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深夜、ほこりに気づいた

今、眠たい目をこすってこの記事を書いている。
寝た方がいいのはわかっているけれど、この灰色の気持ちが私の全てを染めないように吐き出したくなった。ワクワクのモヤモヤではない、灰色のモヤモヤを。


いつからか、前のように、突っ走ることができなくなった。
好きなことに一生懸命で、
誰よりも好きなことに自信を持っていて、
夢中になっていて、
自分の言葉で想いを伝えていて、

なにより、すっごくワクワクしていた。黄色に染まっていたひなこは、知らないうちに隠れてしまった。

まるで前のひなこが嘘だったかのようにも思えるほどに、自分の信じたいことさえも信じられなくなっている。

実現したい社会も。
やりたいことも。
好きなことも。
すべて不安でいっぱいになって、「これでいいのかな?」なんてすっごく嫌な言葉をずっと言っている。
「自分」を忘れて、客観的にみすぎてしまっている。まるで、評論家みたいに。

そんな自分に嫌気がさして、どんどん灰色が溜まっていく。
ほこりみたいに。

あ、
ほこり。

そういえば、ほこりがなぜ灰色なのかを、前テレビで見た。
ほこりは、顕微鏡で見てみると、赤や青、緑、黄といった様々な色の繊維が存在していて、遠目から見ると、それが混ざって灰色に見えてしまうということらしい。

そう思ったら、私の今の灰色は、ほこりみたいに、たくさんの気持ち(色)が混ざっているのかもしれない。

自分に嫌気がさしたから、灰色が増えていくわけではないのかもしれない。

なんだか、心が軽くなったようにも思える。

それでも、”突っ走ることができなくなった”という事実は、残念だが変わらない。
どうしても、憧れの人や、好きな人、喜ばせたい人、褒めてもらいたい人がいるから、気にして考えてしまう。

また、ほこりが大きくなっていく。

きっと、しばらくはこのほこりたちと一緒に生きることになる。
でも、いつかは、ほこりから、鮮やかな色の繊維へと変われたらなと思う。

焦らず、私なりの方法で向き合っていこうと思う。
掃除機で吸って、無くしてしまわないように。
最大限の注意を払いながら。


11月、12月の目標は、軸をつくること。
自分の人生のテーマやコンセプト、軸を、なんとなくではなくて、はっきり言語化して、プレゼンができるくらいに表現できるようにする。

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