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備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(準備編)

単純に今回の旅の記録を残しておきたくて書いている。

コロナ渦で海外渡航をするということの真実。ビジネスでもなく、家族や自分たちのための渡航だ。ほとんど楽しみはなく、義務だ。出張と呼んでいる。

日々各国の感染状況は変わり、政府が掲げる対策も刻々と変わるご時世だ。

今回決断したのは、英国側が10日間の待機期間を撤廃するというニュースが入ってきてすぐのことだ。そんな時期が来た時のために、年齢的にまだワクチン接種が公には周知されていなかったときに運よく接種でき、ワクチン証明書も速攻入手していつでも行けるようにしていた。

主な理由は高齢の義父のため。入退院を繰り返し、それでも自宅で暮らしたいという彼の願いのため、状況を把握するには行って実際見てみることが重要だった。

英国政府のアナウンスメントがあってすぐ、解除される予定の翌日に航空券を予約した。そこからは、その当時必要な渡航前手続き見つつ撤廃されてからの手続きを半信半疑ながら信じて必要な手続きをした。

ワクチンパスポートはある。今回特にこれが緩和の鍵となることから、記載内容を何度も確認した。そして到着2日目までにPCR検査をすることが必須条件で、渡航前に予約をしなければ入国させてもらえない。これは滞在先の近くにちょうどよいところがあったので、すぐに予約をした。

と同時に日本へ帰国をする前に必須の72時間前以降のPCR検査のできるところを探すのが一苦労だったが一応予約はしてみた。

苦労の理由である。渡航を考えている人にお伝えしたいのは、出発日を月曜日や火曜日にすると、この72時間以降の検査できる場所をみつけるのが非常に難しいということ。検査機関が週末休み、特に絶対的に日曜休みがほとんどなので、行きやすいところで、などと考えると大変狭まってくる。検査結果が出るのに48時間程度はだいたいかかるのだから。日本では数時間で結果を得られるところはあまりない。

英国側は、数時間で結果を受け取ることができる機関があり(主にロンドンや空港だが)、私たちも地元の空港にあるところで予約をしてみた。しかし、更なるストレスは、その機関がきちんと日本政府の掲げる証明内容に遵守した証明書を発行できるかである。

一か月前にアメリカから帰国した友人の、どこか一か所が不備で危うく帰国できないところだった話を聞いてしまった故に、非常に慎重になり神経を削って。今も実際行ってみなければどうなるかわからないという不安にされされている。

そもそも政府機関の緩和政策が実行されるのかは、何分サイトなどもその日のその時間にならないと更新されないので、確認のしようはないという半信半疑がギリギリまで続いたのだ。

準備も、今までなかったマスクをどれくらい持っていくかとか、消毒液とかどうするとかちょっとだけ余分に考えることがあった。そして出発日がやってきた。


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