私がBBLで精神を蝕んだ理由を改めて考えてみる

皆様どうもお久しぶりです。hinakanoです。

最近になっていきなり嫁能力と名前の関連性についての研究を再開したり、カオスタイムに特攻してBBL復帰チャレンジをしてみたりと色々精力的に動いております。

そんな私ですがBBLを休止したのが一昨年の11月。気が付いてみればかれこれ1年以上の長い冬休み期間に入っておりまして。BBLのない生活をこれでもかというくらい謳歌しています。

というか私は休止宣言したとき「高専5年の進路が決まる頃…夏休みあたりで復帰するかもな」というくらいに思っていたので、正直ここまでお休みの期間が延びたことに自分でも少々ビビっています。

あまりにも休みが長すぎるので「向日葵の教会と長すぎる冬休み」というタイトルでの新作ゲーム発売が決まりそうです…いや完全なるパクリゲーやん。枕に怒られるぞ?
ちなみに元ネタである「向日葵の教会と長い夏休み」、通称ひまなつにおいて私は圧倒的詠ちゃん推しでありスマホの壁紙が詠ちゃんになるくらいには詠ちゃん大好き人間です。今日も私は詠ちゃんをポケットの中に突っ込んで(意味深)、べったりとラブラブ生活を楽しんでいます。
こんなこと言ってると可憐ちゃん(=「さくらむすび」の世良可憐、最推しの一人、かわいい、ロリ体型、最大限の愛情を注ぎ込んでこれでもかというほど甘やかしたい、彼女)や葉月ちゃん(=「アストラエアの白き永遠」の橘葉月ちゃん、最推しの一人、かわいい、ロリを超越した真の幼女、お兄ちゃんとして全てを捧げ貢ぎたい、彼女)にそのうち見捨てられてしまいそうです。それだけは絶対に嫌!許して!!うわああああああああああああああああああ


まあ、それはさておき。

なんか気が付いたらダラダラと時間が過ぎていき、いつの間にか1年以上が経っていたんですよ。

建前では「!!!カオスタイム!!!」を魂ゲージ100%でクリアすれば復帰しますよ~とは言っていたものの、それも「まあこんなのできる訳ないし復帰したくなったタイミングで前言撤回して復帰すればいいや」と思っていた訳ですよ。

それでもいやなんというか、復帰する気力が湧いたり湧かなかったりはしてるんですが(躁鬱か?)結局復帰しない方向に動いちゃう。
そうこうしているうちに、いつの間にかカオスタイム魂クリアが夢物語でもなくなってきているという事実。

始めたころはこんなんできる訳ないでしょ、と思っていた≠MMやUFOをクリアできるほどまでプレイしてきた太鼓の達人、気が付いたらFAVORITEの作品をハラショウ以外全部プレイしていた恋愛ADV。どちらも歴がBBLより長くなっています。

この2つはそこまで病むことなくできるのに何故BBLはダメだったのか(今でも気が乗らないのか)。
振り返ってみると案外自己分析できるもので、そりゃ病むでしょという要素のオンパレードでした。

と言う訳で、今だからこそわかるBBLを辞めた理由を探る物語のはじまりはじまり。


価値観の違いが生む軋轢と疲弊

まあ結論から申し上げますと、私は

全てを追い求めた結果死んだ

のだという答えを自分の中では導いています。

これについてちょいと詳しく話します。

さて皆様はBBLで育成をするとき、どういうことを重視しているでしょうか。

「能力の見栄え」…?いいですねぇ。
能力値、特にアルファベットは色が決まっていることもあり最も”バエる”部分ですからね。見栄えは大事。
現実でも私みたいな不細工よりイケメンがモテるでしょ?見栄えってのはそういうことです。

「総経験点」…?いいですねぇ。
総経験点という概念自体かなり高尚なものであり、ある程度理解ができていないと効率よく数字を伸ばすことができない指標ですからね。
それでいて万人に通用する指標でもある。素晴らしいですね。

「成績やタイトル数」…?いいですねぇ。
実際のプロ野球選手だって、成績出して大舞台で活躍して、そしていい年俸をもらうために活動してるんですから。
野球ゲームとしては当然の考え方であると言えるでしょう。

「実在の選手の再現」…?いいですねぇ。
これは本当に高度な技術で、再現性を求めすぎると(特に現役時代あまり活躍していなかった選手の場合)既存選手の下位互換になってしまうこともあるでしょう。しかし強すぎたら強すぎたで再現としてのうまみがなくなってしまうんです。
いい塩梅の着地点を常に追い求め続けるこのスタイル、とても真似できない技術だと感じております。

「ドラフト指名されたい」…?いいですねぇ。
ドラフトはBBLの中でもかなり有名で大きなイベント。未だに「ドラフトで上位指名されること」=「上手い製作者だと認められること」だという価値観も根強いと思います。

まあ大きくはこんな感じでしょうか。
勿論他の育成方針を掲げている方、あるいはSBLで球団幹部を務める、イベントの主催者になる、賞の運営をするなどして場全体を盛り上げようという方もいらっしゃるでしょう。

じゃあ私はどうだったんだろう、と考えたとき間違いなく言えるのは


信念が無かった


無かったというよりは、どこかに振り切れていなかったんですよ。

一応元々は経験点寄りの考え方ではあったんですけどね。
SBLにいたころは特に何も考えずテキトーに計算機叩いてやりたいようにやっていたのです。とはいえ、1世代目2世代目とタイトルが全く取れず(しかもどちらもドテンプレ育成)、「タイトルの1つも取れない私って一体なんなんだろうなー…」と思いながらSBLを辞めようとしていたのが相当トラウマになっていたので、まあ1選手で1つくらいはタイトル取りたいな~という思いはありました。

しかし某氏の教えで経験点の概念を知り「こんな見方があったのか!」と度肝を抜かれたもので。以来経験点寄りの育成をするようになりました。
これがBBL2~4世代目あたりまでの話。

ところが転機が訪れます。ドラフトに対する苦手意識が飛び始めたさながらの第9回BBL選手ドラフト。あの回だけは指名拒否解除して臨んでいたんですよ。

そこで(あのドラフト自体がちょっとアレ扱いされているとはいえ)当時総経験点2位のWindows 95が指名漏れしたことで「あー経験点育成はあかんのやな」と思う訳です。

でも経験点を積めない限りいい選手はできないのもまた事実で。

結局ドラフトには苦手意識が再度芽生え、あーそうだよね見栄えも大事だし(実際能力枠で指名された選手は見栄えと経験点の双方に優れる)、成績も大事よなと思い始めました。
いやでもWin95ってタイトル20個くらいとった気がするんだけどな
ただ実際見栄えは悪い。DかCが無きゃそりゃ指名対象に入りませんわな。

そんなに指名云々気にするなら家系紹介記事書けよと思うかもしれませんが、このスプシにほぼ全てを纏めている以上記事に書くことなんかなんもねぇよっていうマインドでいたのと、
家系紹介を書いたら負けという謎のこだわりを持っていたため一切の記事を書きませんでした。
ただ実際うまい人は記事を書かずとも、もっと言えば無言プレイでも指名されています。まあ、つまりそういうことです。

そもそも先程述べたように各個人によって重視する項目というのは異なる訳でして。ですからドラフト指名にも指名者の主観が入ってくるのは自明な訳で。「指名された云々抜きで楽しみましょう~」と主催者の方がよく宣伝されているのはそういう背景があってのことだと考えています。

それでも私はイマイチ楽しめない訳です。
能力的に優れたと(主観的に)思っている選手が指名されると「まあ当然だよなぁ…でもこの人は○世代しか作ってなくてもこんなに上手い育成できるのに自分はいつまで経っても上達しないよなぁ」ってなりますし(ベテランの方が指名されると「やっぱ○○さんすごいなぁ…そのくせ自分は」ってマインドになる)、そうでもないと思っている選手が指名されると「あー自分ってこれ未満なんだ、カスじゃん」ってなる。
それで結果見て、「あーもっとこういうことしなきゃな」って色々考えた結果迷走が始まるという。これが嫌になったので再度指名拒否に転じたのです。
が、ドラフトとかしてなくてもこういう状態になってます(能力完成ツイポストとか見てると特に)。心休まる場所がない!

育成手腕に自信がある方は、人様の素晴らしい選手を見たり、あるいはイベントで納得のいかない結果になっても(それをさらに養分へと変えて)自分の信念を曲げずに育成ができるんですよ。
ところが私にはこれといった成功体験というものがないのでいつまで経っても自分に自信が持てず。結果として育成方針が行方不明になってしまったのです。

勿論私も人様の強い選手のビルドを見て、それを研究して計算機に入れて…ということをやってはいるのですがどうも上手くいかず…
全盛期シートをひたすら検索し「どうすりゃこんなの作れるんだよ」という壁に大量にぶち当たってはあまりにも無謀な目標(早熟で速質変制BBBB、速質変AAA先発、ミパ走精CAAA…etc)を立てて計算しては絶対無理だと絶望し、結局ある程度達成の見込める新規能力で妥協する毎日。
まあ私が下手(というか馬鹿)すぎて無謀だって勝手に思ってるだけかもしれませんけどね。

現役末期は野手なら小技、投手なら球質に逃げてばっかりの生活してましたからね。新規能力開拓こそできても充実度はあまりに乏しい。

またやはり恋愛ADVのキャラを作るときはその娘のイメージをあまり壊したかったのと、Microsoft軍団でもmeみたいなやべぇやつはイメージを壊したくなかったので、再現育成の要素も本気でやってる方の0.114514%くらい齧っていました。

そんなこんなで結果生まれたモンスターが私。
要は「見栄えと経験点の双方に優れ、成績も残せるうえ原作のイメージも壊さないすげぇ選手を作ろう!」
というマインドで毎世代挑んでいた訳です。そりゃ潰れるわ。


その他もろもろの原因たち

これだけが要因という訳ではなく(主たる要因ではある)、他にもいろいろあって辞めたのでここにまとめておきます。

太鼓の達人が面白過ぎる

こーーれはかなり大きい。

段位道場(実力を試すためのモード)をやっているとはいえ、'22五段→'23六段とまあお世辞にも上手いとは言えないし地力もなければ大してガチ勢でもない私。

それでもこのたった1つのステップアップを感じられる喜び、2022年に合格できなかった六段に2023で合格できた!という喜び。これはBBLには無かった感情なんです。

じゃあなんでこういう現象が生まれているのかというと

BBLは自己完結が難しい
太鼓の達人は自己完結が可能

という決定的な違いがあるところによるものだと思っています。

相当自分の育成に自信がありますとか、これは間違いなく驚かれる能力が完成しましたとか、あるいはすげぇ成績出せました、通算成績えぐいことになりました、みたいなことがないとBBLって自分で消化できないと思うんですよ。
要するに周囲に他の製作者=「評価する"誰か"」がいてこそ消化されるコンテンツだと思うんですよね。
(この状況を脱却できている方は信念が固まった高尚なプレイヤーであるということですな)

一方太鼓の達人は「スコア」「王冠」「難易度(☆の数)」「段位」とわかりやすい指標がある上、有志の方が全良難易度やクリア難易度を纏めてくださっている(後者は現在無期限更新停止中ですが)こともあり、今現在の自分の立ち位置がわかりやすいんですよね。

ですから「初めて見たときは全く意味不明だった≠MMがクリアできた!」とか「初回プレイで不可2桁だった幻想即興曲を2回目でフルコンできた!」とか「初回プレイで90万点にも乗せられなかった儚姫(表)を紫雅(95万点以上)でフルコンできた!(ちなみにこれが☆10初フル)」とか、あるいはもっと些細なことでも自分の成長を実感できるんですよ。
昔やって以来プレイしていない曲のの成績をドンだーひろばで眺めてると「あー私成長したなー」ってなりますもん。

でもBBLにはそういった感情が得られる機会が滅多にありません。
そしてもし得られたとしてもスパンとしては早くて1ヶ月に1回。
1曲約3分、1クレ約10分の太鼓とは(そんなにスピード成長することは稀だとはいえ)そういった面でも対照的であるといえるでしょう。

さらに、「あのとき作った選手、作ったばかりのときは達成感あったけど今見ると弱くね…?」となってしまうのもよくあることでして。

だからといって今の選手がよくできているという保証もない訳で。

多分、BBL自体そんなに向いてないんじゃなかったのかなって思います。
ネットでよく見かける「十段未満は太鼓向いてないから辞めた方がいい」は禁句ですよ?

まあ、別に太鼓じゃなくてもこういう経験が得られるものならなんでもよかったんでしょうけどね。私にとってはそれがたまたま太鼓の達人だったというだけで。

恋愛アドベンチャーゲームが面白過ぎる

こーれも滅茶苦茶大きい。

実際「シナリオが面白いと評判のゲーム」をある程度かいつまんで遊んではいるので、そのぶん平均的な満足度は高いんです。
とはいえ「前後おおおおん!」とか、攻略対象キャラが減ったうえ新規参入ヒロインが存在する謎のFDをやっていたときは「まだ計算機叩いてた方がマシか?」と思いましたけど。

それでも…


2次元の女の子、可愛い!!!!!!!!!!

ロリキャラ万歳!!!!!!!!!!!!!

可憐ちゃんありがとう
葉月ちゃんありがとう
詠ちゃんありがとう
真紅ありがとう
明日歩ありがとう
千和ちゃんありがとう


まあこういう風になる訳でして。

全てを受け止めてくれる美少女はBBLには存在しないんですよ!

自分好みの美少女が出てくるというただその1点だけでアドがとれちゃうんです。
"ゲーム"というカテゴリで見れば大枠はBBLも恋愛ADVも一緒ですからね。やっぱり美少女に出逢えないBBLはちょっと…

まあ一応、デレマスのロリキャラとかは結構BBL経由で知って、それがきっかけでセンシティブな絵をみたりし始めるということはありましたが…

しかしこうして見るとマジでFAVORITEの作品ばっかやってますね。
もうそろゆずとか紫とか王道行ってもいいかもしれません。

BBLに向き合い切れていない

上手くなりたい!と願っているにも関わらず、上述の通り太鼓や恋愛ADVに精を出してみたり、令和の世に突然ポケモンプラチナを始めてみたり、ドラクエ9のクエスト埋めを始めてみたり…
私ほんといつの時代の人間よ?

一応、編入の推薦を取るために好成績収めないといけなかったのでそのための勉強をしていた、という真っ当な(?)こともしていました。
その推薦も取らず他の大学の推薦を取った挙句落ちて努力は水泡に帰すわけですが

軽くTwitterXなどを眺めていますと、本当に上手い方はBBLを主軸にして生活を回しているんです。
私も一時期そうだったとはいえ、結局は他のことに精を出してしまう日々。

だから上手くなれないんでしょうね。

あれもこれもBBLもと全て賄ってしまうすごい方も中にはいらっしゃるのでしょうが、生憎私は不器用で要領が悪いもので。

だったら「上手くなりたい!」の一点だけではなく他の楽しみ方をすれば良い、というのは尤もなのですが、なかなかそういう訳にもいかないんですよねぇ…

負担が大きくなり過ぎた

そんなこんなで色々なことを気にしながらプレイしていたところ、転生するたびに計算機を1時間2時間、挙句は翌日に跨いで叩くなんてのは当たり前、下手したら授業中もずーっと計算機ばっかり叩いてたりしました。それでも全然出来が良くならない。

それと、私が物凄く心配性なのも負荷が大きくなっている一因を担っています。どのくらい心配性かというと1回グキる程度のことで「これヤバくね?」ってなり計算機を打ち直したりグキ率何%でいけるか計算したり、酷い時は目標を下方修正できないかとこれまたずーっと計算機叩いたりしていました。
それがなくとも、毎年(2日に1回)以上のペースで計算機叩き直してましたからね。ほんとにこの能力いけるか?って。経験点オーバーしそうなら目標の再設定も同時にやっていました。
巷で噂の新NISAとか絶対向いてないタイプだなって思います。

最初はそれが全く苦ではなかったのですが、いつからかすごく大きな負担であるように感じてしまって。

またある時から成長期2や成長期3の研究を始め大量にデータをとって分析し見やすいようにグラフに起こしてみたり、こんなに違うなら新しい成長型メモ作るか~となって本当に作ってみたり、嫁能力の決まり方を検証するために自力でphpのプログラムを書いて走らせたりしていました。
研究者ポジション、という謎の人物の誕生です。

結果的に成長型メモの完全版を作成することができたのは大きな成果だと思いますし、私もリリース時は大変嬉しかったです。というか、今となっては私の存在理由は専らそこにあるとすら感じています。

そのうえ「SBLからは消えたけど盛り上げていきたい!」の一心でSBL睦月賞の運営にも携わっていた時期もありましたね。

まあ…はい。何でもかんでもやりすぎですよね。
そりゃキツくもなりますよ。

というか、大体研究者すら向いてないと思うんですよね私。
研究が嫌になって、やりたいこともなくなって大学院進学の道を自ら閉ざしているというのに…

なんか他にもいろいろある気がするんですけど、とりあえずこんなところで。

おわりに

こうして今思い返すと「逆によくBBL2年以上も続けられたな」と感じます。
そこまで長く続けられたのはBBL内外問わず私と仲良くしてくださった皆様のおかげであると思います。

いつもディスコ等で懇意にしてくださっている皆様には本当に頭が上がりません。感謝申し上げます。

そして最後に一つ思いました。

ここまで書いてきた私の内面。

これってただの承認欲求の塊では…?ってね。

承認欲Q!

あー承認欲Qフルコンしたい。

近いようで遠い。いや、普通に遠い。

こんなマインドなら当面復帰見送った方がいいのでは


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