見出し画像

RTAを歩く

夏のRTA in Japanが終わってから2週間
TGSではRiJ協力でRTAイベント
世間にRTAといった遊び方もあるぞと、広まってきていますね

それに反して、どうしてもRTAってのは難しい
他の走者が走ってるのを見るのは当然だ
だが、正直自分で何回も走ってるゲームだってコントローラーを放り出したくなるほど難しい

なので時々、RTAを歩いて遊んでみたりもします。
ガイド化された誰かのルートや再現性のないバグ、知らない走者の動画のルート
それをちょっとなぞったり、やってみたり、だからといって組み込んで走ったりするわけではない。

それは果たしてRTAなのか?
RTAじゃないですかね、たぶん

例えば将棋には、先人の痕跡として棋譜があります。
勝った方にも負けた方に戦法がありチャートが存在する。
なぞればなぞるほど自分の知らない道程があり、走らないまでもRTAの練習になります。

「そんなのRTA走者だから楽しいんじゃないの?」

意外とそういうわけでもない。
飛脚の走った東海道を歩いて辿るのは面白いか?
マラトンからアテネを歩いて辿るのは楽しいか?
風が強く吹いているを読んだあと、東京箱根間を歩くのはワクワクするか?

まだやったこと無いが、想像するだけでも心が浮く。
見たことだけある知っている景色が、自分の中に飛び込んでくる感覚は他に代えがたい良さがある。
自分が彼らと同じ用に走らないまでも、景色の中に身をおいてみるだけで新しい知見は多くある。

じゃあ、夏に見たRTA in Japanの好きなゲームを歩いてみるのは?
きっと楽しいと思う。
もちろん、人によるし、ゲームにもよるけど

なので、RTAってのは走るものだって気負わずに
誰かがやってみたRTAのグリッチもいらないようなプレイの道筋だけでも辿ってみるのも楽しいかもしれないですね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?