからぼちぼち本塁打を重ねるが、10月31日出場選手登録を抹消され、3年連続の本塁打王を逃した。
オフシーズンは足首治療を最優先に行っていた姿が印象的だった。


まとめ

2021年シーズン、全体的に不調だった山賊打線を甦らすには
やっぱり山川穂高の力が非常に重要になってくる。春季キャンプは所沢・春野(B班)だが、オープン戦が始まる頃には一軍に合流し開幕に合わせて爆発的な活躍を魅せてほしい。山賊が機能すれば、優勝の可能性を大いに手繰り寄せることが出来ると思う。目の前の敵を打ち破って欲しい。


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