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#エモいってなんですか?〜心揺さぶられるnoteマガジン〜

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理屈ではなく何か感情がゆさぶられるそんなnoteたちを集めています。なんとなく涙を流したい夜、甘い時間を過ごしたい時そんなときに読んでいただきたいマガジンです。
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#雑記

私流二日酔い回避術 #呑みながら書きました

街中華で吞みたかったんです ホントは、昨日の呑み書き本祭りに合わせてやりたかったんですけど、土曜は何かと家の用事が多いので、日曜に延期。 近所の中華料理屋さんのメニューをテイクアウトして、呑みました。昼から! うえーーーい。 キリン ぐりーんらbっる 1巻とはちみつレモンを半分。 まあ、寄っているともよっていないとも言えないていどでう。 たまに「お酒つよいですえね」といれまっすが、そうですかねえという感じです。夫は私の1、5ばいは飲むので(私調べ)そんあつよくないt感

クリスマスが近づくといつも

好きかどうかわからない時、たいていの場合好きじゃない。好きじゃないことを受け入れたくなくて、わからないとかいってるだけだ。 はじめて人を好きになったのは、中学3年生のころ。15歳だったけど、ちゃんとこれはほんものだってわかった。クリスマスが近づいて、毎年思い出す。 * * * 塾が終わって、駅からバスに乗った。一番後ろのはじっこの席に座って、大きな公園のそばの終点まで。イルミネーションなんてない街を眺める。ダッフルコートのトグルを上まで留めて、フードまでかぶって、バス停

曇天

地元では大雨らしい。こちらは曇り空。敷き詰められた今日の雲は、週末までまだ1日残している人々の深いため息で作られている気がする。雨はまだ降らない。ため息のカタマリはただただ厚みを増していく。そこには、ため息に混じって吐き出したみんなの心の涙が溜まっている。そんなもの浴びたくないから、みんな色とりどりの傘を持つ。人がひしめくあの街は、何色の涙を流すのだろう。雨は神さまの涙なんかじゃない。れっきとした、僕らの涙だ。 曇り空の時ほど空を見上げたくなる。鉛色の切れ間から、白く淀んだ

自己啓発本を手放す理由

先日、某心理カウンセラー(自己啓発?)のDVDをメルカリに出品した。 残念ながら、まだ売れていない。 30代後半からの10年くらい、この心理カウンセラーの言葉にしがみついて生きてきた。それをついに手放したいと思った。 自己啓発にはまっていた時期がある。やめたのは、つい最近だ。 やめたというか、忘れたというのが正しい。いつの間にか本を買わなくなった。ブログを読まなくなった。DVDを見なくなった。ラジオも聞かなくなった。ほんといつの間にかなのだ。 がんばらなくていい 心のま

【薄い本】Eine kleine Nachtmusik

Eine kleine Nachtmusik (アイネ・クライネ・ナハトムジーク) 『小さな夜の歌』 ・・・ 『セミってさ、昼しか鳴かないらしいよ。夜はどこかで寝てるのかなぁ。』 彼女が急にそんなことを言い出した。既に夜の帳は下りている。夜風で揺れるカーテンの間から、気だるげなネオンが見え隠れする。彼女の服を脱がせ、ブラジャーのホックに指を掛けたところだった。 『なんで急にセミが出てくんだよ。』 少し顔をしかめ、疑問をぶつける。彼女は時々突拍子もないことを突然言い出

この目が見たいもの

新幹線。街を流れる人の川。空まで伸びるビル群。今日も誰かの残業が、美しい夜の街を作り出す。誰かの涙が、汗が、辛さが、苦しさが、光る。そうやって生み出された景色は、星なんかよりももっと綺麗で幻想的で心動かされるものであるべきだ。人の頑張りが光っているのだもの。 美しい景色を眺める側になるか、作り出す側になるか。どちらに転ぶとも知らず僕は星がよく見える場所へと逃げるように帰る。小さく光る星達だけはよく見えるんだ。 綺麗な景色は眺めていたいよ。夜景の一部にはなりたくないなんて思っ