ゴールデンウィークに体調を崩して終わりになりました 日記:24/05/04

先日からの40度近い発熱が引き、いよいよ平熱くらいに差し掛かるかといったころ、左耳に閉塞感のような違和感を覚えた。
妙に音がこもったような、そんな感じがする。
発熱は扁桃炎ではないかと思っていた矢先だったので、これはもしや中耳炎的なやつなのでは?と思い立ち、医者嫌いだったぼくもさすがに重い腰を上げ、近所の耳鼻咽喉科に向かおうと決心したのは今年のゴールデンウィークの半ば、祝日の土曜日であった。

結論から言うとこの日、医者に診てもらうことは叶わなかった。
敗因は、今日が祝日であるという認識がぼくの中になかったことだ。
土曜日にやっている医者を探してはタクシーで移動し、暗い院内をみつめ、または徒歩でとほほと移動し…というのを繰り返し、ようやく祝日という事実に気づいたのは2度ほど降りたシャッターをみたあとだった。
タクシー内広告で流れていた石原さとみと兎のパペットの会話も見飽きてきてしまった。

近所で祝日に営業している医者を調べるものの、今日開業しているところはなく、ゴールデンウィークのその黄金の輝きを感じた。

もちろん医者を責めるつもりはなく、相応に休んでくれよとは思うが、いける範囲内に一軒もやっている医者が無いのは世界に悪態をつきたくなってしまう。
こう、ほかのとこがやってない日を補うような感じでちょっと休診日をずらしたりとか…そういう感じでいいかんじにやってもらえたりするとうれしかったんだけれど!!!
きっとなにか法律とか、そういった事情があるんだろう。

「ゴールデンウィークのぽわぽわとした空気に、日陰者のお前が水を差すな!!!!」と頭の中で誰かが発して、それに対して、はいすみませんでした、としか返答ができなかった。

光の者たちはゴールデンウィークのために体調を万全にするのだろうか。
ぼくには無理だ。

とにもかくにも、耳の腫れぼったい感じというか、閉塞感というか、異物感というかを抑えるために薬局でロキソニンを購入した。
薬局の店員さんが「早めにお医者さんを受診してくださいね」と会計のときに言っていた。
本当に中耳炎なら放置するとやばい、というのはネットサーファーのぼくにとっては既知の事実で、早めに医者に行くべき、というのは100も承知だ。
お医者さんが開いてなかったんだい!!という悪態をつきたい気持ちと共にロキソニンを胃に流し込む覚悟を決め、帰路についた。

ちなみに、後日診察してもらったら普通に扁桃炎だったし、中耳炎を併発していた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?